A Planeswalker's Guide to Alara
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アラーラの断片設定集。
アラーラの次元が5つの断片(バント、エスパー、グリクシス、ジャンド、ナヤ)となった成り立ちを始まりとして、各断片の歴史や地理、社会、種族、技術、思想、人物などについて詳細に解説。アラーラの4人のプレインズウォーカーのプロフィールで締めくくられている。
日本語訳はされていないが平易な文章で書かれており、イラストも多いため読みやすい。
また、本書でしか解説されていない情報がかなりの量に上るため、カード名やフレイバー・テキストから世界観やストーリーを追っていく上で、あるいは、公式サイトのストーリー記事やコミック、掌編などを正しく理解する上でも必携の書といえる。
時代的にはアラーラの断片までをフォローしており、コンフラックス以降のストーリーは含んでいない。
- タカラトミーのアラーラ観光ガイドは本書の抄訳版といった性格の記事であり、公式訳との整合性や誤った解釈など翻訳の精度に甘さが多々見られるものの、特徴を手短にまとめて紹介している。
- マナバーン2009誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」はコンフラックス発売に合わせた世界解説で、本書の抜粋記事として多くの内容が盛り込まれており、公式訳と若干の違いが見受けられるとはいえ完成度は非常に高い。