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オーリシア/Orrithia

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オーリシア/Orrithiaは、アルケヴィオス/Arcaviosに存在する大陸の一つ。大界(だいかい)/The Vastlandsとも呼ばれる。

概要

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アルケヴィオス/Arcaviosの既知の領域のほとんどは、二つの広大な大陸に分かれている――広く一般には「大界」の名で知られる北方の大陸オーリシアと、謎多き南方の大陸ガラトゥール/Galathulだ。この二つは前兆の地峡/The Isthmus of Omensと呼ばれる陸橋で繋がっている。魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenはオーリシアの北東部に位置する。オーリシアは魔法、発見、危険に満ちた、広大な大陸だ。

オーリシアには、ストリクスヘイヴンの一つあるいは複数の大学にとって極めて重要な場所が多数存在する。これらの場所は、各大学の指導者たちが研究に不可欠と見なす知識の源、呪文の構成要素、魔法の潜在的可能性を有している。同時に、そうした場所は争いの場となることも少なくない。そこに眠る魔法や資源を巡って、異なる大学や異なる伝統の魔道士たちが衝突するからだ。

北東部地域

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北東部地域は、寒く降雪の多い冬と、暑く乾燥した夏から成る、比較的湿度の低い大陸性気候で知られている。中央部の山脈や南部の湿地帯に隣接する北東部は、何よりもストリクスヘイヴンの所在地として有名だが、他にも魔法的・文化的に重要な場所が数多く存在する。

  • ストリクスヘイヴン/Strixhaven - アルケヴィオス最高の魔法機関であり、名高い大図書棟/The Biblioplexと五つの異なる大学を擁する。
  • 近傍の交錯/The Proximate Snarls - ストリクスヘイヴンを中心に星型に並ぶ、五つの交錯/Snarl(マナのもつれ)。この五つの交錯はそれぞれ、各大学にとっての力の源と見なされており、多くの学術的な研究・調査の場となっている。
  • ザンタファー/Zantafar - ザンタファー・ロクソドン/The Zantafar loxodonが主に遊牧民となる前に築いた、失われ、廃墟と化した都市。クイントリウス・カンド/Quintorius Kandによって再発見された。それ以来、この都市はロアホールド大学/Lorehold Collegeの魔道士や人類学者が大いに関心を寄せる歴史的遺跡となってきた。
  • フェラドルンの深淵/The Feradorn Abyss - この地域の最北端は、遥か昔に氷河の流れが刻んだ、高い岸壁に囲まれた曲がりくねる大峡谷となっている。この谷には、謎多く危険な生物たちの甲高い鳴き声や、断崖の縁沿いにある唄石/Songstoneが奏でる不気味な調べが響き渡っている。峡谷沿いにはオグヤール/Oggyarの集落が点在しているが、その多くは不安定な場所に築かれている。
  • ウィップステップ/The Whipsteppe - 北東部にある、竜巻に見舞われる乾燥したステップは、コー/Korのウィップステップ共同体の故郷となっている。その過酷な気候にもかかわらず、この地は多種多様な野生の花々で知られており、それらは貴重な錬金術の材料と見なされている。
  • アミティの公開討論所/Forum of Amity - 外交の中心地としてシャドリクス・シルバークイル/Shadrix Silverquillが設立した施設。各政府や各組織が任命した調停者たちが集い、議論、審議、交渉を行う。シルバークイル大学/Silverquill Collegeの学生たちも、調停者の付き添いや客員の教授/Professorの補佐を通して学習を行うが、独自の提案書の作成や発表、議論の調停、討論の司会進行を任されることもある。

北西部地域

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中央部の山脈の雨陰にまで広がる沿岸地域。オーリシアのこの地域は概して温暖ながらも極めて湿潤な気候を有しており、多種多様な動植物を育んでいる。

