ルーサ・スコールハート/Rootha Squallheart

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===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===

2022年12月22日 (木) 23:06時点における版

ルーサ・スコールハート/Rootha Squallheartストリクスヘイヴン:魔法学院のキャラクター。カードとしてはストリクスヘイヴン:魔法学院の気まぐれな芸術家、ルーサ/Rootha, Mercurial Artistが初出。

目次

解説

アルケヴィオス/Arcaviosの魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenの大学の一つ、プリズマリ大学/Prismari Collegeに所属するオーク魔道生徒/Mage-student。女性。青と赤の色合いを帯びた長い髪と肌、短い牙を持ち、劇的で表現力豊かな、大抵は緋色の炎とアクアブルーの水の要素から成る衣服を纏う(イラスト)。

ルーサは激情的かつ情熱的で、芸術作品を完成させることに取り憑かれている。彼女は作業を終わらせ、評価に間に合うようにそれを提出することに問題を抱えている。担当の教授/Professorのほとんどにとって、少しでも見せてもらうためにはキャンパスで彼女を追いかける以外に選択肢がない。彼女は、作品はまだ完成していないと言い張っている――そしてそれが完全には正しくないと常に気づいている。彼女は先見の明のあるアイデアに夢中になり、それを素晴らしいものにするために何週間も制作に費やし、そして突然その作品に嫌気が差し、翌日には破壊してしまう、そういったことがしばしばだ。

名高く才能ある魔道士、サマラ・スコールハート/Samara Squallheartを母親に持つルーサは、家系の業績の数々に応えなければならないというプレッシャーを感じている――ルーサはスコールハート家における五代目のプリズマリ生なのだ。彼女は芸術家としての重荷を背負っており、家系に由来する絶え間ない関係性と期待は彼女をイライラさせ、時に怒りを誘発する。彼女はスコールハート家との繋がりから解き放たれ、自分自身のスタイルを追い求めたいと願っている。母サマラは氷と水でできた複雑な彫刻を作り上げることができたが、ルーサは野生的な魔法を有する。壮大に噴出する水を瞬間的に凍らせることができるのだ。彼女は自らの野生的な魔法を受け入れ、限界を押し広げるすべを学んでいる。彼女の先祖の作品ではなく、彼女自身の作品に対する認知と名声を求めて。

経歴

魔法の叫び/A Cry of Magic

ルーサはプリズマリの学部長/Deanユヴィルダ/Uvildaに呼び出されていた。学期が始まって一ヶ月になるが、作品を一つも提出していないのは彼女だけなのだ。ユヴィルダは彼女の母の功績に免じて、ルーサに機会を与えた。明日までに作品を持ってくるようにと。

母親の話に苛立ちながらルーサが執務室を出ると、先程から覗き見していたナサーリ/Nassari、プリズマリのもう一人の学部長が姿を現した。ナサーリは彼女に助言した――君の一家の魔法は君には合わない、君には野生的な魔法があると。その言葉はルーサの記憶を呼び起こし、彼女は危うく階段から落ちかけた。何か訊かれる前に、ルーサは手助けを断り、自室へと戻った。

自室にある作品で一番マシと思えるものは、氷の彫刻――だが実のところ、それは床にぶち撒けた水を跳ね返った瞬間に凍らせたものだった。母の繊細な作品からは程遠い、ナサーリの言う野生的な魔法。そこにシルバークイル大学/Silverquill Collegeの友人(と言っても最近はほとんど会っていなかったが)、フェリーサ・ファング/Felisa Fangが訪ねてきた。彼女は氷の作品を褒め、だがそれはルーサの苛立ちを助長しただけだった。褒め言葉で相手を鼓舞する魔法など要らないと、ルーサは彼女を怒りに任せて追い返し、そして氷の作品を床に叩きつけて粉々にした。

夜のオパス歩道/Opus Walkにて、いっそ壊してしまおうかと母の作品に手を伸ばしたルーサを止めたのは、後をつけてきていたナサーリだった。ナサーリは先程と同じように、君が授業で使う整然とした魔法は君に合っていないと言った。ルーサはとうとう、誰にも話したことのない秘密を打ち明けた――彼女は幼くして魔法の才に目覚めたが、酷い癇癪持ちで、ある日を魔法で殺しかけてしまい、それ以来魔法を制御するように育てられてきたのだ。ナサーリは同情を示さず、ただ言った。そのような過去を持つ魔道士は君だけではなく、多くの者が君と同じように破滅した。つまり、一つの過ちのために自分を押し殺してしまったと。

さらにナサーリはルーサを挑発し、攻撃させた。我に返ったルーサに、ナサーリは宙に浮く彼女の魔法を示した。呪文ですらない、感情をありのまま吐き出したもの。ルーサはそれに触れ、母が口ずさんでいた歌を聞いた。これを形にできるかもしれない。だが明日の提出期限には間に合わない。ナサーリは自分がユヴィルダに代わって君の担当になると言い、ルーサに合格を告げた。どうしてそこまでしてくれるのかと言うルーサに、ナサーリは答えた。君と私は同類なのだと。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

ストリクスヘイヴン:魔法学院
ご破算/Start from Scratch突然のひらめき/Sudden Breakthrough精霊の傑作/Elemental Masterpiece
ジャンプスタート2022
リスティックの研究/Rhystic Study

イラストに登場

ストリクスヘイヴン:魔法学院
ご破算/Start from Scratch突然のひらめき/Sudden Breakthrough精霊の傑作/Elemental Masterpieceプリズマリの命令/Prismari Command
ジャンプスタート2022
リスティックの研究/Rhystic Study

登場作品・登場記事

参考

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