Ring of Ma'ruf
提供:MTG Wiki
Ring of Ma'ruf (5)
アーティファクト
アーティファクト
(5),(T),Ring of Ma'rufを追放する:このターン、あなたが次にカードを引く代わりに、ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。
ジャッジメントの登場前では、新しいプレイヤーがオールドエキスパンションのカードを眺めていて「目を疑う」カードの筆頭だった。初期には破天荒なデザインのカードが多いが、それにしても凄すぎた。
しかし後世にはこの破天荒ぶりをそのまま承継した願いが登場し、見事にトーナメントの風景を変えたのであるからわからないものである。
現在のルールに従えばこのカードはマナ・コストが3倍以上になり、次のドローまでサーチしたカードを使えない死せる願い/Death Wish。無論色を問わない、ライフロスがないなどのメリットもあるが、それでも即効性が無い、重すぎなどシルバーバレットとしては致命的な弱点を含んでいる。その意味では、願いはこのカードの破天荒ぶりを承継しつつも、その破天荒ぶりを生かせるよう調整された見事なカード・デザインであったといえる。
- ルールが今ほど整備されていなかった時代の都市伝説で、アメリカにおいてこのカードをデッキの中軸においた「超広範囲シルバーバレット」戦略デッキを持参したプレイヤーがいたという。彼は巨大なカートに自らのカード資産全てを詰め込んで会場中持ち歩いたのだ(勿論、相手に合わせてその中から探したカードをプレイするのである)。
- さすがに現在のトーナメントルールでは、このカードが持ってこられるのは願い同様に「サイドボード、もしくはゲームから取り除かれたカードから」とされている。
- トランプのカードを持ってくることはできない。マジックにおける「カード」とは、マジックのカードのみを指す。
ストーリー
自称ラバイア/Rabiahの女王、ネイラ/Nailahが5人のテイザー/Taysirを探すために使った。