グレイシャン/Glacian
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グレイシャン/Glacianは、スラン/Thran帝国におけるアーティファクト学の第一人者。妻はレベック/Rebbec。
スラン帝国の重要人物であったが、ギックス/Gixによってパワーストーン/Powerstoneで刺され重傷を負ってしまう。この傷はパワーストーンの力で魔術では治せないものであった。そのため普通の医術を使えるためにジャムーラ/Jamuraaに流刑されていたヨーグモス/Yawgmothを呼び戻すことになる。(スラン帝国では魔術が高度に発達していたため、魔術が使えない者や魔術ではない技術を弾圧していた。ギックスが事件を起こしたのもこの辺が原因である。)
彼はプレインズウォーカーではなかったが、数学的必然性から多元宇宙の存在を実証する。 それに興味を抱いたダヴェッド/Dyfedが彼を訪問をし多元宇宙を見て回る旅に誘ったが、ヨーグモス/Yawgmothに先を越されてしまう。
- 実際には彼はプレインズウォーカーの火花を持っていたと言われる。
死後、その魂はパワーストーンの中に吸収される。 そしてこのパワーストーンはヨーグモスが使用していたポータルの封印に使われた。
彼の精神はマイトストーンとウィークストーンに乗り移り、長い年月を過ごした。それらの石がウルザ/Urzaの頭に納まったとき、すでに半分気が狂ったプレインズウォーカーに絶えぬ責め苦を与え、何度も何度もウルザを狂気の瀬戸際に追いやったのは、ほかならぬグレイシャンの声だった。