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(ダヴロス)
 
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*[[利用者:京狐/sandbox_ドクター・フー再録カード_パラドックスパワー]]
 
*[[利用者:京狐/sandbox_ドクター・フー再録カード_悪の支配者]]
 
*[[利用者:京狐/sandbox_ドクター・フー再録カード_悪の支配者]]
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*[[利用者:京狐/sandbox_カメオ(カードデザイン)]]
  
  
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催眠マスター、再誕マスター、増殖マスター、ミッシー、スパイマスターの順。
 
催眠マスター、再誕マスター、増殖マスター、ミッシー、スパイマスターの順。
  
**エイリアンの定義は。とても微妙と言う話
 
ニッサ、アドリック、リーラは厳密には地球人ではないため、狭義ではエイリアンである。ターローはトリオンという種族だが、エイリアンではなく単に「ならず者」となっている。サイルリアンはトカゲ・戦士だが、サイルリアンが進化して枝分かれしたシー・デビルはエイリアンである。謎。
 
  
==ニッサ==
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[https://www.youtube.com/watch?v=z32WpsHyJgw&t=140s 6代目ドクターと戦う]
'''ニッサ/Nyssa'''は惑星トラケンの貴族、トレマス(Tremas)の娘である。初登場時で年齢は20歳。
+
科学技術が発展したトラケンで高い教養を受け、バイオエレクトロニクスの技術に明るい。
+
"The Keeper of Traken"で初登場。ここでは肉体が死に向かい、醜く焼け焦げたマスターが延命を目論んで暗躍、ニッサの継母を殺害、父の体を[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew|乗っ取った]](トレマスは死亡)。
+
次のエピソード、"Logopolis"で[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]が[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]]の再生を[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka|ティーガン]]、[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius|アドリック]]と共に見届ける。この過程でトラケン惑星連合は破壊され、ニッサは唯一のトラケン人の生き残りとなる。結果的にニッサは行く当てがなくなってしまったため、ドクターと旅を続けて自分の生きる道を見つけなくてはならなくなった。父の仇であり故郷を滅ぼしたマスターには深い憎悪を抱いている。<ref>ちなみに父トレマス('''Tremas''')はの名はマスター('''Master''')のアナグラムである。</ref>
+
  
しかし貴族育ちのため、良くも悪くもお人よしで、ティーガンやドクターからは「この世界で生きるにはいい人すぎて無理」とまで言われる。
+
==ダヴロス==
旅の中でドクターに対しては強い信頼とほのかな恋愛感情が生まれる。ティーガンとは親友となり、アドリックとは時折悪態をつきながらもよい関係を築いていたものの、"Eearthshock"で死別し、深い悲しみを負う。
+
''ダヴロス/Davros''は惑星スカロの科学者。ダーレクの生みの親であり、宇宙支配を目論む誇大妄想狂、ドクターの宿敵の一人。
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若い頃スカロの民族対立戦争で四肢欠損するほどの瀕死の大けがを負い、失った目は額のサバネッティックアイ、腕は右腕だけを機械化し、下半身は生命維持装置に接続している。初登場は[[ダーレク族の誕生/Genesis of the Daleks]]で、ダーレクが初登場した旧シリーズシーズン1の第2エピソード、"The Dalek"より前の時代のスカロでダーレクがいかに誕生するかを描く目的で作られたキャラクターである。
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初登場時時点では千年にわたる科学兵器を消耗しあう果てしない戦争の中、ダヴロスもまた狂気に陥っており、4代目ドクターの説得も聞かずにダーレクを誕生させてしまう。しかしダーレクはダヴロスがいなくとも生産ラインを維持できるほど知性が高く、もはやダヴロスを必要としなかったため、ダーレクによって抹殺される。しかし"Destiny of the Daleks "で生命維持装置のおかげで{{Gatherer|id=635425|コールドスリープ状態}}で生きていたことが判明、蘇生して宇宙征服を開始しようとする。しかしダーレクはコールドスリープ中にモヴェラン人という別な宇宙人と戦争状態にあり、スカロを再訪したドクターと協力して計画を阻まれ、ダーレク軍団は壊滅、ダヴロスは再度コールドスリープ処理を施されたうえで宇宙監獄へ投獄される。
  
"Mawdryn Undead"ではブラック・ガーデンからドクターの暗殺の密命を帯びた[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]が一行加わるが、この時ターローの工作によってターディスは未知の惑星に飛ばされてしまい、そこでニッサはラザール病という重い風土病に侵されている人々を目撃する。ニッサ自身もこの病にかかるが、自身のバイオエレクトロニクスの知識と技術で治癒が可能なことに気づく。そこでニッサはこの星の医者になる決意をし、[https://www.youtube.com/watch?v=DkJJv-xHink ドクターと別れた]
+
5代目ドクターのエピソード" Resurrection of the Daleks"で、監獄から脱走、膠着したモヴェラン人との戦争を打開するためにダーレクからモヴェラン人が開発したダーレクを殺すウィルスに対する特効薬を作るように要求される。いっぽうでダーレクもダヴロスに従って状況を打開する派閥と、ダヴロスを主と認めない派閥が誕生して内戦状態にあることが明かされる。ダヴロスはダーレクを失敗作とみなし、新しい種族を造ろうと画策するも、自身の体もダーレクに近づいており、ウイルスで死亡する。
 +
"Revelation of the Daleks"では、{{Gatherer|id=634381|埋葬庭園トランキル・リポーズ}}に埋葬されていたが、実際には自身の死を偽っており、生命維持装置を改造して復活する。さらに埋葬施設の死体からダーレク族を作り出し、従順な白い戦車のダーレクを開発する。しかし、[https://www.youtube.com/watch?v=z32WpsHyJgw&t=140s 6代目ドクターと遭遇]、さらに反ダヴロス派のダーレクが到着してダヴロスを拉致し、スカロで裁判にかけられる。
  
その後新シリーズでの出番はないものの、[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された"Farwell,Sarah Jane"ではティーガンと交際しており、オーストラリアで共に生活していることが明かされる。
+
7代目ドクターのエピソード"Remembrance of the Daleks"ではダヴロス派のダーレクのトップとして「皇帝ダーレク」を名乗る。ここでは初代ドクターが初めて地球を旅立った数か月後のコールヒル高校で、ドクターが隠したタイムロードの技術”オメガの手/Hand of Omega"[[エースの野球バット/Ace's Baseball Bat]]の{{Gatherer|id=635411}}にある発光する箱)を探すが、反逆派のダーレクも同じものを求めており、激しい争いになる。オメガの手はタイムロードの肉体から作られた惑星間マニュピレーターであり、星を恒星に変化する力を持つ。この力を用いてドクターの故郷、ギャリフレイを粉砕して自身の地位を確固たるものにしようと企んだ。
オーディオドラマや小説ではラザール病を完全に駆逐したのち、同様に困っている人の助けになるため宇宙に再び飛び立った。タイム・ウォーの最中に[[8代目ドクター/The Eighth Doctor]]に助けられる一幕がある。
+
結果的にダヴロスはオメガの手を手に入れるが、ドクターはこれまでの所業に対する報いとしてダヴロスを欺き、スカロの太陽を超新星爆発させ、惑星スカロを跡形もなく{{Gatherer|id=634187|粉砕した}}。旧シリーズではこれが最後の登場となり生死は不明だった。
  
