死人に口無し/Deadly Cover-Up
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、証拠収集6を行ってもよい。
すべてのクリーチャーを破壊する。情報収集を行ったなら、対戦相手1人の墓地にあるカード1枚を追放する。その後、それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、その名前を持つ望む枚数のカードを探し、追放する。そのプレイヤーはライブラリーを切り直し、その後、これにより自分の手札から追放されたカード1枚につき1枚のカードを引く。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「情報収集を行ったなら」は「証拠収集を行ったなら」と読み替えてください。
黒の全体除去ソーサリー。証拠収集を行ったなら、墓地のカード1枚、およびそれと同じ名前のカードを墓地、手札、ライブラリーからまとめて抜き取ることが出来る。
全体除去部分の効果は審判の日/Day of Judgmentと同一の、範囲の制限もデメリットもない無条件除去であり、癖がなく使いやすい。さらに墓地にあるカードを相手のデッキから追放する効果は全体除去との噛み合いが非常に良く、破壊したクリーチャーの中から最も優秀なものを抜き取ることで、盤面の脅威に対処した上に相手の勝ちの目を減らすことができる。またこれにより破壊されたカード以外も抜けるので、相手がクリーチャーを多用しないデッキだった場合でも、同系統のカードに比べてコスト・パフォーマンスこそやや悪いものの、キーカードを追放するのに使用でき無駄になりにくい。総じて、全体除去の基準である審判の日より1マナ重い分の強さは十分あり、後述のとおり構築でよく使用されるカードとなっている。
カルロフ邸殺人事件で登場直後のイニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期のスタンダードでは、ディミーア・コントロールで使用された。ローテーション後の団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードでも、世界選手権24第3位のゴルガリ・ランプで使われた[1]のを皮切りに、アブザン・ランプやディミーア・コントロールで引き続き使用されるなど、黒が入った低速のデッキやコンボデッキで広く採用されている。また、スタンダードだけでなくパイオニアのトーナメントシーンでも見かけることがあり、カードパワーの高さが伺える。
リミテッドにおいては同名のカードが2枚以上デッキに入っていないケースも多いが、リセットカードとしての役割だけで十分に有用。無理に複数枚のカードを追放しようとせず、不利な盤面になったらリセットとして使い、オマケ程度に回収やリアニメイト対策ができると考えればよいだろう。
- 追放効果については、失われた遺産/Lost Legacyなどと同じく手札から追放した場合は補填されてしまうものの、カード・アドバンテージを渡している訳ではないし、カード・タイプすら考慮しない。
- 過去の同系統の効果では選べないことの多かった基本土地も選べるため、切削や手札破壊などと組み合わせるなりすれば、土地撲滅のように単色デッキ相手ならそれ以上土地が増えなくなる状況に追い込むなんて芸当も可能。とはいえこれ自身が5マナかかる以上、ロックとして成立させるのは難しいし、登場時のスタンダードは優秀な多色土地が多いのでそこまで刺さることはないだろう。ただし赤単アグロなどの単色デッキもしっかり存在する環境のため、それらと当たった場合には基本土地を追放することも選択肢として頭の隅に置いておいて損はない。
- 後に登場した土の技に対しては強烈なアンチカードとなる。死亡直後に追放することで復活を阻止できるうえ、先述した基本土地枯らしも現実的になった。実際、アリーナ・チャンピオンシップ11ではフィーチャー・マッチにおいて緑単上陸の森/Forestが根こそぎ刈られるというシーンが公式で切り抜かれた[2]。
- リミテッドならばデッキの土地はほぼ全てが基本土地である筈なので、色事故を引き起こしている相手に手札破壊とこれを唱えるのが両方間に合いでもした日には、即投了もの。滅多に見れるものではあるまいし、色事故に陥っている時点でそんなことをしなくても勝てる場合も多いだろうが、逆転の芽を摘むという点でも是非一度は成功させてみたい勝ち筋。
ルール
[編集]- 破壊してから追放する間に割り込むタイミングはない。また、対象を選ばないため破壊したカードを選ぶことも適正である。
- 破壊した後で墓地から追放するためアバター 伝説の少年アンで登場した土の技の対策になる。土の技でクリーチャー化した土地は死亡や追放しても誘発型能力で戦場に戻るが、死亡後に墓地から追放すれば別オブジェクト扱いになるので戦場に戻れない(→領域変更誘発)。
- 運よく相手のデッキが緑単の上陸デッキならば、基本土地を根こそぎ追放できるかもしれない。
脚注
[編集]- ↑ とことん!スタンダー道!ゴルガリ・ランプと『ファウンデーションズ』の注目カード(スタンダード) (岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2024年11月14日)
- ↑ @MTG_Arena(MTGアリーナ公式X 2026年2月22日)