ブラッシュワグ
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ブラッシュワグ/Brushwaggは、クリーチャー・タイプの一つ。棘が生えた丸い胴体に、四足獣の頭と手足が生えた形容し難い生物。
クリーチャー — ブラッシュワグ(Brushwagg)
ブラッシュワグがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで-2/+2の修整を受ける。
3/2クリーチャー — ブラッシュワグ(Brushwagg)
トランプル
(3)(緑):ターン終了時まで、万能のブラッシュワグは+3/+3の修整を受ける。
初出は1996年のミラージュのブラッシュワグ/Brushwagg。さらにその後もこのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーは登場しなかったため、別のクリーチャー・タイプに統合されるだろうという意見も多かった。だが、ミラージュがMagic Onlineで販売された際やクリーチャー・タイプ大再編の際などもブラッシュワグはクリーチャー・タイプが変更されず、さりとて新種も登場せず、長い間ひっそりと存在し続けた。しかし、2020年のMystery Booster収録のR&D Playtest Cardにて、トーナメントリーガルでこそないものの、遂に2体目のブラッシュワグであるInterplanar Brushwagg (playtest)が登場。さらに、続くイコリア:巨獣の棲処では歴としたトーナメントリーガルの新ブラッシュワグ、万能のブラッシュワグ/Almighty Brushwaggまでもが追加された。2024年にはサンダー・ジャンクションの無法者、モダンホライゾン3でも新種が登場し、残念ながら(?)マイナークリーチャー・タイプの筆頭という看板は外さなくてはならないようだ。
いずれも緑単色。黒枠のものはいずれもP/Tを変化させる能力を持つ。
ブラッシュワグでないことを参照するカードとしてでっかく/Embiggenが、能力ステッカーとしてUnique Charmed Pantsが存在する。
- クリーチャー・タイプの分類方針についての解説を行ったコラムでは、エレメンタルや植物などの類似したタイプを例にそれらの境界および決定方針を明らかにした一方、ブラッシュワグについては「ブラッシュワグはブラッシュワグだ」と、ぞんざいに突き放されている[1]。
- サンダー・ジャンクション/Thunder Junctionではタンブルワグ/Tumblewagg、イコリア/Ikoriaではブラッシュワグ以外にウーズワグ/Oozewaggといった品種が登場しており、丸い胴体は本体ではなく、ミノムシやヤドカリのように後天的に植物やウーズを利用、共生するものなのかもしれない。
脚注
- ↑ Eleventeen M12 Art Tidbits. Also, Plants!/基本セット2012のアート・21の美味しい記事、それと植物!(Savor The Flavor 2001年7月6日 Brady Dommermuth著)