能力の「ソニック・ブースター」は"The Visitation"で登場する、[[ターディス/TARDIS]]のコンソールの部品を使って作った装置である。このストーリーでは西暦1666年、[[Wikipedia:ロンドン大火|ロンドン大火]]前夜のロンドンで爬虫類型ヒューマノイドのテリレプリティル/Terileptilが操るアンドロイドが登場する。ターディスのコンソール内に侵入してきたアンドロイドを文字通り音波(Sonic)で破壊する。無差別的攻撃であるため、ターディスのコンソールや外部もとんでもない被害を受け、思わずドクターも目を背けた。
+
新シリーズではスカロを粉砕した設定自体がなかったことになり、タイム・ウォーの一年目で死亡したとドクターに認識されていたが、[[スカロの集団/Cult of Skaro]]の一体、ダーレク・カーンによって助け出されていた。カーンの予言通りに地球を含む{{Gatherer|id=635979|27の惑星}}を{{Gatherer|id=634200|メデューサ・カスケード}}に運び、重力場を利用したリアリティ・ボムでダーレクを除く宇宙すべての生命体を破壊しようと企む。しかしコンパニオンの[[ドナ・ノーブル/Donna Noble]]が[[人間・タイムロード・メタクライシス/Human–Time Lord Meta-Crisis]]によって{{Gatherer|id=634383|ドクターの再生エネルギーの一部を吸収}}、半人間半ドクターである''ドクター・ドナ''になったことで形勢が逆転、ダーレクを圧倒し基地が壊滅。ダヴロスはドクターに対する呪詛を吐きながら炎の中に消える。
ニッサの[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=634606 イラスト]の手前にある装置([https://tardis.fandom.com/wiki/Sonic_booster?file=SonicBoosterTheVisitation.jpg 全体])がそれで、よく見るとニッサは音除けのためにヘッドフォンをしている。
+
「ソニック」の響きから[[ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver]]を連想するかもしれないが、関係ない。ちなみにこのエピソードではソニックドライバーが破壊されており、それ以降旧シリーズでは再登場しない。
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;同行したドクター
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12代目ドクターのエピソード、「魔術師の弟子」「魔法使いの友」で再登場。ここではダーレクに助け出されスカロで延命治療を受けていた。ドクターを騙して自身に再生エネルギーを注がせて延命に成功するが、地下で腐敗して死体となっていたダーレクも蘇り、ダヴロスに反旗を翻される。また、ここでは幼少の記憶としてドクターがダヴロスを見捨てるかどうかの選択をしていたことが明らかとなる。ドクターとクララがスカロを脱出した後の行跡は不明である。
:[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]
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:[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]]
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その後はBBCが多様性に配慮した番組作りを目指すようになったため、ダヴロスの再登場が非常に困難になり、長らく出番がなかった。
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そもそもダヴロスの登場背景などは登場当初は問題にならなかったものの、特に新シリーズは障がい者に対する配慮などからデザインが若干変更になっている。{{Gatherer|id=63464}}も10代目ドクターのエピソード、「盗まれた地球」のものである。しかし、2023年のショートエピソード"Destination: Skaro"では[https://m.youtube.com/watch?v=RfLtAdSgWPQ&t=93s&pp=ygUSRGVzdGluYXRpb246IFNrYXJv 大幅にその容姿が変更され]、生命維持装置に乗らず自身の足で歩き、やや腰の曲がったの不気味な男として描かれている。今後はこの姿でダヴロスが登場することになると製作サイドから発表された。
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==ターディス==
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'''ターディス/TARDIS'''はタイムロードの技術によって作られたタイムマシン兼宇宙船である。
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"'''T'''ime '''A'''nd '''R'''elative '''D'''imension '''I'''n''' S'''pace"の略で、直訳すれば「宇宙内の時間と相対的な次元」となり、すなわち宇宙のありとあらゆる時間と空間を行き来できるという意味である。ターディスはあくまでタイムロードが生み出したタイムマシンの一種類の名前であり、固有名詞ではない。マスターやラニ、あるいはカード化されていない多くのタイムロードはターディスを所持している。そのため、ファンサイトやwikiでターディスは「ドクターのターディス」「マスターのターディス」と区別される。
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運命の日のイラストはターディスの実験区画で、初代ドクターとスーザンの左手側に並ぶ部屋のようなものはすべてターディスである。
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通常のターディスは周囲に合わせて違和感のないような物体に偽装する、カメレオン回路がある。ドクターのターディスは[[地球外から来た子供/An Unearthly Child]] の一件で故障し、それ以降は常にポリボックスの形状をしている。<ref>ポリボックスは1920年代から2000年初頭までイギリス各地に設置されていた電話ボックスで、外側から蝶番式の箱を開けて電話をかけて警察署に連絡するもので、人は常駐していない。扉の内部は容疑者を拘留したり、一時的な休憩所として機能する。ドクター・フーの旧シリーズ放送時では街中ではありふれたものだった。</ref>
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現代ではポリボックス自体は廃止の方向で進んでおり、[[ドクター・フー統率者デッキ]]のエキスパンション・シンボルとして採用されているように、このポリボックスの形状はどちらかというとドクター・フーの象徴的な存在としての認知度が高い。ドクターはこの件に関してコンパニオンに「街中で特に変な箱があったところで人々はにしない」と答えている。
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旧シリーズの4代目ドクターのシリーズ終盤まで、ドクターのターディスは指定した行き先に行くことが出来ず、常にランダムに飛ばされていた。そのため、何人かのコンパニオンたちはターディスが地球に戻るまで旅を続けることを余儀なくされた。しかしターディスは意志を持った生命体のような部分が存在し、旧シリーズの3話から示唆されてきた。(もともとは急ごしらえのエピソードでターディス内だけで起こるドラマとしてターディスに意志があるかのような脚本を書いたことがきっかけ)そのため、ドクターの意志にかかわらず突如として突拍子もない場所に飛ばされることがある。[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka]]はもろもろの事件やこうした現象が重なり、早くターディスから降りたいのにも関わらず、不本意ながら旅をすることになったコンパニオンである。
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ドクター・フー版ショーケースの枠はターディス枠とも呼ばれているが、英語版のみカード名はターディス上部にある"POLICE PUBLIC CALL BOX"のフォントと同じものを使い、大文字で表記されている。そのため英語版のほうがファンには好まれる傾向にある。
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==ウォー・ゲームズ/The War Games==
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'''I-'''
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:異世界から集められた[[戦士]]たちがタップ状態で[[戦場]]に生成される。デスゲームに参加させられてるため常に[[使嗾]]されており、このカードが除去されない限りはあなたがアタックされることはない。通常はターン順にアンタップになりあなた以外を攻撃をしていく流れになるため、生成された戦士同士が消耗しあって死亡することはない。4マナで最大12体ものトークンを生産できる点でコスト比が非常に優れている。統率者戦では固有色が異なるが、[[名うての殺人鬼、虐殺少女/Massacre Girl, Known Killer]]のような相手のクリーチャーが死亡することでメリットを得ることが出来るカードとは相性が良い。色が一致するものでは[[憑依された図書館/Haunted Library]]がある。
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'''II,III-'''
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:戦士たちがデスゲームを経るたびに強化されていく。相手の戦士たちが使嗾され続けているということはこちらの戦士は基本的に無傷であるため、他のプレイヤー同士が消耗していると盤面では優位に立てる。また、[[+1/+1カウンター]]を置けるのは戦場の戦士すべてであるため、[[救う者、レグナ/Regna, the Redeemer]]のような戦士トークンを生成するような統率者であれば純粋な盤面強化である。
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'''IV-'''
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:ドクターがタイムロード評議会によって{{Gatherer|id=635914|追放され}}、戦士はすべて元の時代へと帰っていく。巻き添えでトークンでない戦士も戻してしまうのが官僚的なタイムロードらしさを表している。この点を利用し、[[ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Vel]]で相手のクリーチャーをすべて兵士にしてしまうと、たとえ無限トークンを出していても、こちらのトークンでないクリーチャーとすべての兵士と交換で一掃できる。
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:コンパニオンの[[ジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmon]]も戦士であるため、彼が記憶を消されて故郷に帰ったことも表現している。
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相手に何らかのリソースを与え、使嗾によって互いに争わせる、TRPGのような遊び方ができるカードでもある。大量に生成されるこの兵士トークンをどう扱うかが鍵であり、上述したレグナは共闘相手が[[救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed]]であり、名うての殺人鬼、虐殺少女や[[食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre]]を入れることが出来るうえ、いざとなればグラヴで戦士トークンをすべて生け贄にしてリソースに変えることが出来るなど、この両者では便利な一枚。
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==ストーリー==
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"The War Games"は旧シリーズのシーズン6の第7エピソードである。1話あたりおよそ25分×10話構成の長編で、週一回放送を3か月にわたって行った。
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ここでは反逆のタイムロード、ウォーロードが過去から様々な兵士を集めてデスゲームを行い、その生き残りを宇宙征服の最強の兵隊を造ろうと画策する。その戦場の只中にターディスは実体化し、[[2代目ドクター/The Second Doctor]]、コンパニオンの[[ジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmon]]、ゾーイ・ヘリオットはこれを打ち破るために奔走。洗脳が解けた兵士たちと共に反乱を起こして解放に成功するものの、兵士たちを元の場所へ戻すことが出来なくなってしまう。ドクターは苦渋の手段として自身の母星であるギャリフレイに連絡を取って助力を求める。ウォーロードは裁判の果てに処刑されて兵士は元の時代へ帰還することが出来たが、ドクターはターディスの窃盗および歴史への介入疑惑によりタイムロードの裁判にかけられる。ドクターは抗弁するが容姿を[[3代目ドクター/The Third Doctor|強制的に変更]]され、さらに[[ターディス/TARDIS]]は没収、20世紀の地球へ{{Gatherer|id=635914|流罪}}となる。
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{{Gatherer|id=635271|イラスト}}は上から2代目ドクター、ゾーイ・ヘリオット、ジェイミー・マククリンモン、地球から呼ばれた兵士たちである。ドクターとゾーイはウォーロードとその部下、ウォーチーフが兵士たちを集めるために使った時空船、シドラット/SIDRAT(ターディス/TARDISのアナグラム)を操るためのデバイスであるメガネのようなものをつけている。ゾーイはカード化されておらず、マジックで唯一見ることが出来るのがよりにもよってこのイラストであり、結果的にマジックでは顔をうかがうことが出来ない。
  
