ウィザーズ・プレイ・ネットワーク
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(新制度について加筆。旧リンク修正など。) |
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:その店舗の1年間に開催したすべてのマジックのイベント(フォーマット問わず)における参加者数の合計。同じプレイヤーが複数回参加していてもその分加算される。 | :その店舗の1年間に開催したすべてのマジックのイベント(フォーマット問わず)における参加者数の合計。同じプレイヤーが複数回参加していてもその分加算される。 | ||
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:「新しい熱心なプレイヤー」のこと。初めてその店舗のイベントに参加したプレイヤーが、その後1年の間に5回以上再来店してイベントに参加した場合(フォーマット問わず)、定着プレイヤーとなる。[[#WPNプレミアム|WPNプレミアム]]の審査基準。 | :「新しい熱心なプレイヤー」のこと。初めてその店舗のイベントに参加したプレイヤーが、その後1年の間に5回以上再来店してイベントに参加した場合(フォーマット問わず)、定着プレイヤーとなる。[[#WPNプレミアム|WPNプレミアム]]の審査基準。 |
2019年3月14日 (木) 17:52時点における版
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク/Wizards Play Networkとは、2008年7月から始まった特約店制度。トーナメント運営のサポートも行っている。
目次 |
新制度(基本セット2020から)
2019年(基本セット2020以降)より、新たな制度へと移行する[1]。
旧来のレベル制度等を廃止し、新たに「総参加者数」「熱心なプレイヤー数」「定着プレイヤー数」を用いた店舗評価基準が設けられ、また上位のショップであることを示す区分としてWPNプレミアム制度が登場した。
- 総参加者数
- その店舗の1年間に開催したすべてのマジックのイベント(フォーマット問わず)における参加者数の合計。同じプレイヤーが複数回参加していてもその分加算される。
- 熱心なプレイヤー数
- その店舗のマジックのイベント(スタンダード、ドラフト、シールドに限る)に年6回以上参加したプレイヤーの数。
- 定着プレイヤー数
- 「新しい熱心なプレイヤー」のこと。初めてその店舗のイベントに参加したプレイヤーが、その後1年の間に5回以上再来店してイベントに参加した場合(フォーマット問わず)、定着プレイヤーとなる。WPNプレミアムの審査基準。
WPN
- 特典
- 「総参加者数」と「熱心なプレイヤー数」に応じた数のプロモパックの割り当て
- プレリリースやフライデー・ナイト・マジックなどのイベント開催権
- 「グローバル・リテール・デベロップメント」チームからのサポート
- プロモパックを含む限定カード、限定製品などの特別な宣伝素材
- 条件
- 過去1年間で総参加者数:250人
- 熱心なプレイヤー数:5人
WPNプレミアム
通常のWPN特典に加え、以下の特権が与えられる予定[2]。
- 特典
- 特別なイベントの開催権
- 公式サイト内での「店舗・イベント検索」での優先掲載
- 「WPNデベロップメント」チームからのビジネスサポート
- 特別なプロモ・キット(マジックの照明看板など)
- 条件
- 熱心なプレイヤー数:60人
- 総参加者数:3,000人
- 定着プレイヤー数:20人
- WPN加盟6か月以上
- WPNプレミアム・チェックリストの全条件を満たす
WPNプレミアムはWNP公式サイトより応募申請ができる。前提条件のほかに、店舗の利用しやすさ、外観や内観の美しさ、イベントの質、顧客の体験、特定期間のPOSデータなどが審査にかけられる。毎年再検証が行われるため、プレミアム認定が失われることもある[2]。
レベル制(基本セット2020以前)
レベルごとに定められた条件を満たすことで、WotCから様々なサポートを受ける権利が得られるというもの。マジック初心者体験会やフライデー・ナイト・マジックなどの主要なイベントの開催権や、配布できるプロモーション・カードの枚数に関わるなど、公に「マジックのお店」と認められるために重要な制度であった。
- かつては店舗以外の個人主催者のサポートも含まれていた。レベル1・2ジャッジにもコアレベル、レベル3ジャッジにもアドバンスレベルの権利が得られる特例があった。
