カジュアルプレイヤー
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− | + | 一般的には、真剣勝負を好むトーナメントプレイヤーに対して、仲間内での気軽な[[ゲーム]]を好むプレイヤー、というようなニュアンスで使われる言葉。勝ち負けよりもゲームを通して仲間とコミュニケーションしたり、自分の好みのカードや[[コンボ]]を使う事に重点を置くため、[[ファンデッキ]]を使用したり、[[コモン]]単や[[ハイランダー]]などの[[ハウスルール]]で遊んだりしている人もたくさんいる。 | |
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2008年8月31日 (日) 16:50時点における版
カジュアルプレイヤー(Casual Player)は、広義には、トーナメントプレイヤーではない人という意味で使われ、初心者や大会にあまり出ないプレイヤーがこう呼ばれる。
一般的には、真剣勝負を好むトーナメントプレイヤーに対して、仲間内での気軽なゲームを好むプレイヤー、というようなニュアンスで使われる言葉。勝ち負けよりもゲームを通して仲間とコミュニケーションしたり、自分の好みのカードやコンボを使う事に重点を置くため、ファンデッキを使用したり、コモン単やハイランダーなどのハウスルールで遊んだりしている人もたくさんいる。
注意したいのは、トーナメントプレイヤーではないから勝ち負けに拘らない、などといった意味では決して無い。たとえばブラフ1つを取っても、勝つためのブラフと、自分や相手を楽しませるためのブラフがある。後者のブラフを使ったり、トーナメントレベルでは無いデッキを使ったりしても、それ以外は完璧なプレイングを心がける、というスタンスも、やはりカジュアルだと言える。トーナメントプレイヤーとは、どちらがどうと言う物でも無く、人それぞれの楽しみ方がある、という事なのだ。
一部の心無いプレイヤーが「大会で勝てないからコピーデッキに文句を言うプレイヤー」といった侮辱的なニュアンスで用いる事もある。両者(一部のトーナメントプレイヤーのと一部のカジュアルプレイヤー)の確執は、結構根深い。
カジュアルプレイヤーのデッキは制限カードや禁止カードといったルールに従っていない場合もあるが、バランスが崩壊するとやはり楽しみにくくなる。そのため、カジュアルでもバランスをとるため2サイクルなどの非公式フォーマットを使用することもある。なんでもありのルールの場合は一般にトーナメント用ではないので問題は無いが、トーナメントプレイヤーと対戦する場合は互いの立場に配慮が必要であろう。