==注釈==
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*[[Wikipedia:Zoe_Heriot|ゾーイ・ヘリオット(英語)]]
<references/>
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==エース==
 
==エース==
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エース/Aceはあだ名で本名はドロシー/Dorothy。セカンドネームはテレビシリーズでは明かされず、作品によってはゲイル/Gale、マクシェーン/McShaneとするものがあり、定かではない。
 
エース/Aceはあだ名で本名はドロシー/Dorothy。セカンドネームはテレビシリーズでは明かされず、作品によってはゲイル/Gale、マクシェーン/McShaneとするものがあり、定かではない。
 
アイスステーションで豪放な冒険家サバロムグリッツのウェイトレスをしていたところを、[[7代目ドクター/The Seventh Doctor]]とコンパニオンのメル・ブッシュと共に出会う。
 
アイスステーションで豪放な冒険家サバロムグリッツのウェイトレスをしていたところを、[[7代目ドクター/The Seventh Doctor]]とコンパニオンのメル・ブッシュと共に出会う。
そこでメルと意気投合し、メルがサバロム・グリッツと共に新たな旅に出ることを決意したため、その後継としてコンパニオンになる。
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このエピソードでメルはサバロム・グリッツ意気投合し、共に新たな旅に出ることを決意したため、その後継としてコンパニオンになる。
 
ドクターのことは「教授/Professor」と呼ぶ。
 
ドクターのことは「教授/Professor」と呼ぶ。
  
エースはロンドンのペリヴェール出身であり、祖母は軍人の家系であった。しかし母とは折ありが悪く学校でも不良行為を重ね、時に美術室を手製の爆弾で爆破して退学になるなど、社会的にも過激な姿勢を取る。
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エースはロンドンのペリヴェール出身であり、祖母は軍人の家系であった。しかし母とは折ありが悪く学校でも不良行為を重ね、ペリヴェールの古い屋敷を放火したり、学校では美術室を手製の爆弾で爆破して退学になるなど、社会的にも過激な態度をとっていた。彼女のクリーチャータイプが[[レベル]]であるのは、社会秩序に対してシンプルに反逆していることが反映されている。
科学試験はOレベル(小学生と中学生相当の間の試験)でも不合格だったものの、爆薬に対して独自の知識があり、ドクターとの旅では「ニトロ9」と名付けた手製の爆弾はしばし役になった。ダーレクとの闘いで折れるまではバットも武器として持っていた。
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科学試験はOレベル(Ordinary Levelの略。中等修了試験。日本では高校生相当の試験)でも不合格だったものの、爆薬に対して独自の知識があり、ドクターとの旅では「ニトロ9」と名付けた手製の爆弾はしばし役に立った。ダーレクとの闘いで折れるまでは[[エースの野球バット/Ace's Baseball Bat|バット]]も武器として持っていた。
 
(ちなみにイギリスではこの放送年の3年ほど前に爆発物規制法が出来ているため、同様の行為をした場合は最高で終身刑が課せられる)
 
(ちなみにイギリスではこの放送年の3年ほど前に爆発物規制法が出来ているため、同様の行為をした場合は最高で終身刑が課せられる)
  
性格はかなり過激ではあるものの、それは幼少期に幼馴染が人種差別の攻撃で家を焼きだされたことにショックを受け、自身をタフな外見で固めようとした結果である。ワッペンがいくつも縫い付けられた黒いジャケット、黒のミニスカートに、赤い稲妻のラインが入った黒いストッキングをユニフォームとしている。
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経歴はかなり過激であり問題児だが、それは幼少期に幼馴染が人種差別の攻撃で家を焼きだされたことにショックを受け、自身をタフな外見で固めようとした結果である。ワッペンがいくつも縫い付けられた黒いジャケット、黒のミニスカートに、赤い稲妻のラインが入った黒いストッキングをユニフォームとしている。
 
しかし基本的にはやや短気な部分は否めない。手製の爆弾を製作中に時空のゆがみタイムストームに巻き込まれ、宇宙のかなたに飛ばされてしまい、食いぶちを稼ぐために始めたウェイトレス業はドクターがメルと共に船を訪れた際、客からミルクセーキがまだ固まってるといわれて詰め寄られたため、中身を客の頭にかけてクビになった。
 
しかし基本的にはやや短気な部分は否めない。手製の爆弾を製作中に時空のゆがみタイムストームに巻き込まれ、宇宙のかなたに飛ばされてしまい、食いぶちを稼ぐために始めたウェイトレス業はドクターがメルと共に船を訪れた際、客からミルクセーキがまだ固まってるといわれて詰め寄られたため、中身を客の頭にかけてクビになった。
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一方でエイリアンに襲われても物おじはせず、積極的に戦う戦士として描かれている。スタントを用いているものの、ハードなアクションシーンが多くあり、新シリーズを含めても、サラ・ジェーン・スミスやローズ・タイラーに並ぶ人気の高いコンパニオンである。
  
エースは旧シリーズ最後のコンパニオンであり、従来路線の「知能担当のドクターと戦士」のコンセプトで設計されたコンパニオンで、上述の手製の爆弾、ニトロ-9を使って施設を破壊したり、バットでダーレクをぶん殴ったりするなど、80年代初頭の不良生徒のような表現が多い。
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また、一見して破綻している謎めいた部分をシリーズ展開で明らかにしていいくストリーアーク、という後のクララ・オズワルドやリヴァー・ソングのような「コンパニオンのほうがドクターより謎めいている」という設定の先駆けとなる。本来の脚本の予定であれば人間でありながらタイムロードになる試験を受け、ギャリフレイで後の人生を過ごす予定だったものの、旧シリーズ自体が視聴者数の低下に歯止めがかからず、打ち切りが決定してしまったため、描かれないまま終わってしまった。そのため、ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。
  
ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。
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旧シリーズと新リーズの間の動向はサラのスピンオフで語られ、慈善事業団体のリーダーとなっていたようで、多額の寄付を集めているという。新シリーズでは13代目ドクターの最後のエピソード、The Power of Doctorでケイト・スチュワートからUNITのフリーランサーとしてスカウトされ、ティーガン・ジョヴァンカと共に再登場。ドクターと再会する。"Farwell,Sarah Jane"ではサラの葬儀に参列し、K-9を預かった。
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Tales of Tardisでは7代目ドクターと再会し、ドクターから改めてフェンリックの呪いのエピソードの時に取った行動について謝罪を受けた。
  
旧シリーズと新リーズの間の動向はサラのスピンオフで語られ、慈善事業団体のリーダーとなっていたようで、多額の寄付を集めているという。新シリーズ、Power of Doctorで再登場。Tales of Turdisでは7代目ドクターと再会し、ドクターから改めてフェンリックの呪いのエピソードの時に取った行動について謝罪を受けた。
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;同行したドクター
 
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:[[7代目ドクター/The Seventh Doctor]]
 
