香醍/Kyodai

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;[[機械兵団の進軍]]
 
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-3-mother-son-and-story March of the Machine | Episode 3: Mother, Son, and Story]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036765/ メインストーリー第3話 母、息子、そして物語](Magic Story [[2023年]]3月17日 K. Arsenault Rivera著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-3-mother-son-and-story March of the Machine | Episode 3: Mother, Son, and Story]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036765/ メインストーリー第3話 母、息子、そして物語](Magic Story [[2023年]]3月17日 K. Arsenault Rivera著)
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;[[ダスクモーン:戦慄の館]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-three-dont-look-back Duskmourn: House of Horror | Episode 3: Don't Look Back]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DSK/0038093/ 第3話 振り返ってはいけない](Daily MTG 2024年8月22日 Mira Grant著、香醍を模した[[光霊#ストーリー|光霊/Glimmer]]が登場。本人は登場せず名前のみ)
  
 
==その他==
 
==その他==

2024年9月30日 (月) 03:19時点における最新版

香醍(きょうだい)/Kyodai神河ブロック初出のキャラクター。カードとしては神河:輝ける世界神河の魂、香醍/Kyodai, Soul of Kamigawaが初出。

目次

[編集] 解説

神河/Kamigawa神/Kami。女性。全体的な輪郭は龍/Dragonのそれだが、胴体と四肢は無数の黄金色の腕が寄り集まってできた異形の姿である。背にはずらりと角ばった突起が生え、その周りには黄金色の球体が浮遊している。額にはひときわ大きな黒色の球体と、三枚の人の顔の仮面がある(イラスト)。

大口縄/O-Kagachiの子であり、彼から世界の帳を司る力と役割を引き継いだ。代々の神河の皇/The emperorは、彼女に選ばれ、彼女と特別な絆を結んだ者たちである。永岩城/Eiganjo中心部の、皇の私室に繋がる社が彼女の住まいとなっている。

[編集] 経歴

[編集] 神河ブロック

永岩城の君主、今田/Kondaが神の領域からあるものを奪い取ったことで、神と定命の者との戦争である神の乱/The Kami Warが勃発した。その奪われし御物/That Which Was Takenは、神河最強の神である大口縄の一部だったのだ。

二十年にわたる戦争のすえ、奪われし御物が砕かれ、その内に囚われし神にして大口縄の子である「香醍」が解き放たれると、彼女は今田の娘、今田魅知子/Michiko Kondaと協力して大口縄を討ち、今田にも死を与えた。こうして神の乱は終結した。

[編集] 神河ブロックと神河:輝ける世界の間

魅知子の子孫である今田家は、数百年にわたり、香醍の加護の下で皇として神河を統治し続けた。だがある皇が若くして死ぬと、その弟とその夫との間で後継者争いが勃発し、戦乱時代/The Shattered States Eraが始まった。

この事態に山崎/Yamazaki家のとある兵士が立ち上がり、前皇の夫を暗殺し、続いて前皇の弟のもとに向かったが、彼も武装して待ち構えていた。だが自らの居室で争いを目にした香醍はとうとう我慢の限界に達し、今田家から統治者の特権を剥奪した。以後、皇は世襲制ではなくなり、香醍によって一般市民から選ばれるようになった。

[編集] 神河:輝ける世界

[編集] 永岩城の異邦人/A Stranger in Eiganjo

皇宮/The Imperial Palaceに侵入者を告げる警報が鳴り響いた。皇のもとへと向かった漆月魁渡/Kaito Shizukiは、香醍の社から苦痛を帯びた三つの声――叫び、歌、囁き――が同時に上がったかのような音を聞き、その部屋へと突入した。彼は温水の中で悶え苦しむ香醍と、その隣で何かをしていた金属の腕の男を見た。男は逃走し、皇の姿はどこにもなかった。

[編集] 突入/The Break-In

失踪から十年を経て、皇がとうとう神河に帰還した。十年ぶりに皇と再会した香醍は苦痛に呻いていたが、現実チップ/The Reality Chipの力で皇こと放浪者/The Wandererプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが安定すると、落ち着きを取り戻した。

その後、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasとの戦いで窮地に陥る魁渡とタミヨウ/Tamiyoの幻視を見た放浪者は、香醍に協力を依頼した。香醍との絆により、放浪者は不安定な灯を一時的に制御し、魁渡たちのもとへとプレインズウォークした。

[編集] 次なる戦いへ/Threads of War

放浪者と精神が繋がった香醍は彼女に、永岩城が浅利の蜂起軍/The Asari Uprisersに襲撃されていることを伝えた。放浪者たちはただちに城に戻り、蜂起軍と戦った。敵の指導者である理想那/Risonaに情けをかける放浪者に、香醍は異を唱えたが、結局最後まで彼女が理想那にとどめを刺すことはなかった。

戦いは終わったが、放浪者の灯は乱れていた。じきに神河から再びプレインズウォークしてしまうのだ。彼女は反対する香醍を説得し、臨時の統治者として、軽脚/Light-Pawsを摂政に指名した。放浪者が姿を消すと、香醍は悲しみに吠えた。やがて軽脚に八本目の尾が生えた――香醍の祝福を受けたのだ。

[編集] 機械兵団の進軍

完成化されたタミヨウとの戦いの中で上空から落下した魁渡であったが、何かが彼を優しく受け止めた。それは皇とケイヤ/Kayaを背中に乗せ、神河を守護するため飛び立った香醍であった。香醍が皇の剣に息を吐きかけると、輝く白色が刃を走り、彼女を取り囲むように白い文字が躍った。香醍の力を受けとった皇は、一太刀のもとタミヨウを切り捨てた。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

神河:輝ける世界
精霊の姉の召集/Spirit-Sister's Call(「精霊の姉」として)

[編集] フレイバー・テキストに登場

神河:輝ける世界
払拭の斬撃/Banishing Slash目覚ましい修復術/Brilliant Restoration(「我が姉」として)、啓蒙の手/Hand of Enlightenment魅知子の肖像/Portrait of Michiko無名なる覇王/Nameless Conqueror

[編集] イラストに登場

神河謀叛
奪われし御物/That Which Was Taken
神河:輝ける世界
目覚ましい修復術/Brilliant Restoration(通常版、淡光フレーム版)、精霊の姉の召集/Spirit-Sister's Call(淡光フレーム版)、君主今田の凋落/The Fall of Lord Konda

[編集] 登場作品・登場記事

神河ブロック
時のらせんブロック
神河:輝ける世界
機械兵団の進軍
ダスクモーン:戦慄の館

[編集] その他

  • 名前の由来は日本語の「兄弟」。作中で梅澤俊郎/Toshiro Umezawaがこの名をつける際に、「sibling(兄弟姉妹)」の意味であると語っている。

[編集] 参考

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