国別選手権
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+ | *やむを得ない理由により、キャプテンがワールド・マジック・カップ代表辞退の場合のみ、キャプテンと代表権をプロポイント2位の者に繰り下げる。<ref>[http://www.mtgmintcard.com/articles/writers/lee-shi-tian/modern-revolution-ixalan Modern Revolution: Ixalan](2017年10月12日 [[Lee Shi Tian]]著)</ref> | ||
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− | 現行の国別選手権では、[[スイスドロー]]形式で、1日目に[[スタンダード]]4回戦→[[ブースター・ドラフト]]3回戦、2日目に[[ブースター・ドラフト]]3回戦→[[スタンダード]]2回戦(2011年まで4回戦)、決勝で[[スタンダード]]といった順序で行われる場合が多い(国によって回戦数・開催日数が異なる)。これを俗に「'''ジグザグ・フォーマット''' | + | 現行の国別選手権では、[[スイスドロー]]形式で、1日目に[[スタンダード]]4回戦→[[ブースター・ドラフト]]3回戦、2日目に[[ブースター・ドラフト]]3回戦→[[スタンダード]]2回戦(2011年まで4回戦)、決勝で[[スタンダード]]といった順序で行われる場合が多い(国によって回戦数・開催日数が異なる)。これを俗に「'''ジグザグ・フォーマット'''」と呼ぶ。これは「片方のフォーマットのスペシャリスト(2日目を[[ID]]連発で突破しやすい)でなく、総合的な実力を備えたプレイヤーでないと勝ち上がりにくいようにしよう」という意図だという<ref>[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/natjp03/natformat ジグザグ・フォーマット](2003年 [[Ron Foster]]著)</ref>。 |
*2011年まで、開催が1日のみのオープン制大会では、[[スイスドロー]]は[[ドラフト]]、決勝は[[スタンダード]]で行われる。また日本含み一部の国の本戦は3日間開催となり、決勝ラウンドは2日目ではなく、3日目に行われる。 | *2011年まで、開催が1日のみのオープン制大会では、[[スイスドロー]]は[[ドラフト]]、決勝は[[スタンダード]]で行われる。また日本含み一部の国の本戦は3日間開催となり、決勝ラウンドは2日目ではなく、3日目に行われる。 | ||
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+ | |2017年度||[[墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus]]||[[Sung Choi]]||<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0018681/ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ]( Organized Play 2017年4月18日)</ref> | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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2023年6月16日 (金) 20:22時点における最新版
国別選手権/National Championshipは、かつて行われていた、各国で年に1度開催されるプレミアイベントのトーナメント。日本の国別選手権については日本選手権も参照。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 2011年まで
各国の国別選手権およびその予選大会は、その国の国籍を所有する、あるいはその国に永住するDCIプレイヤーのみが参加資格を持つ。
ほとんどの国別選手権は招待制(招待権が必要であり)で開催する。地区予選大会(Regionals)で上位になる、プロプレイヤーズ・クラブが規定のレベルに達している、DCI国内総合ランキングで規定の順位以内に入るなどの条件を満たすことによって、その国の国別選手権への招待権を獲得できる(予選の人数に応じて招待枠は変動する)。ただし、国によってはオープンで開催し、招待権なしで参加できるところもある。
招待制で開催の国別選手権の上位4名、オープンで開催の国別選手権の優勝者はその年の世界選手権への招待権を獲得する。
イベント再編により2011年で廃止され、2012年から後継イベントとしてワールド・マジック・カップ予選が開催される。
[編集] 2017年-2018年
2017年のイベント再編により、ワールド・マジック・カップ予選に代わって復活した。ただし、2019年のイベント再編によりワールド・マジック・カップとともに廃止(日本選手権など例外もある)。