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( ..)φメモメモ
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フェンリック、それはこの宇宙の悪の根源そのものであり、あまりに強大ゆえに封印されながらも様々な場所へ呪いをかけて自身の再生を狙っている。地球においてフェンリックは、北欧神話のフェンリルの由来であり、バイキングの血統の中に密かに影響を与えていた。
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バイキングの古代の遺物から封印が解かれると、フェンリックは科学者ジャドソンとソ連大尉のソリンを乗っ取り、ドクターへの復讐を画策する。
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しかし、この計画の中心はほかならぬコンパニオンのエースだった。
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そしてエースがこのフェンリックの子孫であることがこのエピソードで明らかとなる。
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エースは生来母親を本能的に嫌い、また水を嫌うなど謎が多いが、これらがすべてこの呪いを受けていたこと、そしてドクターはエースと会った時から彼女の出自を知っていた。つまりフェンリックに近づく手掛かりになるとわかっていながらエースにはそのことを告げずに旅をしていたのである。
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ソリン/フェンリックはエースを助けたければ私に屈しろと要求するが、ドクターは無慈悲にエースを殺せという。そればかりか社会不適合者で精神疾患のある女に、そもそも利用価値がないなら時間を無駄にしない、このためにエースはいるとまで言う。あまりのことにエースは絶望し、その場で泣き崩れる。
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しかしエンシェント・ワンはソリン/フェンリックをガス室に押し込めると、自らもろともソリンを殺害する。ガス室の爆発からドクターはエースを助け出す。
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ドクターは、本気で言ったわけではなく、エンシェント・ワンの行動を促すために、にエースの信頼を打ち砕かなければならなかったのだとエースに説明する。
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エースは会話を振り切るように湾口へと飛び込む。あれほど感じていた水への嫌悪感はなくなっていた。
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※エースはお手製の爆弾を作ろうとしたときうっかりタイムストームを起こして宇宙のかなたに飛ばされたので、仕方なくその惑星(のちにメルの旦那になるサバロム・グリッツの船)でウェイトレスをしていたよ!(情報過多)
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(載りらなかったよもやま話)
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エースのキャラクターデザインは多分に当時のサッチャー政権に対する批判が見て取れる。特に若年者層の失業者が増え、日がな一日麻薬を刷っている若者がその辺にたむろし、さらにアイルランドでは独立勢力がテロを起こし、サッチャー首相を爆弾テロで殺害しようとする事件も起きている。7代目ドクターのメルのエピソードの一つに、ハピネスパトロールはサッチャー政権そのものを強く批判している。
 +
エースのストーリーアークも、社会不適合者の若者が「教授」と呼ぶべき人物に出会い、まったく別な環境で己の生きる場所を見つけていくという、一つの成長物語だったこともうかがえる。
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また25周年記念のエピソードでは1963年、初代ドクターが旅立った数か月後のコールヒル高校にダーレクが派閥争いを抱えて、学校を破壊しまくるエピソードなど、かなり攻めた内容であった。
  
 
=Rose Noble=
 
=Rose Noble=
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従来の子供向け番組の路線としてわかりやすさを求め、クエスチョンマークのステッキにシルクハットを被った人懐こそうな笑顔が似合うドクターとなった。スプーンをリズムよくたたいたり、手品やイリュージョンなどをコミュニケーションツールとして使い、好奇心旺盛かつ知識人という従来のドクターの路線に戻った。結果的にこの路線は功を奏し、5年振りに視聴率は安定期に戻った。
 
従来の子供向け番組の路線としてわかりやすさを求め、クエスチョンマークのステッキにシルクハットを被った人懐こそうな笑顔が似合うドクターとなった。スプーンをリズムよくたたいたり、手品やイリュージョンなどをコミュニケーションツールとして使い、好奇心旺盛かつ知識人という従来のドクターの路線に戻った。結果的にこの路線は功を奏し、5年振りに視聴率は安定期に戻った。
 
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しかし安定期に入ったためか、演者が前から望んだ表裏一体の人物像の影の部分が出るようになり、服装もグレーやベージュを基調とした暗いものになっていく。
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しかし25年周年目を数えるとかつての視聴者層の年齢も上がっており、道化師的なドクターに対して批判的な声も上がった。そこで2シーズン目から表裏一体の人物像の影の部分が出るようになり、服装もグレーやベージュを基調とした暗いものになっていく。
 
この時期のコンパニオンだったエースも後に「ドクターはとても腹黒い男だった」と語るほどで、この二面性から「'''悲しき道化師'''」とも言われた。
 
この時期のコンパニオンだったエースも後に「ドクターはとても腹黒い男だった」と語るほどで、この二面性から「'''悲しき道化師'''」とも言われた。
  
6代目ドクターから引き続き、メル・ブッシュと旅をする。"Dragonfire"でメルはターディスを降り、冒険家のサバロム・グリッツと共に旅に出る。入れ替わりで惑星スヴァルトスでウェイトレスとして働く少女、エースをコンパニオンとする。
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6代目ドクターから引き続き、メル・ブッシュ/Mel Bushと旅をする。"Dragonfire"でメルはターディスを降り、冒険家のサバロム・グリッツと共に旅に出る。入れ替わりで惑星スヴァルトスでウェイトレスとして働く少女、エースをコンパニオンとする。(ちなみにメルはカード化されておらず、また人気がとても低いコンパニオンだったが、後に[[The Fourteenth Doctor|14代目ドクター]]のスペシャルと[[The Fifteenth Doctor|15代目ドクター]]のシリーズで再登場し、ショーとコンパニオンとして復活して人気を取り戻した)
  
しかしこのころからエースの出自について知っていながらも黙っていたり、モンスターやエイリアンが問題を起こすと自死する様に密かに誘導するなど、徐々に影の部分をのぞかせていく。特にダーレク族に対して初めて直接行動に出たドクターで、ダーレクの本拠地、惑星スカロを爆破し、[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635942 跡形も残さず粉砕した]。
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しかしこのころからエースの出自について知っていながらも黙っていたり、モンスターやエイリアンが問題を起こすと自死する様に密かに誘導するなど、徐々に影の部分をのぞかせていく。特に[[ダーレク]]に対して初めて直接行動に出たドクターで、ダーレクの本拠地、惑星スカロを爆破し、[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635942 跡形も残さず粉砕した]。
  
 
7代目ドクターは6代目ドクターのシリーズがBBC上層部によって打ち切られ、最後のチャンスとして与えられたシーズンである。
 
7代目ドクターは6代目ドクターのシリーズがBBC上層部によって打ち切られ、最後のチャンスとして与えられたシーズンである。
 
上述した通りある程度視聴者数は安定したため、ドクターのダークな部分を出した結果、視聴率が右肩下がりに下がっていってしまい、クラシックシリーズは打ち切りが決定する。
 
上述した通りある程度視聴者数は安定したため、ドクターのダークな部分を出した結果、視聴率が右肩下がりに下がっていってしまい、クラシックシリーズは打ち切りが決定する。
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;コンパニオン
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:[[Wikipedia:Mel_Bush|メル・ブッシュ/Mel Bush]](Wkipedia リンク先は英語)
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:[[恐れなき反逆者、エース/Ace, Fearless Rebel]]
 
ドクターフーのラストシーンは、7代目ドクターとエースの後ろ姿にドクターのナレーションをかぶせたもの。マジックでは[[探検/Explore]]の[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635935 イラスト]のシーンである。
 
ドクターフーのラストシーンは、7代目ドクターとエースの後ろ姿にドクターのナレーションをかぶせたもの。マジックでは[[探検/Explore]]の[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635935 イラスト]のシーンである。
 
原文が長いためフレイバーテキストは省略されている。
 
原文が長いためフレイバーテキストは省略されている。
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(意訳)「空は燃え、海は眠り、川は夢を見る世界がある。人々は煙でできており、街は歌でできている。どこかに危険が潜み、不正が蔓延り、どこかで紅茶が冷めている。さあエース!私たちにはやるべきことがある!」
 
(意訳)「空は燃え、海は眠り、川は夢を見る世界がある。人々は煙でできており、街は歌でできている。どこかに危険が潜み、不正が蔓延り、どこかで紅茶が冷めている。さあエース!私たちにはやるべきことがある!」
  
※8代目ドクターに再生したときは既にエースと別れた後であるが、どのように分かれたたのかは不明である。(エースは後にドクタ―と何かのFalloutがあったと語っている)
 
