Abstract Iguanart
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Abstract Iguanart (2)(赤)クリーチャー ─ Art・トカゲ(Lizard)
あなたが呪文1つを唱えるたび、それのアーティスト名の最初の文字を記録する。その文字がまだ記録されていなかったなら、Abstract Iguanartの上に+1/+1カウンターを1つ置く。
1/1アーティスト:Chris Seaman
頭文字の異なるアーティストの呪文を唱えるたびに大きくなる、アーティスト・マター・カード。
素のサイズはかなり貧弱なので3回以上の誘発は狙いたいところだが、頭文字をバラけさせるというデッキ構築を要求してくるのがなかなか曲者。U,Xあたりが頭文字のアーティストは総数が少ないので彼らにより描かれたカードは意識して採用すると良いだろう。稲妻/Lightning Boltのような複数のイラストが存在するカードを複数積みする時は互いに頭文字がダブらない組み合わせにすることも忘れずに。その視点で考えるとアン・カードはアーティスト違いのものがそこまで多くないのが残念なところ。
下記ルールにもある通り、アルファベット以外の文字も記録することができる。日本人アーティストは一部のアルファベットのペンネームを使用している者を除き、だいたいが漢字や仮名でクレジットされているため被りにくい。ポータル三国志に神河ブロックに灯争大戦、これより後に発売されたものではストリクスヘイヴン:魔法学院のミスティカルアーカイブなど、日本人アーティストが手掛けたカードは意外と多く存在するので、それらを優先的にデッキに入れれば、成長が途中で止まることはまずなくなるだろう。
- これを使用するデッキはCircle of Protection: Artなどのアーティスト対策カードに対し強く出られるだろう。逆にMana Flairのようなアーティスト統一で強くなるアーティスト・マターとの相性は悪い。
- カード名は「Abstract art(抽象芸術)」+「イグアナール/Iguanar」のシャレ。公式記事における日本語訳は「抽象的イグアナート」[1]。
- 同ハーフデッキのStet, Draconic Proofreaderはカード名の頭文字を参照する。
ルール
FAQ[2]も参考のこと。
- 唱えた呪文のイラストが合作で複数名のアーティストがクレジットされている場合、各アーティストの頭文字を記録する。
- アーティスト名がクレジットされていない場合(CensorshipやR&D Playtest cards)は何も記録しない。したがって強化も起こらない。
- クレジットされた名前がアルファベットでない場合も書かれた頭文字を記録する。例えば獅子猿なら獅と記録する。
脚注
- ↑ Un-Boxing, Part 1/『アン』の箱詰め その1(Making Magic 2020年2月10日 Mark Rosewater著)
- ↑ UNSANCTIONED FAQ(2020年2月25日 Mark Rosewater著)