スターク/Starke
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スターク/Starkeはラース/Rath出身でタカラ/Takaraの父。
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エピソード
ヴォルラス/Volrathの支配から逃れようとするものの、逆に娘を人質に取られる。 交換条件としてシッセイ/Sisayを次元門の指輪で誘拐したが、娘は解放されず、逆にマラクザス/Maraxusに命を狙われることになってしまう。
追われる身となった彼はクロウヴァクス/Crovaxと偶然出会い、彼に保護を頼む。 保護には難色を示す彼に、セレニアはラース/Rathにいること、そしてクロウヴァクスが領地を空けている隙に彼の家族がガロウブレイドらに襲われるだろうという情報との交換で、砂漠にいる彼の友人の隠れ家を紹介される。
だが、クロウヴァクスが領地に戻ったときにはすでに時遅く、彼の家族は惨殺されていた。犯人であるガロウブレイドとモリンフェンを、クロウヴァクスと駆けつけたジェラード/Gerrardらは激しい戦いの末倒すことに成功する。また、スランエンジンは次元を超えることができるが、行ったことのない次元には行くことができない。その案内人としてスタークを捜し求めるクルーは、クロウヴァクスが向かった砂漠へ急行する。
すでにクロウヴァクスの友人の家は廃墟となり、スタークはマラクザスに捕らわれていた。ジェラードらはスタークを救出するがマラクザスに追い詰められる。スタークはジェラードにマラクザスの力の秘密を教え、一騎打ちをする。激闘の末打ち負かしたマラクザスから情報を聞き出そうとした矢先、その口からシッセイ誘拐の犯人が自分であることが知られるのを恐れたスタークはマラクザスを殺す。ジェラードに問い詰められた彼は自分の娘がヴォルラスに捕らわれていること、娘を助けてくれるならラースへの案内を引き受けると提案する。信用できないながらもジェラードはその申し出を受けるしかなかった。
ラースに着いたのもつかの間、プレデター号に襲撃され、クルーは散り散りになりながらも、スカイシュラウド/Skyshroudのエルフと人間のヴェク族の協力を得たジェラードは、要塞の主に気付かれぬよう潜入に成功。スタークの案内でドリーム・ホールへと向かい、ジェラードはそこでヴォルラスの正体を知る。その広間を抜け、ジェラードとスタークはヴォルラスと対決する。しかし、ヴォルラスの前に立ちふさがったのは操られたシッセイとタカラだった。タカラは、父の説得に応じず、剣で父の目を切り裂く(戦いの熱気/Heat of Battle)。
ジェラードはヴォルラスを倒すが、そのヴォルラスは多相の戦士だった。偽ヴォルラスがかぶっていた兜を破壊したおかげで操られていたシッセイとタカラは正気にもどった。シッセイはスタークを許すことはできなかったが、ジェラードとタカラのいさめに従い脱出を優先させる。
メルカディア/Mercadiaに着いた後、スタークは自分の娘であったものが何であるかを悟る。誘拐は、ジェラードらをここに招くための布石でしかなく、すでに必要のなくなったスタークを生かしておく理由もないと。その声には聞き覚えがあった。
- 「ヴォルラス!」
盲目のスタークを後ろから羽交い絞めにし、ヴォルラスは彼の喉を切り裂いた。利用され、裏切り続けた男は、最期にも裏切られて殺されたのだった。
次元の混乱
クロウヴァクス/Crovaxに代わってミリー/Mirriがセレニア/Seleniaを殺し呪われることになった平行世界に登場。
登場カード
- 日和見主義者/Opportunist(若き日のスターク)
- ラースのスターク/Starke of Rath
- Starke
- 一か八か/Desperate Gambit
- 恩義/Debt of Loyalty
- 戦いの熱気/Heat of Battle
- 目かくし/Bandage
- 死の茂み/Brush with Death
- 血の復讐/Vendetta