 
==ティーガン・ジョヴァンカ==
 
==ティーガン・ジョヴァンカ==
 
カードデザインとしては同行した4代目ドクターと5代目ドクターは攻撃時誘発型能力を持っておらず、攻撃することにも長けていないが、これはニッサとの相性が考慮されている。
 
カードデザインとしては同行した4代目ドクターと5代目ドクターは攻撃時誘発型能力を持っておらず、攻撃することにも長けていないが、これはニッサとの相性が考慮されている。

2024年11月15日 (金) 18:18時点における最新版

京狐(みやこ)といいます。ドクターフーが好きです。多分、いろんなものが世の中に出てもドクターフーの更新をしている人です。

Q、ストーリー解説でリンクにめっちゃ動画上がってるけど違法じゃないの?
A、BBCがDVDの販促やSNSの活性化の ためにアップしています。商用じゃない限り大丈夫です。

追伸、誤字脱字の訂正本当にありがとうございます。

目次

[編集] sandbox


[編集] どうやってもどこにも入らないけど、知ってると言いたくなる豆知識 うまくいったらどこかにねじ込む

  • 10代目ドクターを演じたデビット・テナントはハリーポッターシリーズではバーテミウス・クラウチ・ジュニアを演じていた。なのでシェイクスピアが出てくる回ではJKローリングの名前と、ハリポタの呪文を詠唱する場面がある
  • 2代目ドクターを演じたパトリック・トラウトンの孫も俳優で、ハリポタでダドリー・ダーズリーを演じていた。
  • Planet of Fireの撮影中、ペリ・ブラウンとヴィスラー・ターローの俳優は宿で飼ってた亀を勝手に海に放って通報された
  • でも撮影中は真冬のイギリスだったため、ニコラ・ブライアントは凍傷と肺炎になった
  • ペリはいわゆるセクシー要員で、プロデューサーが「彼女はよくレオタードやビキニを着ることになる。多くのお父さんが『ドクター・フー』を見ているし、きっとニコラを気に入ってくれるはずだ」と語った。今なら大炎上しそうだが、1984年はゆるかった。
  • チーターの星でチーター人間と共演したエース役のソフィー・アルドレットは猫アレルギー
  • The Abominable Snowmenというエピソードに登場する雪男ロボットはとてもかわいい。しかしジェイミーやドクターはガチで怖がっているためとてもシュール。このエピソードはほとんど削除されているため、アニメーションで再現されている。実はとんでもない誤植がある大知性体の策謀/Great Intelligence's Planの「大知性体」(グレート・インテリジェンス)が初登場したエピソードのため、いずれこの節はねじ込まれる。
  • 大知性体よりマシーンのほうが目立ってしまい、またそのエピソードも多々ある。特にこのマシーンの着ぐるみを着た人が谷底まで転がり落ちて、スタッフ一同「え?死んだ?」と思って捜索したらフカフカな着ぐるみのおかげで助かった逸話がある。また撮影期間中は雨が降り続けたため、ヴィクトリア・ウォーターフィールド役の俳優は撮影の合間はずっと着ぐるみに抱き着いていたという。
  • シルベスター・マッコイはSurvivalで伝説のNGシーンがある。正確にはNGではなくてマッコイのお茶目な一面で、ドクターの制止を聞かずにエースが去った後ものすごい剣幕でアドリブの台詞を喋る。"WILL YOU F***ING STAY STILL!"は草。

ところでマスターのテンプレの並び順をとても変えたい。 催眠マスター、再誕マスター、増殖マスター、ミッシー、スパイマスターの順。


6代目ドクターと戦う

[編集] ダヴロス

ダヴロス/Davrosは惑星スカロの科学者。ダーレクの生みの親であり、宇宙支配を目論む誇大妄想狂、ドクターの宿敵の一人。 若い頃スカロの民族対立戦争で四肢欠損するほどの瀕死の大けがを負い、失った目は額のサバネッティックアイ、腕は右腕だけを機械化し、下半身は生命維持装置に接続している。初登場はダーレク族の誕生/Genesis of the Daleksで、ダーレクが初登場した旧シリーズシーズン1の第2エピソード、"The Dalek"より前の時代のスカロでダーレクがいかに誕生するかを描く目的で作られたキャラクターである。 初登場時時点では千年にわたる科学兵器を消耗しあう果てしない戦争の中、ダヴロスもまた狂気に陥っており、4代目ドクターの説得も聞かずにダーレクを誕生させてしまう。しかしダーレクはダヴロスがいなくとも生産ラインを維持できるほど知性が高く、もはやダヴロスを必要としなかったため、ダーレクによって抹殺される。しかし"Destiny of the Daleks "で生命維持装置のおかげでコールドスリープ状態で生きていたことが判明、蘇生して宇宙征服を開始しようとする。しかしダーレクはコールドスリープ中にモヴェラン人という別な宇宙人と戦争状態にあり、スカロを再訪したドクターと協力して計画を阻まれ、ダーレク軍団は壊滅、ダヴロスは再度コールドスリープ処理を施されたうえで宇宙監獄へ投獄される。

5代目ドクターのエピソード" Resurrection of the Daleks"で、監獄から脱走、膠着したモヴェラン人との戦争を打開するためにダーレクからモヴェラン人が開発したダーレクを殺すウィルスに対する特効薬を作るように要求される。いっぽうでダーレクもダヴロスに従って状況を打開する派閥と、ダヴロスを主と認めない派閥が誕生して内戦状態にあることが明かされる。ダヴロスはダーレクを失敗作とみなし、新しい種族を造ろうと画策するも、自身の体もダーレクに近づいており、ウイルスで死亡する。 "Revelation of the Daleks"では、埋葬庭園トランキル・リポーズに埋葬されていたが、実際には自身の死を偽っており、生命維持装置を改造して復活する。さらに埋葬施設の死体からダーレク族を作り出し、従順な白い戦車のダーレクを開発する。しかし、6代目ドクターと遭遇、さらに反ダヴロス派のダーレクが到着してダヴロスを拉致し、スカロで裁判にかけられる。

7代目ドクターのエピソード"Remembrance of the Daleks"ではダヴロス派のダーレクのトップとして「皇帝ダーレク」を名乗る。ここでは初代ドクターが初めて地球を旅立った数か月後のコールヒル高校で、ドクターが隠したタイムロードの技術”オメガの手/Hand of Omega"(エースの野球バット/Ace's Baseball Batイラストにある発光する箱)を探すが、反逆派のダーレクも同じものを求めており、激しい争いになる。オメガの手はタイムロードの肉体から作られた惑星間マニュピレーターであり、星を恒星に変化する力を持つ。この力を用いてドクターの故郷、ギャリフレイを粉砕して自身の地位を確固たるものにしようと企んだ。 結果的にダヴロスはオメガの手を手に入れるが、ドクターはこれまでの所業に対する報いとしてダヴロスを欺き、スカロの太陽を超新星爆発させ、惑星スカロを跡形もなく粉砕した。旧シリーズではこれが最後の登場となり生死は不明だった。

新シリーズではスカロを粉砕した設定自体がなかったことになり、タイム・ウォーの一年目で死亡したとドクターに認識されていたが、スカロの集団/Cult of Skaroの一体、ダーレク・カーンによって助け出されていた。カーンの予言通りに地球を含む27の惑星メデューサ・カスケードに運び、重力場を利用したリアリティ・ボムでダーレクを除く宇宙すべての生命体を破壊しようと企む。しかしコンパニオンのドナ・ノーブル/Donna Noble人間・タイムロード・メタクライシス/Human–Time Lord Meta-Crisisによってドクターの再生エネルギーの一部を吸収、半人間半ドクターであるドクター・ドナになったことで形勢が逆転、ダーレクを圧倒し基地が壊滅。ダヴロスはドクターに対する呪詛を吐きながら炎の中に消える。

12代目ドクターのエピソード、「魔術師の弟子」「魔法使いの友」で再登場。ここではダーレクに助け出されスカロで延命治療を受けていた。ドクターを騙して自身に再生エネルギーを注がせて延命に成功するが、地下で腐敗して死体となっていたダーレクも蘇り、ダヴロスに反旗を翻される。また、ここでは幼少の記憶としてドクターがダヴロスを見捨てるかどうかの選択をしていたことが明らかとなる。ドクターとクララがスカロを脱出した後の行跡は不明である。