[編集] 参加資格(2018年)
大前提として、ある国の国別選手権に参加するためには、ウィザーズ・アカウントの所属国がその国を設定し、以下の条件のいずれかを満たしている必要がある。
- その国の国籍(市民権)を持つか、永住資格を持っている。
- 大会開催前年の1月1日から、その国に在住している。
そのうえで、以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが国別選手権に招待される。
- 該当年のプレインズウォーカーポイント集計締切日の時点で、競技部門プレインズウォーカーポイントが、その国ごとに定められた値を上回っている。
- 大会開催当日の時点で、プロプレイヤーズ・クラブのレベルを持つ。
- マジック・プロツアー殿堂顕彰者である。
- そのイベント前日に開催されるラストチャンス予選の優勝者である。(ラストチャンス予選を開催しない国もある)
これまでのワールド・マジック・カップ予選と異なり、既に該当年度のワールド・マジック・カップのキャプテンになったプレイヤー(前シーズン最多プロツアー・ポイント獲得者)も、国別選手権に出場することができる。そのプレイヤーが決勝へ進出した場合、3位の者もその年のワールド・マジック・カップの代表になる。ただし、3位進出者がワールド・マジック・カップへのトラベル賞は与えられない。
- 通常の大会と異なり、大会3位の決定はスイスドロー順位ではなく、3位決定戦が行われている。(2017年に前シーズン最多プロツアー・ポイント獲得者が決勝へ進出した場合のみ3位決定戦が行われている)
- やむを得ない理由により、キャプテンがワールド・マジック・カップ代表辞退の場合のみ、キャプテンと代表権をプロポイント2位の者に繰り下げる。[1]
[編集] 不戦勝
- 以下の条件の内の少なくとも一つを満たしているプレイヤーが1Byeを獲得する。
- 年間プレインズウォーカーポイントがその国ごとに定められた値を上回っている。
- イベント前日に開催されるラストチャンストライアルの優勝者である。
- 大会開催当日の時点で、プロプレイヤーズ・クラブのゴールドレベルを持つ。
- マジック・プロツアー殿堂顕彰者である。
- 大会開催当日の時点で、プロプレイヤーズ・クラブ プラチナレベルを持つプレイヤーは、2Byeを獲得する。
[編集] フォーマット
現行の国別選手権では、スイスドロー形式で、1日目にスタンダード4回戦→ブースター・ドラフト3回戦、2日目にブースター・ドラフト3回戦→スタンダード2回戦(2011年まで4回戦)、決勝でスタンダードといった順序で行われる場合が多い(国によって回戦数・開催日数が異なる)。これを俗に「ジグザグ・フォーマット」と呼ぶ。これは「片方のフォーマットのスペシャリスト(2日目をID連発で突破しやすい)でなく、総合的な実力を備えたプレイヤーでないと勝ち上がりにくいようにしよう」という意図だという[2]。
- 2011年まで、開催が1日のみのオープン制大会では、スイスドローはドラフト、決勝はスタンダードで行われる。また日本含み一部の国の本戦は3日間開催となり、決勝ラウンドは2日目ではなく、3日目に行われる。
- かつてのドラフト部門はロチェスター・ドラフトが採用されていたが、プレミアイベントのドラフト部門でのロチェスター・ドラフトの不採用に伴いブースター・ドラフトに変更された。
[編集] 国別選手権一覧
※実際は、2018年に74ヶ国で開催されているが、イベントカバレージが存在する国のみ列挙した。
[編集] プロモーション・カード
参加者には、新規イラストのプロモーション・カードが配布される。
配布年度 | カード名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
2018年度 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand | Zack Stella | [3] |
2017年度 | 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus | Sung Choi | [4] |
[編集] 脚注
- ↑ Modern Revolution: Ixalan(2017年10月12日 Lee Shi Tian著)
- ↑ ジグザグ・フォーマット(2003年 Ron Foster著)
- ↑ 国別選手権2018とワールド・マジック・カップ2018の日程およびフォーマット(Organized Play 2018年1月25日)
- ↑ 『イクサラン』の発表ならびに世界選手権およびプロツアー、国別選手権、プロツアー地域予選についてのお知らせ( Organized Play 2017年4月18日)
[編集] 参考
- National Championships (WotC、各国の国別選手権の一覧とファクトシートへのリンクが掲載されている)
- ワールド・マジック・カップ予選
- トーナメント記録
- トーナメント用語