- 過去12ヶ月にWPNコアレベルの必要条件に満たなかったWPN店舗(ゲートウェイレベル店舗含み)は、その店舗のWPNステータスを取り消されます。
廃止
2019年(基本セット2020以降)よりレベル制は廃止される[1]。当初2,000店舗だったWNP加盟店は数倍に膨れ上がり、店舗のイベントの規模にあわせて柔軟なサポートを行う必要が生じたため廃止に至った。
ゲートウェイレベル
- 特権
- ゲートウェイ・サポートキット
- マジックプライズサポートキット
- カジュアルプレイ・認定大会の開催権の事前申請(カジュアルイベントは開催当日まで、認定大会の開催前7日まで)
- マジック・リーグの開催権
- WPN検索によるイベント告知
- 条件
必要な研修プログラムを受講する、かつ、過去12ヶ月に
- 4回以上、イベントを開催・報告している
- 報告したイベントで個別のプレイヤーを15人以上集める
- 8人以上のイベントが参加しているトーナメントを最低1回開催する
- 新規プレイヤーを3人以上集める
コアレベル
- 特権
ゲートウェイレベルに加え、以下の特権が加わる。
- フライデー・ナイト・マジックの開催権(配布できるFNMプロモは週5枚)
- プレリリース・トーナメント の開催権(エキスパンション毎3回まで)
- スタンダード・ショーダウンの開催権
- ストアチャンピオンシップの開催権(エキスパンション毎1回まで)
- マジック初心者体験会の開催権
- ドラフト・ウィークエンドの開催権
- 申請期日の指定がない認定大会の事前申請条件緩和(開催前7日まで→開催日当日まで)
- 一部特殊セットとBOX特典カードの取り扱い権
- 条件
過去12ヶ月に
- 24回以上、トーナメントを開催・報告している
- 報告したイベントで個別のプレイヤーを30人以上集める
- 12人以上のプレイヤーが参加しているトーナメントを最低1回開催する
- 報告遅延率が、20%未満である
- 新規プレイヤーを6人以上集める
アドバンスレベル
- 特権
コアレベルに加え、以下の特権が加わる。
- 開催できるプレリリース・トーナメントの数を増加(3回まで→6回まで)
- 配布できるフライデー・ナイト・マジックプロモ枚数を増加(週5枚→週10枚)
- 配布できるスタンダード・ショーダウン賞品用パック数を増加(イベント毎3パック→6パック)
- 一部特殊セットとBOX特典カードの取り扱い数を増加
- プロツアー予備予選の開催権
- WPNプレミアムトーナメントの開催権(別途条件あり)
- WPNプレミアムシリーズ予選大会の開催権
- 申請期日の指定がないイベントは、開催後7日までの事後申請も可能。
- 条件
過去12ヶ月に
- 48回以上、トーナメントを開催・報告している
- 報告したイベントで個別のプレイヤーを100人以上集める
- 32人以上のプレイヤーが参加しているトーナメントを最低1回開催する
- 報告遅延率が、10%未満である
- 新規プレイヤーを20人以上集める
アドバンスプラスレベル
- 特権
アドバンスレベルに加え、以下の特権が加わる。
- 配布できるフライデー・ナイト・マジックプロモ枚数を増加(週10枚→週15枚)
- 配布できるスタンダード・ショーダウン賞品用パック数を増加(イベント毎6パック→9パック)
- 一部特殊セットとBOX特典カードの取り扱い数を増加
- プロツアー地域予選と、WPNプレミアムシリーズの主催権(別途条件あり)
- 条件
誓約書に署名し提出する、かつ、過去12ヶ月に
- 125回以上、トーナメントを開催・報告している
- 報告したイベントで個別のプレイヤーを250人以上集める
- 50人以上のプレイヤーが参加しているトーナメントを最低1回開催する
- 新規プレイヤーを50人以上集める
- 報告遅延と、誓約書違反件数は0
脚注
- ↑ 1.0 1.1 Introducing the New Wizards Play Network/新たなウィザーズ・プレイ・ネットワークのご紹介/WPN内 同記事(News 2019年3月12日)
- ↑ 2.0 2.1 新たなWPNについてのよくある質問集(WNP公式サイト 2019年3月12日 Jordan Comar著)
参考
- 用語集
- ウィザーズ・イベント・リポーター
- MPS
- WPNプレミアムトーナメント
- WPNプレミアムシリーズ
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク公式サイト/日本語
- Wizards Play Network
- 店舗の皆さまへ
- WPNへの加入