その後はBBCが多様性に配慮した番組作りを目指すようになったため、ダヴロスの再登場が非常に困難になり、長らく出番がなかった。 そもそもダヴロスの登場背景などは登場当初は問題にならなかったものの、特に新シリーズは障がい者に対する配慮などからデザインが若干変更になっている。イラストも10代目ドクターのエピソード、「盗まれた地球」のものである。しかし、2023年のショートエピソード"Destination: Skaro"では大幅にその容姿が変更され、生命維持装置に乗らず自身の足で歩き、やや腰の曲がったの不気味な男として描かれている。今後はこの姿でダヴロスが登場することになると製作サイドから発表された。

[編集] ターディス

ターディス/TARDISはタイムロードの技術によって作られたタイムマシン兼宇宙船である。 "Time And Relative Dimension In Space"の略で、直訳すれば「宇宙内の時間と相対的な次元」となり、すなわち宇宙のありとあらゆる時間と空間を行き来できるという意味である。ターディスはあくまでタイムロードが生み出したタイムマシンの一種類の名前であり、固有名詞ではない。マスターやラニ、あるいはカード化されていない多くのタイムロードはターディスを所持している。そのため、ファンサイトやwikiでターディスは「ドクターのターディス」「マスターのターディス」と区別される。

運命の日のイラストはターディスの実験区画で、初代ドクターとスーザンの左手側に並ぶ部屋のようなものはすべてターディスである。 通常のターディスは周囲に合わせて違和感のないような物体に偽装する、カメレオン回路がある。ドクターのターディスは地球外から来た子供/An Unearthly Child の一件で故障し、それ以降は常にポリボックスの形状をしている。[1] 現代ではポリボックス自体は廃止の方向で進んでおり、ドクター・フー統率者デッキのエキスパンション・シンボルとして採用されているように、このポリボックスの形状はどちらかというとドクター・フーの象徴的な存在としての認知度が高い。ドクターはこの件に関してコンパニオンに「街中で特に変な箱があったところで人々はにしない」と答えている。

旧シリーズの4代目ドクターのシリーズ終盤まで、ドクターのターディスは指定した行き先に行くことが出来ず、常にランダムに飛ばされていた。そのため、何人かのコンパニオンたちはターディスが地球に戻るまで旅を続けることを余儀なくされた。しかしターディスは意志を持った生命体のような部分が存在し、旧シリーズの3話から示唆されてきた。(もともとは急ごしらえのエピソードでターディス内だけで起こるドラマとしてターディスに意志があるかのような脚本を書いたことがきっかけ)そのため、ドクターの意志にかかわらず突如として突拍子もない場所に飛ばされることがある。ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovankaはもろもろの事件やこうした現象が重なり、早くターディスから降りたいのにも関わらず、不本意ながら旅をすることになったコンパニオンである。

ドクター・フー版ショーケースの枠はターディス枠とも呼ばれているが、英語版のみカード名はターディス上部にある"POLICE PUBLIC CALL BOX"のフォントと同じものを使い、大文字で表記されている。そのため英語版のほうがファンには好まれる傾向にある。

[編集] ウォー・ゲームズ/The War Games

I-

異世界から集められた戦士たちがタップ状態で戦場に生成される。デスゲームに参加させられてるため常に使嗾されており、このカードが除去されない限りはあなたがアタックされることはない。通常はターン順にアンタップになりあなた以外を攻撃をしていく流れになるため、生成された戦士同士が消耗しあって死亡することはない。4マナで最大12体ものトークンを生産できる点でコスト比が非常に優れている。統率者戦では固有色が異なるが、名うての殺人鬼、虐殺少女/Massacre Girl, Known Killerのような相手のクリーチャーが死亡することでメリットを得ることが出来るカードとは相性が良い。色が一致するものでは憑依された図書館/Haunted Libraryがある。

II,III-

戦士たちがデスゲームを経るたびに強化されていく。相手の戦士たちが使嗾され続けているということはこちらの戦士は基本的に無傷であるため、他のプレイヤー同士が消耗していると盤面では優位に立てる。また、+1/+1カウンターを置けるのは戦場の戦士すべてであるため、救う者、レグナ/Regna, the Redeemerのような戦士トークンを生成するような統率者であれば純粋な盤面強化である。

IV-

ドクターがタイムロード評議会によって追放され、戦士はすべて元の時代へと帰っていく。巻き添えでトークンでない戦士も戻してしまうのが官僚的なタイムロードらしさを表している。この点を利用し、ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Velで相手のクリーチャーをすべて兵士にしてしまうと、たとえ無限トークンを出していても、こちらのトークンでないクリーチャーとすべての兵士と交換で一掃できる。
コンパニオンのジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmonも戦士であるため、彼が記憶を消されて故郷に帰ったことも表現している。

相手に何らかのリソースを与え、使嗾によって互いに争わせる、TRPGのような遊び方ができるカードでもある。大量に生成されるこの兵士トークンをどう扱うかが鍵であり、上述したレグナは共闘相手が救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemedであり、名うての殺人鬼、虐殺少女や食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreを入れることが出来るうえ、いざとなればグラヴで戦士トークンをすべて生け贄にしてリソースに変えることが出来るなど、この両者では便利な一枚。

[編集] ストーリー

"The War Games"は旧シリーズのシーズン6の第7エピソードである。1話あたりおよそ25分×10話構成の長編で、週一回放送を3か月にわたって行った。 ここでは反逆のタイムロード、ウォーロードが過去から様々な兵士を集めてデスゲームを行い、その生き残りを宇宙征服の最強の兵隊を造ろうと画策する。その戦場の只中にターディスは実体化し、2代目ドクター/The Second Doctor、コンパニオンのジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmon、ゾーイ・ヘリオットはこれを打ち破るために奔走。洗脳が解けた兵士たちと共に反乱を起こして解放に成功するものの、兵士たちを元の場所へ戻すことが出来なくなってしまう。ドクターは苦渋の手段として自身の母星であるギャリフレイに連絡を取って助力を求める。ウォーロードは裁判の果てに処刑されて兵士は元の時代へ帰還することが出来たが、ドクターはターディスの窃盗および歴史への介入疑惑によりタイムロードの裁判にかけられる。ドクターは抗弁するが容姿を強制的に変更され、さらにターディス/TARDISは没収、20世紀の地球へ流罪となる。

イラストは上から2代目ドクター、ゾーイ・ヘリオット、ジェイミー・マククリンモン、地球から呼ばれた兵士たちである。ドクターとゾーイはウォーロードとその部下、ウォーチーフが兵士たちを集めるために使った時空船、シドラット/SIDRAT(ターディス/TARDISのアナグラム)を操るためのデバイスであるメガネのようなものをつけている。ゾーイはカード化されておらず、マジックで唯一見ることが出来るのがよりにもよってこのイラストであり、結果的にマジックでは顔をうかがうことが出来ない。

[編集] エース

地球出身の18歳の少女。 エース/Aceはあだ名で本名はドロシー/Dorothy。セカンドネームはテレビシリーズでは明かされず、作品によってはゲイル/Gale、マクシェーン/McShaneとするものがあり、定かではない。 アイスステーションで豪放な冒険家サバロムグリッツのウェイトレスをしていたところを、7代目ドクター/The Seventh Doctorとコンパニオンのメル・ブッシュと共に出会う。 このエピソードでメルはサバロム・グリッツ意気投合し、共に新たな旅に出ることを決意したため、その後継としてコンパニオンになる。 ドクターのことは「教授/Professor」と呼ぶ。

エースはロンドンのペリヴェール出身であり、祖母は軍人の家系であった。しかし母とは折ありが悪く学校でも不良行為を重ね、ペリヴェールの古い屋敷を放火したり、学校では美術室を手製の爆弾で爆破して退学になるなど、社会的にも過激な態度をとっていた。彼女のクリーチャータイプがレベルであるのは、社会秩序に対してシンプルに反逆していることが反映されている。 科学試験はOレベル(Ordinary Levelの略。中等修了試験。日本では高校生相当の試験)でも不合格だったものの、爆薬に対して独自の知識があり、ドクターとの旅では「ニトロ9」と名付けた手製の爆弾はしばし役に立った。ダーレクとの闘いで折れるまではバットも武器として持っていた。 (ちなみにイギリスではこの放送年の3年ほど前に爆発物規制法が出来ているため、同様の行為をした場合は最高で終身刑が課せられる)

