ラフィーン/Raffine

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ラフィーン/Raffineニューカペナの街角のキャラクター。カードとしてはニューカペナの街角の策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seerが初出。

目次

解説

ニューカペナ/New Capenna常夜会一家/The Obscuraの首領。女性。もともとはスフィンクス/Sphinxだが、大悪魔/Archdemonとの契約により半ばデーモン/Demonと化しており、頭部に角を持つ(イラスト)。

旧カペナ/Old Capennaのスフィンクスは決して多くはなかった。縄張り意識と虚栄心の強い彼らは、人々の称賛と畏怖と信心をめぐって競い合い、予言のような予測を作り上げて自らの神殿に大衆を駆り立てていた。若い頃のラフィーンが個人的に知る同族は片手の半分で数えられるほどしかいなかった――ラフィーンが飛べるようになると追い出した母親。ラフィーンと互いに占い結果が相反していたライバル。ラフィーンがもはや名前も顔も覚えていない恋人。

「奴ら」が来るとそんな日々は変わってしまった。ラフィーンの予言は――暗く不気味で、輝く金属の終末について語っていたため誰も聞く耳を持たなかったが――正しかったのだ。彼女だけが成長し、大悪魔からデーモンの叙任を授けられ、今やニューカペナのアール・デコの壮麗さの中、ラフィーンは生き残った数少ないスフィンクスの一体となった。良いだろう。そのようなあり方は気に入っている。「一家」を自分に仕えさせ、彼らの夢を頂くとともに自分の夢を彼らにインクで記述させる。そして自分の予言がこの都市の未来を決定づけるようにするのだ。少なくとも今回は、新たな終末が来ると言った際に人々は耳を傾けてくれるかもしれない――彼女が夢見るのはそれだけなのだから……。

経歴

何を見る/What You Expect to See

密偵長カミーズ/Kamizは、ラフィーンが住まう雲頂/The Cloud Spireに呼び出された。常夜会の占い師たちが一斉に同じ幻視を見たのだ。ラフィーンは自分も同じ幻視を見たと、そしてこれは何者かの攻撃であると言った。つまりそれは、カミーズが施した雲頂の護りが破られたことを意味する。カミーズはその調査に当たることとなった。

その後、事件の調査を進めたカミーズは、報告のためラフィーンのもとに戻った。だが報告のさなか、カミーズは気づいた――幻視の際に占い師たちの周囲に現れた光輪が、雲頂には一つもない。さらには幻視の内容について、占い師たちは「クリームを隠す仔猫」と言ったが、ラフィーンは「ミルクを零す仔猫」と言っていた。ラフィーンはそもそも幻視を見ていないのだ。カミーズがそれを質すと、ラフィーンは反論することができなかった。

登場

登場カード

カード名に登場

ニューカペナの街角
ラフィーンの導き/Raffine's Guidanceラフィーンの密通者/Raffine's Informantラフィーンの口封じ/Raffine's Silencerラフィーンの塔/Raffine's Tower
アルケミー:ニューカペナ
ラフィーンの代理人/Agent of Raffine

フレイバー・テキストに登場

ニューカペナの街角
軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke捨て石の従僕/Expendable Lackey

イラストに登場

ニューカペナの街角
ラフィーンの導き/Raffine's Guidance(映像)、軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke五者会談/Meeting of the Five
ニューカペナの街角統率者デッキ
予定変更/Change of Plans策謀家の仮面/Mask of the Schemer(仮面)
アルケミー:ニューカペナ
運命の占者/Diviner of Fates(肖像画)
ストアチャンピオンシッププロモーション・カード
闇の腹心/Dark Confidant(映像)

登場作品・登場記事

参考

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