茂里憲之
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*経験値の低さや緊張、凡ミスを理由に、デッキ勝ちすることを心掛けている。そのため、弱いデッキはすぐに使うのを止める。その一方で、一見弱そうだがゲームを最大限に理解していれば使いこなせる複雑なデッキを好む(2022年時点)<ref name="tsuiho"/>。 | *経験値の低さや緊張、凡ミスを理由に、デッキ勝ちすることを心掛けている。そのため、弱いデッキはすぐに使うのを止める。その一方で、一見弱そうだがゲームを最大限に理解していれば使いこなせる複雑なデッキを好む(2022年時点)<ref name="tsuiho"/>。 | ||
*小学校3年生から4年生の頃に『バトルえんぴつ』を通じて確率について学んだ。しかも参考書などを使わず、総当たりでパターンを紙に書いて独学で計算していた<ref name="tsuiho"/>。 | *小学校3年生から4年生の頃に『バトルえんぴつ』を通じて確率について学んだ。しかも参考書などを使わず、総当たりでパターンを紙に書いて独学で計算していた<ref name="tsuiho"/>。 | ||
− | * | + | * 上達手段が分からず、フィードバックも得られないという理由で、MTGArena上での[[ドラフト]]を嫌っていたが、対人ドラフトでリミテッドの楽しさを知った<ref name="tsuiho"/>。 |
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2022年8月10日 (水) 01:05時点における版
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概要
高校時代までは家庭環境が悪く、病んで暗い人生を送っていた。勉強も全くせずに現実逃避でずっとカードゲームを行っていたが、高校時代にカジュアル勢中心のコミュニティで自分だけガチ勢であったためメンバーと衝突を起こして追放となっている[1]。
友達と喧嘩別れしたためまともに勉強をしようと自分でも知っている東京大学や名古屋大学を目指したが、東京大学には不合格となり、その後海外の大学院を目指して大学で研究室に入った。そこでやりたいことを一生懸命やっている人達を見て、自分が1位になるまで打ち込めることは何だろうと考えた。そのタイミングでマジックを勧めらた[1]。
2019年にマジックを始めてわずか2年でマジック・プロリーグ加入と世界選手権出場を決めた、驚異のシンデレラボーイ。Magic: The Gathering Arenaを主戦場とし、オンラインのコミュニティで調整するデジタル育ちのプレイヤーで、オリジナルデッキを好むデッキビルダーでもある。
人物・エピソード
- マジックを始めたきっかけは灯争大戦の天野喜孝版戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde Generalが仲間内で話題になったことだが、時間や場所を問わず遊べることから、紙ではなくArenaでプレイしているとのこと[2]。
- お気に入りのカードは荒野の再生/Wilderness Reclamation。ティムール再生で最も強いキーカードでありながらサイド後には枚数を減らすこともあるという点に、状況に応じて様々なカードが強くなったり弱くなったりするこのゲームの面白さが詰まっているという[2]。
- 『マナバーン2022』でのインタビューでは、普段の練習時間16時間、睡眠時間は7時間で、食事は練習しながら行うと答えている[1]。
- かつては口が悪く、軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces全盛期の頃は大変荒れていたという[1]。
- 「下手だとしても恥ずかしがらずにやることで能力を伸ばしていく世界になってほしい」という思いから、通訳を挟まずに英語のインタビューに臨むことをポリシーとする[2]。
- 機械学習が専門[2]。
- 「プロの言葉だけ信じるなら調整チームの意味ねーだろ!」と主張している[1]。
- 経験値の低さや緊張、凡ミスを理由に、デッキ勝ちすることを心掛けている。そのため、弱いデッキはすぐに使うのを止める。その一方で、一見弱そうだがゲームを最大限に理解していれば使いこなせる複雑なデッキを好む(2022年時点)[1]。
- 小学校3年生から4年生の頃に『バトルえんぴつ』を通じて確率について学んだ。しかも参考書などを使わず、総当たりでパターンを紙に書いて独学で計算していた[1]。
- 上達手段が分からず、フィードバックも得られないという理由で、MTGArena上でのドラフトを嫌っていたが、対人ドラフトでリミテッドの楽しさを知った[1]。
主な戦績
代表的なデッキ
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 『マナバーン2022』(ホビージャパン、2021年12月23日初版)pp.70-75 ISBN 9784798626918
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 プレイヤーインタビュー:茂里 憲之 ~MTGアリーナ世代のハイパーデジタル~(マジック日本公式サイト 2021年8月31日 伊藤敦著)