経歴はかなり過激であり問題児だが、それは幼少期に幼馴染が人種差別の攻撃で家を焼きだされたことにショックを受け、自身をタフな外見で固めようとした結果である。ワッペンがいくつも縫い付けられた黒いジャケット、黒のミニスカートに、赤い稲妻のラインが入った黒いストッキングをユニフォームとしている。 しかし基本的にはやや短気な部分は否めない。手製の爆弾を製作中に時空のゆがみタイムストームに巻き込まれ、宇宙のかなたに飛ばされてしまい、食いぶちを稼ぐために始めたウェイトレス業はドクターがメルと共に船を訪れた際、客からミルクセーキがまだ固まってるといわれて詰め寄られたため、中身を客の頭にかけてクビになった。 一方でエイリアンに襲われても物おじはせず、積極的に戦う戦士として描かれている。スタントを用いているものの、ハードなアクションシーンが多くあり、新シリーズを含めても、サラ・ジェーン・スミスやローズ・タイラーに並ぶ人気の高いコンパニオンである。

また、一見して破綻している謎めいた部分をシリーズ展開で明らかにしていいくストリーアーク、という後のクララ・オズワルドやリヴァー・ソングのような「コンパニオンのほうがドクターより謎めいている」という設定の先駆けとなる。本来の脚本の予定であれば人間でありながらタイムロードになる試験を受け、ギャリフレイで後の人生を過ごす予定だったものの、旧シリーズ自体が視聴者数の低下に歯止めがかからず、打ち切りが決定してしまったため、描かれないまま終わってしまった。そのため、ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。

旧シリーズと新リーズの間の動向はサラのスピンオフで語られ、慈善事業団体のリーダーとなっていたようで、多額の寄付を集めているという。新シリーズでは13代目ドクターの最後のエピソード、The Power of Doctorでケイト・スチュワートからUNITのフリーランサーとしてスカウトされ、ティーガン・ジョヴァンカと共に再登場。ドクターと再会する。"Farwell,Sarah Jane"ではサラの葬儀に参列し、K-9を預かった。 Tales of Tardisでは7代目ドクターと再会し、ドクターから改めてフェンリックの呪いのエピソードの時に取った行動について謝罪を受けた。

同行したドクター
7代目ドクター/The Seventh Doctor

(載りらなかったよもやま話) エースのキャラクターデザインは多分に当時のサッチャー政権に対する批判が見て取れる。特に若年者層の失業者が増え、日がな一日麻薬を刷っている若者がその辺にたむろし、さらにアイルランドでは独立勢力がテロを起こし、サッチャー首相を爆弾テロで殺害しようとする事件も起きている。7代目ドクターのメルのエピソードの一つに、ハピネスパトロールはサッチャー政権そのものを強く批判している。 エースのストーリーアークも、社会不適合者の若者が「教授」と呼ぶべき人物に出会い、まったく別な環境で己の生きる場所を見つけていくという、一つの成長物語だったこともうかがえる。 また25周年記念のエピソードでは1963年、初代ドクターが旅立った数か月後のコールヒル高校にダーレクが派閥争いを抱えて、学校を破壊しまくるエピソードなど、かなり攻めた内容であった。

[編集] Rose Noble

ローズ・ノーブル

ドナ・ノーブル/Donna Nobleの娘。60周年スペシャル3話にわたって登場する。 トランスジェンダーでノンバイナリー(生物学的性と社会性が一致しないことを自覚しているが、性自認を男性女性どちらでもないものとする人のこと)。 ローズの名前はローズ・タイラー/Rose Tylerから来ているが、ドナは10代目ドクターとの旅の最後で記憶を失っているため、無意識にローズの名前を選んだことになる。

"Star Beast"で地球外生命体、ミープを拾い匿っていたが、母に見つかってしまう。 14代目ドクターと共にミープを追跡してきたラース・ウォーリーアーズからの逃亡を手伝う。しかしラース・ウォーリアーズが一切攻撃や武装をしていないことに気づいたドクターに問い詰められたミープが、その本性を現すとUNITの兵士を操り捕虜にされてしまう。さらにミープは宇宙船を起動しロンドンを破壊する意志を明確にする。 状況を打破するためにドクターはドナをドクター・ドナの状態に戻すことを余儀なくされ、記憶を解放するが、ローズのタイムロードメタクライシスも解放され、UNIT兵士の洗脳を解除した。結果的にローズが負担を分散していたことでドナの命は助かった。

"The Giggle"の終盤では、ノーブル家に家族として迎えられた14代目ドクターに、他の家族に内緒で火星に連れて行って貰った。ドクターのことは叔父として慕っている。

同行したドクター
The Fourteenth Doctor


[編集] ドナ・ノーブル

10代目ドクター/The Tenth Doctorのコンパニオン。女性。職業は会社員→フリージャーナリスト→無職 新シリーズシーズン2の最終話「永遠の別れ」のラストカットに初登場。ローズと別れて感傷に浸っていたドクターが操縦ターディスに、訳の分からないまま花嫁姿のまま乗り込んできたドナが、ドクターの口癖である「What?!(何?)」「What!(何よ!)」と言い返すシーンがシーズン2のラストだった。

その続きで2006年クリスマススペシャル「消えた花嫁」に出演。 10代目ドクターと共にラクノスの陰謀を阻止し、ラストシーンで旅の同行者に誘われるが断った。その後はしばらくは就職先を探していたが、徐々にドクターの誘いを断ったことを後悔しはじめ、彼について調べるうちにアディポーズ社の事件に行き当たり、同じく潜入捜査をしていたドクターと再会。新シリーズではローズ・タイラー/Rose Tylerマーサ・ジョーンズ/Martha Jonesに次いで3人目のコンパニオンとなる。 ローズやマーサはドクターに対して恋心を抱いてたが、ドナは対等な友人関係と呼ぶのが適切である。演じていた俳優のキャサリン・テイトが当時40歳であり、年齢設定もそれに準じたものであったため、行く先で夫婦扱いされてはお互い否定する場面が何度かあった。

気性はやや激しやすくドクターと言い合いになりがちだが、基本的には互いに信頼を置いている。理不尽な状況や罵倒などには、3倍以上の勢いでまくしたてる。 ポンペイでは炎の教団に囚われて殺される寸前でも「後頭部に目を開けるわよ! さっさと放せ!」と怒鳴り散らすほど。 イラストは私掠してきたソンターランの宇宙船でドクターと携帯電話で連絡を取りながら、ソンターランの弱点であるエネルギー吸収口をハンマーで殴って倒したところ。この時の行動がペアを組んで反撃する=結魂と反響能力で表現されていると思われる。

旅の終盤でダーレクと戦い絶体絶命の窮地を脱するため、ターディスの力を用いたタイムロード・メタクライシスの力を用いてダーレクの軍隊を分解する。しかしタイムロードの知識は人類には耐えることが出来ず、このままではドナの命が危険であると判断したドクターによって記憶を消去される。このことは10代目ドクターにとって深い後悔となった。よき友人を失ったため、しばらくドクターは孤独な旅をすることになる。 ウィルフレッド・モット/Wilfred Mottは祖父にあたり、ドナのよき理解者である。

60周年スペシャルに再登場。ドクターと別れたのち娘を出産、登場時点で19歳の娘ローズがいる。

同行したドクター
10代目ドクター/The Tenth Doctor


[編集] リヴァー・ソング

リヴァー・ソング、本名メロディー・ポンドは、11代目ドクターのコンパニオン、エイミー・ポンドとローリー・ウィリアムズの娘で、ドクターの妻である。 エイミー・ポンドがターディス内で懐妊してコヴァリン修道会に胎児の状態で拉致され、サイレンスに育てられる。この時の影響でタイムロードのDNAが彼女に入った。 さらにドクターを暗殺するためにコヴァリン修道会とサイレンスによってさまざまな時空を行き来したため、エイミーより実年齢が上になる。

