Cockatrice

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しかし現在ではWoogerworksが運営を引き継いでいる。
 
しかし現在ではWoogerworksが運営を引き継いでいる。
  
基本的に英語のみだが、インターフェイスを日本語に変更する事ができる。フリーソフトであるが、きわめて荒削りである。
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基本的に英語のみだが、インターフェースを日本語に変更する事ができる。<!--フリーソフトであるが、きわめて荒削りである。-->
  
 
[[Magic Workstation]]と比べての主な利点は
 
[[Magic Workstation]]と比べての主な利点は
*英語版限定であるが、カード画像をそのまま表示する。
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*フリーソフト。寄付を募っているが、機能制限等は無い。
**ソフトにデータはセットされてはいないものの、カードがゲーム上に登場すれば画像のダウンロードが開始されるため、かなり[[著作権]]侵害すれすれなソフトである。
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*[[オラクル]]や新トークンデータの更新するソフトが付属している。本体も手動ではあるが更新チェック機能がある。
*3人以上の多人数対戦ができる。
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*英語版限定であるが、画像のないカードがゲーム上に登場すれば[[Gatherer]]から画像のダウンロードが開始される。
*観戦機能がついている
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**ソフトにデータはセットされてはいないため画像の再配布に当たらないということだろうが、かなり[[著作権]]侵害すれすれなソフトである。
*ユーザー登録を済ませていれば途中で接続が切れても同じところからやり直せる
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*公式サーバーには少なくとも大体400人以上、最大時には1200人近くのユーザーがアクセスしている(2016年3月現在)。
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*3人以上の[[多人数戦]]ができる。
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**多人数戦時には、特定のプレイヤーにのみ手札を見せる機能などもある。
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*観戦機能がついている。ルーム設定によっては、観戦者はチャットに参加したりプレイヤーの手札を参照したり出来る。
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*カード画像と同時に英語のオラクルが参照できる。不要な場合はどちらか片方のみの表示にすることも出来る。
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**ゲームの進行ログ上のカード名にマウスオーバーすると同様の情報がポップアップで表示される。
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*[[スタック]]領域にカードを置ける。[[統率者戦]]や[[ヴァンガード]]などの場合には[[統率]]領域を兼ねることも多い。
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*カードの上に置けるカウンターが三種類使い分けられる。
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*ライブラリーやサイドボードからカードを探す際、タイプごとに分けて表示できるので探しやすい。
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*ユーザー登録を済ませていれば途中で接続が切れても同じところからやり直せる。
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**非登録ユーザーの場合は、切断=投了とみなされ、再接続してもそのゲームに復帰することはない。
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**また、登録ユーザー同士でフレンド登録できる機能があり、フレンドリストからフレンドの接続しているゲームがすぐに参照できる。
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*チャットのメンション機能が用意されており、自分の名前を呼ばれた時に音が鳴るので見逃しにくい。
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*サーバーの設定によるが、登録ユーザーは構築したデッキをサーバーに保存することが出来る。
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*これもサーバーの設定によるが、ゲームのリプレイ機能が利用できる。ゲーム中のチャットのやり取りや長考時の間なども保存されている。
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**プレイしたゲームや観戦したゲームのリプレイは、サーバーがリセットされるまで(非登録ユーザーは切断するまで)サーバーに保存されており、またリプレイデータをダウンロードしてローカルに保存することも出来る。
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*オープンソースで開発されていて、今のところ割と頻繁に更新されている。
  
 
欠点は
 
欠点は
*サーバーレスポンスが非常に悪い。タップアクションを出しても反映されるのが約1秒かかる。
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*サーバー用のソフトは配布されていないので、一切サーバーを建てることができない。
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//*サーバーレスポンスが非常に悪い。タップアクションを出しても反映されるのが約1秒かかる。
*IPアドレスによる直接的な接続には対応していない。
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//→クライアントの更新によってかなり改善している
*サーバーが1つしかないため、サーバーダウンが起きれば当然プレイできない。
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//*サーバー用のソフトは配布されていないので、一切サーバーを建てることができない。
*インターフェイス回りが全体的にMagic Workstationに劣る。
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//→現在はサーバープログラムが公開されているため、敷居は高いものの自由にサーバーは建てられるようになっている
*デッキ構築のためのシステムがお粗末な出来である。Magic Workstationの形式のファイルも読み込めるので、Magic Workstationでデッキを構築したほうが楽である。
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*IPアドレス指定による直接的な接続には対応していない。サーバープログラムが配布されているため自前でサーバーを公開することもできるが、当然直接接続より敷居は高い。
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*サーバーがあまり多くなく、ゲームがほぼ公式サーバーに集中しているため、公式サーバーがダウンしたときの避難先に困る。
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*ゲームプレイのインターフェースは改善したものの、デッキ構築の回りは未だMagic Workstationに劣る。
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**Magic Workstationの形式のファイルも読み込めるので、Magic Workstationでデッキを構築したほうが楽である。
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*日本語化はかなり進んでいるものの、そもそも認知されていない為か、日本人はほとんどいない。
  
