ケリック/Kerrick
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ケリック/Kerrickはウルザズ・レガシーのキャラクター。ウルザズ・サーガのギックス/Gixに続いてウルザ/Urzaに敵対するファイレクシア/Phyrexia陣営の中心的な役回りを担う。続編のウルザズ・デスティニーでこの役回りはダヴォール/Davvolに引き継がれる。
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解説
ファイレクシアの送り出した潜伏工作員/Sleeper Agent。男性。
少女時代のジョイラ/Jhoiraを欺いてトレイリア/Tolariaに侵入を果たし、抹殺者を始めとする軍団で奇襲を敢行しアカデミー/Academyを壊滅させる。
この窮地にウルザはカーン/Karnを過去に送り込み、ケリックの襲撃を未然に防ぐ。歴史改変に成功したものの時間移動装置が大爆発を起こし、その結果、トレイリアには時間の流れが異常な無数の時の泡が発生する。ケリックとファイレクシアの襲撃部隊の生存者は、通常より時の流れの速い領域に閉じ込められてしまう。
資源は乏しいがあり余る時間を利用して、ケリックはファイレクシアの軍団を統括し、再編成と軍備強化を図る。ケリックの精神は隔離された時間の流れの中で何世紀も経過するうちに狂気に蝕まれていった。
ケリックの支配する領域はやがて帝国となり、トレイリアの周辺地域にファイレクシア汚染を拡大させていく。更に時の泡をこじ開け無数の兵団を送り出し、再建したトレイリアのアカデミーに攻撃を仕掛ける。
長年にわたってアカデミーを大いに苦しめたがムルタニ/Multaniの協力を得たウルザらとの戦いで敗れ去る。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
- ウルザズ・レガシー
馬鹿な奴らはおれが死んだと思った。だがおれは墓の中で帝国を築いていたんだ。
― 潜伏工作員ケリック
そいつは捕らわれた動物のように、時の泡の中を歩き回った。ケリックはそいつをトレイリアで解き放つ方法か、あるいは破壊してしまう方法を見つけなければならないことを知った。
(出典:吸臓鬼/Eviscerator)
我々には準備の時間が何年もあったが、あいつらには数分しかなかったわけだものな。
― 潜伏工作員ケリック(出典:無慈悲/No Mercy)
ケリックは絶対に越えることのできない境界線があることを知る運命だった。
(出典:村八分/Ostracize)
限りある資源とほとんど無限の時間があったケリックは、獣から取った部位を他の獣を作り上げるために使った。
ケリックの堕落した領地は、トレイリアの皮膚にできた水ぶくれのようにふくらんだ。
(出典:打倒/Subversion)
イラストに登場
登場作品
- Time Streams(小説)