また、初登場は11代目ドクターより前の10代目ドクターのストーリー、「静寂の図書館」(次元カード)であり、リヴァーはここで死亡する。 つまり、リヴァーソングの物語は逆行しており、彼女の主観時間と視聴者の主観時間の時系列順は大きく異なる。 ドクターにとっては基本的にすべて未来の出来事で、彼女の日記にはこれから起こることが書かれてるため、未来について聞かれると「ネタバレよ」と返す。

[編集] アンドロザーニの洞窟

"The Caves of Androzani" ペリとドクターはシリウス系の双子惑星、アンドロザーニを訪れた5代目ドクターとコンパニオン、ペリ・ブラウンは惑星の主要な産業であるスペクトロックスを生産する鉱山、スペクトロックス坑(次元カード)を訪れる。スペクトロックスでは砂漠が広がるアンドロザーの住人たちが、みな使用しているというコウモリが産出する延命薬である。

それ掘削する複合企業モーガスと、それを阻む軍隊とで争いが起きていた。その争いに巻き込まれる形で

アンドロザーニの鉱山で重篤な風土病にかかる

[編集] 7代目ドクター

6代目ドクターがラニによって襲撃され死亡し、再生した姿。 従来の子供向け番組の路線としてわかりやすさを求め、クエスチョンマークのステッキにシルクハットを被った人懐こそうな笑顔が似合うドクターとなった。スプーンをリズムよくたたいたり、手品やイリュージョンなどをコミュニケーションツールとして使い、好奇心旺盛かつ知識人という従来のドクターの路線に戻った。結果的にこの路線は功を奏し、5年振りに視聴率は安定期に戻った。
しかし25年周年目を数えるとかつての視聴者層の年齢も上がっており、道化師的なドクターに対して批判的な声も上がった。そこで2シーズン目から表裏一体の人物像の影の部分が出るようになり、服装もグレーやベージュを基調とした暗いものになっていく。 この時期のコンパニオンだったエースも後に「ドクターはとても腹黒い男だった」と語るほどで、この二面性から「悲しき道化師」とも言われた。

6代目ドクターから引き続き、メル・ブッシュ/Mel Bushと旅をする。"Dragonfire"でメルはターディスを降り、冒険家のサバロム・グリッツと共に旅に出る。入れ替わりで惑星スヴァルトスでウェイトレスとして働く少女、エースをコンパニオンとする。(ちなみにメルはカード化されておらず、また人気がとても低いコンパニオンだったが、後に14代目ドクターのスペシャルと15代目ドクターのシリーズで再登場し、ショーとコンパニオンとして復活して人気を取り戻した)

しかしこのころからエースの出自について知っていながらも黙っていたり、モンスターやエイリアンが問題を起こすと自死する様に密かに誘導するなど、徐々に影の部分をのぞかせていく。特にダーレクに対して初めて直接行動に出たドクターで、ダーレクの本拠地、惑星スカロを爆破し、跡形も残さず粉砕した

7代目ドクターは6代目ドクターのシリーズがBBC上層部によって打ち切られ、最後のチャンスとして与えられたシーズンである。 上述した通りある程度視聴者数は安定したため、ドクターのダークな部分を出した結果、視聴率が右肩下がりに下がっていってしまい、クラシックシリーズは打ち切りが決定する。


コンパニオン
メル・ブッシュ/Mel Bush(Wkipedia リンク先は英語)
恐れなき反逆者、エース/Ace, Fearless Rebel

ドクターフーのラストシーンは、7代目ドクターとエースの後ろ姿にドクターのナレーションをかぶせたもの。マジックでは探検/Exploreイラストのシーンである。 原文が長いためフレイバーテキストは省略されている。

"There are worlds out there where the sky is burning, the sea's asleep, and the rivers dream. People made of smoke, and cities made of song. Somewhere there's danger, somewhere there’s injustice, and somewhere else the tea's getting cold. Come on, Ace – we've got work to do!" (意訳)「空は燃え、海は眠り、川は夢を見る世界がある。人々は煙でできており、街は歌でできている。どこかに危険が潜み、不正が蔓延り、どこかで紅茶が冷めている。さあエース!私たちにはやるべきことがある!」

[編集] ティーガン・ジョヴァンカ

カードデザインとしては同行した4代目ドクターと5代目ドクターは攻撃時誘発型能力を持っておらず、攻撃することにも長けていないが、これはニッサとの相性が考慮されている。 ニッサと共に攻撃をすると、互いが死なないように補い合うようにデザインされている。そのためドクターよりもニッサと相性が良いというかなりレアな統率者でもある。

ティーガン・ジョバンカ/Tegan Jovankaは1981年のオーストラリア・エア航空会社に勤務するスチュワーデス(現在でいうところのフライトアテンダンド)。 小説によれば出生が1960年であるため、初登場の"Logopolis"では21歳。オーストラリア先住民の言葉を流暢に話し、重火器の扱いの心得がある。

新しい勤務先であるヒースロー空港に向かう途中、叔母の車のタイヤがパンクし、助けを求めるために入った交番がターディスで、アドリック4代目ドクター/The Fourth Doctor鉢合わせする。 その後交番の外で叔母がマスターによって縮小されて殺害された状態で見つかり、マスターの企みに巻き込まれる。このエピソードの最後にドクターはマスターとの戦いでアンテナから落下し死亡、ニッサ、アドリックとと共に5代目ドクター/The Fifth Doctorへの再生を見届ける。

ティーガンは年長者としてドクターを手当てするため、なんとかターディスまで連れていく。再生サイクルに入ったドクターは昏倒して動けないが、マスターの策略により人造世界カストロヴァルアヴァにターディスは飛ばされてしまう。これ以降、ドクターが再覚醒したのちも「ヒースロー空港に戻りたいが戻れない」状態が続く。前半のティーガンは史上初の「ターディスを降りたくて仕方がないコンパニオン」である。しかしターディス自体もあまりドクターの言うことを聞かない他、マスターの介入や全宇宙の危機などの様々な事件のせいでなかなか空港に戻ることが出来なかった。ドクターに空港に戻ることを忘れられないよう、最初はスチュワーデスの制服を着たまま旅をしていたほどである。

この旅の中でコンパニオンたちとの交流を通して心変わりをしていく。ニッサとは親友となったほか、若く生意気な面があるアドリックに対して最初はきつく当たる場面もあったが、徐々に打ち解けていく。 しかし"Earthshock"でアドリックが犠牲となった際には今すぐターディスで戻りアドリックを救うべきだと主張するがドクターに退けられ、一時ドクターとの関係に溝が生まれる。次のエピソードでターディスがついにヒースロー空港に到着したため、そのエピソードの最後にドクターたちはティーガンを置き去りにしていく。残されたティーガンは1年間スチュワーデスとして勤務したが、過激なクレームを立てた乗客を殴り飛ばしてしまい、解雇される。時を同じくしてタイムロードの始祖で反逆者であるオメガの陰謀に巻き込まれ従兄が行方不明になり、オメガによって人質にされる。ここでドクターと再会、事件を解決した後再び旅に同行する。 その後は活発かつ胆力の強さから周囲を鼓舞する姿を「ブレイブ・ハート、ティーガン」とドクターから呼ばれる。惑星テヴァ・ロカ/Teva Lokaではマーラに寄生される憂き目に遭うなど困難に直面するが、仲間との絆で乗り越えていく。後半ではニッサと別れ、ヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughとアンドロイド型のコンパニオン、カメリオンが加わる。しかし"Resurrection of the Daleks"で起きたダーレクの虐殺にショックを受け、これ以上旅を続けることにストレスを感じてターディスを降りた。

その後の足跡は新シリーズでも断片的に語られており、DVDコレクションの特典映像では航空会社の社長になっていたことが判明する。 親友だったニッサとは情熱的な感情を互いに持っており、"Sarah Jane Adventure"のサラの葬儀に二人で現れ、オーストラリアで共に生活していることが明かされる。このことからニッサが地球に来ていたこともここで初めて明かされた。

新シリーズではBBC100周年記念番組で、13代目ドクター/The Thirteenth Doctorの最後の物語、"The Power of Doctor"に7代目ドクターのコンパニオン、エースと共に再登場しドクターと再会する。作中でサイバーマンに囲まれた際にドクターに「こんなとき、何を思い出す?」と問いかけ、ドクターは「アドリック」と答えた。

同行したドクター
4代目ドクター/The Fourth Doctor
5代目ドクター/The Fifth Doctor
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