 
==参考==
 
==参考==

2016年3月22日 (火) 03:36時点における版

Cockatriceは、Apprenticeの後継のようなWindows・Macintosh対応の非公式コンピューターゲームソフト。

2013年2月、WotCの親会社にあたるHasbro社からの申し立てにより公開・運営を停止した。 しかし現在ではWoogerworksが運営を引き継いでいる。

基本的に英語のみだが、インターフェースを日本語に変更する事ができる。

Magic Workstationと比べての主な利点は

  • フリーソフト。寄付を募っているが、機能制限等は無い。
  • オラクルや新トークンデータの更新するソフトが付属している。本体も手動ではあるが更新チェック機能がある。
  • 英語版限定であるが、画像のないカードがゲーム上に登場すればGathererから画像のダウンロードが開始される。
    • ソフトにデータはセットされてはいないため画像の再配布に当たらないということだろうが、かなり著作権侵害すれすれなソフトである。
  • 公式サーバーには少なくとも大体400人以上、最大時には1200人近くのユーザーがアクセスしている(2016年3月現在)。
  • 3人以上の多人数戦ができる。
    • 多人数戦時には、特定のプレイヤーにのみ手札を見せる機能などもある。
  • 観戦機能がついている。ルーム設定によっては、観戦者はチャットに参加したりプレイヤーの手札を参照したり出来る。
  • カード画像と同時に英語のオラクルが参照できる。不要な場合はどちらか片方のみの表示にすることも出来る。
    • ゲームの進行ログ上のカード名にマウスオーバーすると同様の情報がポップアップで表示される。
  • スタック領域にカードを置ける。統率者戦ヴァンガードなどの場合には統率領域を兼ねることも多い。
  • カードの上に置けるカウンターが三種類使い分けられる。
  • ライブラリーやサイドボードからカードを探す際、タイプごとに分けて表示できるので探しやすい。
  • ユーザー登録を済ませていれば途中で接続が切れても同じところからやり直せる。
    • 非登録ユーザーの場合は、切断=投了とみなされ、再接続してもそのゲームに復帰することはない。
    • また、登録ユーザー同士でフレンド登録できる機能があり、フレンドリストからフレンドの接続しているゲームがすぐに参照できる。
  • チャットのメンション機能が用意されており、自分の名前を呼ばれた時に音が鳴るので見逃しにくい。
  • サーバーの設定によるが、登録ユーザーは構築したデッキをサーバーに保存することが出来る。
  • これもサーバーの設定によるが、ゲームのリプレイ機能が利用できる。ゲーム中のチャットのやり取りや長考時の間なども保存されている。
    • プレイしたゲームや観戦したゲームのリプレイは、サーバーがリセットされるまで(非登録ユーザーは切断するまで)サーバーに保存されており、またリプレイデータをダウンロードしてローカルに保存することも出来る。
  • オープンソースで開発されていて、今のところ割と頻繁に更新されている。

欠点は

  • IPアドレス指定による直接的な接続には対応していない。サーバープログラムが配布されているため自前でサーバーを公開することもできるが、当然直接接続より敷居は高い。
  • サーバーがあまり多くなく、ゲームがほぼ公式サーバーに集中しているため、公式サーバーがダウンしたときの避難先に困る。
  • ゲームプレイのインターフェースは改善したものの、デッキ構築の回りは未だMagic Workstationに劣る。
    • Magic Workstationの形式のファイルも読み込めるので、Magic Workstationでデッキを構築したほうが楽である。
  • 日本語化はかなり進んでいるものの、そもそも認知されていない為か、日本人はほとんどいない。

参考

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