Foil
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Foil(フォイル)とは、ウルザズ・レガシーから登場した、光沢を出す箔押し加工を施した光っているカードのこと。プレミアム・カード(Premium Card)、キラカード、箔押しカードなどとも呼ばれるが、一般的にはFoilと呼ばれることが多い。
通常のゲームはもちろん、トーナメントでも使用することができる。 ただし、多くのFoilカードには共通して独特の反りがあるため、プレミアイベントなどではマークドの問題を引き起こすことがある。例えば「ある特定のカードのみがFoil」などといった場合は特にマークド扱いされやすい。Foilカードをデッキに入れる場合は、できるかぎり様々な種類のカード、可能であれば全てFoilに統一した方が無難。
どちらかと言うとトーナメントでの使用よりもコレクション的要素が強く、そのため強力なカードよりもイラストの美しいカードの方が高価となることが多い。特に天使は美麗なイラストが多く、コレクターも多いので、トーナメントレベルではない天使のFoilレアがトーナメントにおけるトップレアのFoilよりも高価となることがよくある。
パックに封入されている割合は、ウルザズ・レガシーからオデッセイまでは100枚に1枚、トーメント以降は70枚に1枚、第10版以降は56枚に1枚となっている。購入したパックに封入されている以外にも、フライデー・ナイト・マジックの賞品やジャッジ褒賞によりさまざまな箔押しのプロモーション・カードが配布されている。
- 以前のFoilカードは内枠だけが光っていて、テキスト下部に流星マークがあった。現在のものはイラスト部も光っており流星マークもなくなった。
- 流星マークはウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のロゴ。
- エキスパンションによっては、1つのパックに2枚以上のFoilが入っていることもある。
- 材質的に傷が付きやすく、目立ちやすい。特に初期の頃のものは、製造時のこすれ傷や気泡なども多いため、完全美品は少ない。
- プレーンシフトにはプレミアム版のみの絵が違うものがある。また、それらは通常のイラストでのフォイルも存在する。
- アンヒンジドのものを除いた全てのFoilカードは黒枠で刷られている。
- またアンヒンジドには、カードがFoilであることに意味のあるカードが存在する。→Super Secret Tech
- 第10版のFoilカードは、本来あるべき注釈文がすべて省略されている。その中には、Foilカード限定のフレイバー・テキストをもつものも存在する。
- 他のトレーディングカードゲームやトレーディングカードでは「チェイスカード」と呼ばれることもある。しかし、マジックでは何故かあまり使われない。
- 「光っている」とか「光り物」とか呼ばれることもある。
- 「ホイル」という発音から間違われやすいが、Hoilではない。アルミホイルの「ホイル」と同義。
- 撃退/Foilとは関係ない(撃退のFoilは存在する。なんだかややこしい)。