霊気/Aether
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0107 Ask Wizards 2007/1/3]によると、「Æther」は英語の「ether」と同じ言葉で、[[カード名]]にも登場する「ethereal」はその形容詞形である。ただし、[[マジック:ザ・ギャザリング]]において「æther(ether)」が次元間物質の意味で使われる一方、「ethereal」は標準英語と同じく「intangible(実体がない、無形である、触れられない)」または「celestial(天空の、天界の)」くらいの意味合いしか持たない(カード名の和訳では「天上」または「天空」)。また、日本では「エーテル」と呼ばれることもあるが、公式の発音は通常の英単語「ether」と同じく「EE-ther(イーサー)」である。 | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0107 Ask Wizards 2007/1/3]によると、「Æther」は英語の「ether」と同じ言葉で、[[カード名]]にも登場する「ethereal」はその形容詞形である。ただし、[[マジック:ザ・ギャザリング]]において「æther(ether)」が次元間物質の意味で使われる一方、「ethereal」は標準英語と同じく「intangible(実体がない、無形である、触れられない)」または「celestial(天空の、天界の)」くらいの意味合いしか持たない(カード名の和訳では「天上」または「天空」)。また、日本では「エーテル」と呼ばれることもあるが、公式の発音は通常の英単語「ether」と同じく「EE-ther(イーサー)」である。 | ||
*[[第5版]]以降は「上天」とも訳されたが後に「霊気」が定訳となった。辞書的には上天も霊気もæther(ether)の訳としては適切である。 | *[[第5版]]以降は「上天」とも訳されたが後に「霊気」が定訳となった。辞書的には上天も霊気もæther(ether)の訳としては適切である。 | ||
+ | *英語では長らく[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%AD%97 合字]の「Æ」を用いて「Æther」と表記されてきたが、[[カラデシュ・ブロック]]以降は合字を用いず「Aether」と表記されることになった。理由としては翻訳などの場面で合字が障害になっていたことが挙げられている([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/daily-magic-update/update-2016-05-16 参考])。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[久遠の闇/Blind Eternities]] | *[[久遠の闇/Blind Eternities]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2016年9月14日 (水) 22:31時点における版
霊気/Ætherは次元/Planeと次元の間を埋める物質(extraplanar stuff)である。
多元宇宙/Multiverseに広がる霊気に満ちた無限の空間をプレインズウォーカー/Planeswalkerは久遠の闇/Blind Eternitiesと呼ぶ。召喚呪文はクリーチャーを霊気経由で引っ張ってきて実体化させる魔法とされる(→Ask Wizards 2004/4/14、Ask Wizards 2007/1/3参照)。
- Ask Wizards 2007/1/3によると、「Æther」は英語の「ether」と同じ言葉で、カード名にも登場する「ethereal」はその形容詞形である。ただし、マジック:ザ・ギャザリングにおいて「æther(ether)」が次元間物質の意味で使われる一方、「ethereal」は標準英語と同じく「intangible(実体がない、無形である、触れられない)」または「celestial(天空の、天界の)」くらいの意味合いしか持たない(カード名の和訳では「天上」または「天空」)。また、日本では「エーテル」と呼ばれることもあるが、公式の発音は通常の英単語「ether」と同じく「EE-ther(イーサー)」である。
- 第5版以降は「上天」とも訳されたが後に「霊気」が定訳となった。辞書的には上天も霊気もæther(ether)の訳としては適切である。
- 英語では長らく合字の「Æ」を用いて「Æther」と表記されてきたが、カラデシュ・ブロック以降は合字を用いず「Aether」と表記されることになった。理由としては翻訳などの場面で合字が障害になっていたことが挙げられている(参考)。