  • セイアドゥーン遺跡/Ruins of Caerdoon - 血の時代/The Blood Ageに、人間/Human、ドワーフ/Dwarf、オーク/Orcの軍勢が三つ巴の死闘を繰り広げた地。かつてドワーフが築き、壮大であったセイアドゥーンの砦/Fortress of Caerdoonの廃墟や何千もの戦士の亡骸は、今やこの地の風景に埋もれてしまっている。ウィザーブルーム大学/Witherbloom Collegeの屍術師/Necromancerとロアホールド大学の古術師/Archaeomancerが発掘任務の中で衝突することも多く、この地はデーモゴス/Deamogothと呼ばれるデーモン/Demonの狩り場としても知られている。
  • 漂泊湖/Wanderloch - 漂泊湖と呼ばれる、島々が点在する巨大な湖は、どうやら一年のうち特定の時期になると完全に姿を消し、北西部地域のどこか別の場所に再び現れるようだ。この湖の近くではドレイク/Drakeの群れが絵のように美しい隊列を成して飛ぶことで知られており、神秘的な閃きを求めてこの地を探す魔道士もいる。
  • ドラドゥール/Doradur - バロッグ/Burrogと呼ばれるカエルの人型種族が住む西部にある、川が流れる森林地帯ドラドゥールは、魔法の力を持つ川辺の薬草や、放浪するキノコ種族、悪戯好きなフェアリー/Faerieで知られている。
  • タイタンの墓/Titan's Grave - この次元/Planeの黎明期に存在した詳細不明の巨大なタイタン/Titanの、洞窟のような死骸の内部に広がる広大な森林。危険な動植物が棲息する一方で、活気ある市場も開かれており、ウィザーブルームの学生たちは、希少なものや未知なるものを求めてここを訪れる。タイタン内の比較的安全な区域を巡るガイドツアーもあるが、タイタンの腹の奥へと向かう探検隊を自ら率いる勇敢な者もおり、そのほとんどは無事に戻る。

中央部地域

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オーリシアの中央には、巨大で広大な山脈がある。一部地域の山頂は極めて高く、登って越えるのはほとんど不可能だが、この次元の多数の住民たちが地下に築き上げてきたトンネルや通路網のおかげで、往来が可能となっている。地上の気象が標高によって変化する一方で、地下の気候は地熱活動やそれとの距離の影響を受ける。

  • グラムレット/Grumlet - グラムレットの町は、鉱石や神秘的な品々が取引される交易拠点だ。グラムレットは周辺の田舎にいくつかある小さな村々を支えており、また珍しい、あるいは入手困難な呪文の材料を求める魔道士たちも、頻繁にこの町を訪れる。
  • エルジョルの樹林/Grove of Eljor - 中央山脈のふもとに広がる鬱蒼とした森林地帯。エルジョリン・エルフ/The Eljorin elvesやエザルート・ツリーフォーク/The Ezzaroot treefolkの故郷であり、バジリスク/Basiliskやサーヴィン/Cervinといった数多くの魔法生物が棲息することでも知られている。この地では、ウィザーブルームとクアンドリクス大学/Quandrix Collegeの魔道士たちが、調査の優先順位を巡って口論になることもしばしばだ。
  • チムニーコム/Chimneycomb - 中央山脈の中でも特に危険な地域。チムニーコムには、内部が空洞になった高くねじれた岩の尖塔が林立している。このねじれた「煙突」からは時折、純粋なマナが間欠泉のように噴き出す。地下にはトンネル網が張り巡らされているが、変動する力線やマナの間欠泉のために、地上と同様に危険な場所となることもある。
  • ヘヴンフェル/Heavenfell - 中央山脈の東端に位置するヘヴンフェルは寒冷な山頂で、そこでは夜空を流れる流星が難解な軌跡を描くさまを見ることができる。流星や天文現象から得られる知恵を求めて、多くの魔道士たちがこの地を訪れる。
  • 壮麗なる頂/Spectacle Summit - 自然のエネルギーに満ちた岩がちな峡谷。息を呑むような数々の絶景がある一方で、野生のエレメンタル/Elementalや様々な危険生物もこの地を徘徊している。プリズマリ大学/Prismari Collegeはこの峡谷にて、年に一度の芸術の祭典「極上祭/Summitfest」を開催しており、アルケヴィオス全土から観光客を集めている。学生たちはここを訪れ、その自然の美と、他の芸術家の両方から着想を得る。

南東部地域

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南東部は全体的に、一年のほとんどが温暖だ。この地域は大部分が海に面しているため、気候は穏やかで、地形は平地、湿地、山麓の丘陵が入り混じったものとなっている。

