プロキシ
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プロキシ（代用カード、プロクシ、Proxy）とは、ルール上で使用可能な「真正のカード」の代わりとして用いられるカードのこと。
何らかの理由で実際のカードが足りないとき、いらないカードにその名前を書き、その名前のカードであるかのように使用する。
非正規のもの
非正規のものは主にテストプレイなどの際に使用される。持っていないカードで使いたいカードがあったが、シングルカードで買ったりトレードして使ってみたら実はそれほど使えなかった、ということを防ぐために、実際に入手する前に試すのである。
当たり前だが、認定大会では使用できない。カジュアル戦であっても、対戦前にその存在を相手に告げるのがマナーである。
同じプロキシでも、余ったカードに直接名前を書く人や、名前を書いた紙切れをカードと一緒にスリーブに入れる人、プリントアウトして凝りに凝っている人など様々。
- 基本的には何を使ってもかまわないのだが、カード画像をコピーして公の場で使用すると著作権侵害になる。特に大会でそのようなカードを用いた場合カードの偽造として重い処罰が科される。決して行わないように。
- 対戦相手にひかれかねないようなプロキシはあまり推奨できない。値段の高いカードを複数枚や、デッキの大半がプロキシだと対戦相手が不快に思っても仕方が無い。
正規のもの
マジック・イベント規定では、競技中に偶然傷ついたり摩耗したりしたカードに対して、そのイベント中にのみ使用可能な代用カードを発行することが認めている。この代用カードはプレイヤーが作成してはならない。発行できるのはヘッド・ジャッジのみである。
代用カードを使用する場合、マッチの間は元のカードを近くに保持しておく必要がある。カードが公開領域にあって区別できる間は、代用カードではなく元のカードを使用する。
- 故意や過失による破損では代用カードの発行は認められない。
- 両面カードの代わりに使用されるチェックリストカードの扱いに近いが、チェックリストカード自体は代用カードではなく真正のカードである。チェックリストカードの代用カードが発行されることもあり得る。
