陰謀団の総帥/The First of the Cabal
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陰謀団の総帥(The First of the Cabal) は、オタリア/Otaria大陸を陰から支配する陰謀団/The Cabalの頭首。 単に「総帥」もしくは「The First(第一人者)」と呼ばれている。
本名ヴィロット・マグラン(Virot Maglan)。強大な魔術師一家の末子として生まれ育つ。 富を司る魔神クベール/Kuberrの信奉者であり、かつて家族をその生け贄に捧げて不死身の肉体を手に入れた。 外見は50〜60代程であるが、実際は数百歳。 陰謀団を結成し、ピット・ファイトを中心に据えたエンターテインメントの独占興行によって富と支持を集め、政治的経済的にオタリア大陸を支配している。
触れた相手の生命力を枯渇させ、衰弱死させてしまう能力を持つ。 家族を生け贄に捧げたのもこの能力によってである。
(Onslaught〜Legions) カマール/Kamahlから受けた傷によって瀕死状態にあったジェスカ/Jeskaを、自らの「死の抱擁」によってフェイジ/Phageとして生まれ変わらせた。 兄妹とイクシドール/Ixidor・アクローマ/Akromaとの戦いにおいては表には出ず、静観に徹していた。フェイジを娘のように可愛がっていたが、彼女が唯一自分と触れ合える相手であり、数百年間に渡る孤独を癒してくれる存在であることに気付き、一人の女性として愛するようになる。 フェイジもその想いを受け入れて2人は結ばれ、そして愛する家族をそうしたように、フェイジの命も魔神に捧げようとしたが、彼女は既に自身との子を宿していた。 やがて男の子が生まれるが、その子こそ魔神クベールが肉体を得て現世に転生した姿であった。 母子が結託して、自分に代わって陰謀団を支配するのではないかと疑い、フェイジを抹殺しようと企むが、フェイジに味方したブレイズ/Braidsが召喚した狂気のトロールに食われ、死亡。その時は、クベール自身もフェイジの味方となったため、総帥は不死身の力を失っていた。
- フェイジに愛を伝える際には、彼女が触れても腐り落ちない「鋼の薔薇」をプレゼントするというロマンティックで演出好きという面も持ち合わせている。
- しかも薔薇を贈る際、恐らく30〜40歳程若返っていたりする。