  • フッキヴァー/Hookiver - 中央山脈の最南端沿いから海岸沿いにまで広がる地域。その岩がちな断崖には、フッキヴァーのオーリン/Hookiver owlinの集落群が存在している。そのような高巣都市の中には、飛行手段なしでは事実上辿り着けないものもある。
  • ターラウの宝物庫/Vaults of Turrau - 南東部の山麓の地下深くに広がる洞窟群、ターラウの宝物庫は謎めいた扉の奥に封印されている。この宝物庫の巨大な鍾乳石には、夜明けの時代/The Dawning Ageから残る秘密の儀式呪文が宿っていると言われている。
  • ランドルストロム軍学校/Rundlestrom Military Academy - 南東部の平地に位置する名門の多文化主義的軍学校は、軍隊の訓練ではなく、規律ある肉体と精神の教育を通じてこの次元の未来の指導者を育成することに重きを置いている。ここでの教育における「軍」の要素は、主に理論的・歴史的なものである。
  • 逆説の庭園/Paradox Gardens - もともとは「最適化された完璧な自然環境」を創造しようとして設計されたものだが、その後拡張が重ねられ、今では広大な実験場となった研究施設。クアンドリクスの学生たちは、ここで宇宙の境界や法則を押し広げ、自然の摂理を曲げてその因果を試す。ここに棲む動植物は奇妙な幾何学的パターンを描く。重力異常のために軽々と跳べる区域や、時間の流れが直線的でなく、常に間に合っていながら常に遅刻してしまう区域もある。

南西部地域

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南西部には、無秩序に広がった島々、広大な砂漠、この次元でも屈指の砂浜が複数存在する。沿岸部は一年の大部分を通じて温暖な気候だが、山脈に近い内陸地域では、冬は凍えるほど寒くなることもある。

  • ピンザリ諸島/The Pinzari Isles - 南西部のピンザリ半島/The Pinzari Peninsulaの沖合には、ピンザリ・マーフォーク/The Pinzari merfolkの故郷であるピンザリ諸島が広がっている。ここでは、縞模様のカニが海食崖をよじ登り、群れを成して謎めいた隊列を組む。この諸島が遠洋から強い青マナの流れを引き寄せていると多くの者が信じており、そのため魔道士たちは、この地域で魔法の研究を行う権利を巡ってしょっちゅう争っている。諸島にはイッカクの群れが頻繁に姿を現し、縞模様のカニやオヒョウの群れ、そして時には不運なマーフォークを餌食にしている。
  • シルクメドウ/Silkmeadow - 野生の馬の群れが暮らす、広大な黄金色の草原。この草原のユニコーンは特にお喋り好きで、自分の意見をはっきりと主張する。魔法の蛾が織り上げた輝く絹の繭が、瑞々しく生い茂る草からぶら下がっている。
  • 羊歯森/The Fernbosk - 羊歯森と呼ばれる、暗い湿地帯の密林地域には、深い穴や洞窟があちこちに開いている。羊歯森の地上はベイロス/Baloth、芽吹き猪/Sproutboar、ワーム/Wurmといった獰猛な怪物で知られており、地下は大蜘蛛、悲鳴コウモリ/Shriek bat、ピット・ホラー/Pit horrorで知られている。また、この地域には強大なる羊歯森トロール/Fernbosk trollの共同体も存在している。
  • トール・カソーラ砂漠/Tor-Kathorra Desert - 巨大な砂丘や点在するオアシスを擁する広大な砂漠。このトール・カソーラ砂漠はカソーラのオーク/The Kathorran orcsの故郷であり、彼らの集落はまばらなオアシス周辺や、比較的穏やかな気候である砂漠の外縁部に見られる。砂漠の一部地域では、太陽光とマナが収束して砂の欠片を焼き焦がし、六角ガラス/Hexglassと呼ばれる謎めいた物質へと変化させることがある。
  • 紛争の曠野/Fields of Strife - 血の時代の眠れぬ霊魂/Spiritたちが終わりのない戦いを繰り広げる場所。ロアホールドの学生たちはここを訪れ、貴重な「一次資料」である霊たちを観察したり、聞き取りをしたりして、血の時代についての見識を深める。催眠のようなマナの流れがこの地に留まる者の精神を強く引き寄せており、油断すればやがて生者もまた眠れぬ霊と化し、戦いに加わることになるだろう。

登場

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※いずれも「大界」として

ストリクスヘイヴン:魔法学院
大界の探検/Explore the Vastlands
ストリクスヘイヴンの秘密
大界の放浪者、エミル/Emil, Vastlands Roamer、大界の回収者/Vastlands Scavenger

※いずれも「大界」として

ストリクスヘイヴン:魔法学院
環境科学/Environmental Sciences
ミスティカルアーカイブ
強迫/Duress
統率者マスターズ
難解なアルカイック/Abstruse Archaic
ストリクスヘイヴンの秘密
本質の散乱/Essence Scatter

登場作品・登場記事

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ストリクスヘイヴン:魔法学院
ストリクスヘイヴンの秘密

脚注

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参考

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