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プレインチェイス戦/Planechaseはカジュアル変種ルールの1つ。[[定形外のマジックのカード]]である[[次元]][[カード]]と専用の[[ダイス]]である[[次元ダイス]]を使う。
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{{情報ボックス/キーワード能力
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|名前=結魂
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|英名=Soulbond
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|種別=[[誘発型能力]]
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|登場セット=[[アヴァシンの帰還]]
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|リーガル=legal
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|CR=702.92
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}}
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'''結魂'''/''Soulbond''は、[[アヴァシンの帰還]]で制定された[[キーワード能力]]。2つの[[誘発型能力]]からなる。
  
==構築ルール==
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<!--{{#card:Silverblade Paladin}}-->
[[プレイヤー]]は通常のマジックのカードからなる[[デッキ]]とは別に、次元カードから構成される[[次元デッキ]]を構築する。次元デッキは10枚以上で無ければならない。また、同じ名前の次元カードは2枚以上入れてはならない。
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次元ダイスは6面体のサイコロである。1つの面にはプレインズウォーカー・シンボルが、他の1つの面にはカオス・シンボルが記されている。他の面は何も記されていない。
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==定義==
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'''結魂'''/''Soulbond''は、以下の2つの誘発型能力からなる。
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*このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがこのクリーチャーおよび他のクリーチャー1体の両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはこのクリーチャーをもう一方の組になっていないクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。
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*他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがそのクリーチャーおよびこのクリーチャーの両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはそのクリーチャーをこのクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。
  
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==ルール==
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*クリーチャーは他のクリーチャー1体のみと組になることができる。
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*組になった2体のクリーチャーは、依然としてあらゆる意味で個別のクリーチャーである。それらは攻撃およびブロックを個別に行い、個別に呪文や能力の対象となってその影響を受け、そして個別に領域を変更する。たとえば、組になった2体のクリーチャーが攻撃する場合、片方をブロックしても他方は何ら影響を受けない。
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*結魂を持つクリーチャーが戦場に出た時点で、あなたが他のまだ組になっていないクリーチャーをコントロールしていなければ、結魂能力は誘発しない。しかし、結魂を持つクリーチャーと組になるクリーチャーは、結魂能力の解決時まで選ばれない。
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*組になったクリーチャーは、以下のいずれかの場合に組でなくなる。
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**他のプレイヤーがそれまたはそれと組になったクリーチャーのコントロールを得る。
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**それまたはそれと組になったクリーチャーがクリーチャーでなくなる。
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**それまたはそれと組になったクリーチャーが戦場を離れる。
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*結魂能力の解決時に、能力を誘発させたクリーチャーが上記の状態になっていた場合、それらは組にならない。
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*組でなくなった場合、組になっていたクリーチャーに与えられていたボーナスおよび能力はただちに消滅する。ボーナスがタフネスの増加を含んでいた場合、クリーチャーがそのタフネス以上のダメージを負った状態になることがある。この場合、そのクリーチャーは破壊される。
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*組でなくなることでクリーチャーが起動型能力を持たなくなる場合にも、すでに起動されてスタックにある能力は影響を受けない。
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*結魂を持つクリーチャーが他の結魂を持つクリーチャーと組になった場合、それぞれのクリーチャーが両方のボーナスを得る。
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*結魂を持つ組になったクリーチャーが結魂を失った場合でも、それおよびそれと組になったクリーチャーは組のままである。
  
==ゲームルール==
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==解説==
ゲームの開始時に、各プレイヤーは自分の次元デッキを無作為に切り直し、[[統率]][[領域]]に置く。
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クリーチャー同士がで2人組を作るキーワード能力。組になる事は特性に何の影響も与えないが、結魂能力を持つクリーチャーは組になった場合に双方にボーナスを与える能力を持つ。
  
マリガンとゲームの開始時に行う行動を済ませた後、開始プレイヤーは自分の次元デッキの1番上のカードを表向きにする。この結果としてこのカードの能力が誘発する事はない。
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総合ルールによる定義では書式の関係で非常にややこしい能力にみえるが、要するに
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*結魂を持ったクリーチャーが戦場に出たとき、他のあなたのクリーチャーと組にする事ができる。
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*あなたのクリーチャーが戦場に出たとき、結魂を持ったクリーチャーがいればそれと組にする事ができる。
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という事である。
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*一度組になった場合、自由に組を解消する事はできない。どちらかがコントロールを失うかクリーチャーでなくなるか戦場を離れるかしない限り
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*[[注釈文]]では新たに戦場に出るクリーチャーと幾らでも"重婚""できそうだが、実際は結魂を持つクリーチャーが組になっていれば能力自体が誘発しない。
  
統率領域で表向きになっている次元カードの[[能力]]は、その領域から機能する。そのカードの[[常在型能力]]はゲームに影響を及ぼし、[[誘発型能力]]は[[誘発]]することができ、[[起動型能力]]は[[起動]]することができる。
+
==参考==
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|結魂}}
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*[[キーワード能力]]
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*[[ルーリング]]
  
[[アクティブ・プレイヤー]]が[[優先権]]を持っていて[[スタック]]が空の場合、自分の[[メイン・フェイズ]]の間なら、そのプレイヤーは次元ダイスを振ることが出来る。そのプレイヤーは、この処理を行なうためのコストとして、そのターンにこの処理を既に行なった回数に等しいだけのマナを支払う。これは[[特別な処理]]であり、スタックを用いない。
 
*次元ダイスの目が無地の場合、何も起こらない。アクティブ・プレイヤーは優先権を得る。
 
* 次元ダイスの目がカオス・シンボル{C}の場合、その次元の持つ「あなたが{C}を出したとき/When you roll {C}」という能力が誘発し、スタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーは優先権を得る。
 
*次元ダイスの目がプレインズウォーカー・シンボル{PW}の場合、その次元の「プレインズウォーク 能力」が誘発し、スタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーは優先権を得る。
 
 
 
 
 
==選択ルール==
 
 
==参考==
 
  
{#cr:901}
+
<!--{{#cr:{{キーワード能力のCR番号|結魂}}}}
 +
[[Category:キーワード能力|けつこん]]
 +
__NOTOC__-->

2012年4月25日 (水) 23:53時点における版

結魂/Soulbond
種別 誘発型能力
登場セット アヴァシンの帰還
CR CR:702.95

結魂/Soulbondは、アヴァシンの帰還で制定されたキーワード能力。2つの誘発型能力からなる。


目次

定義

結魂/Soulbondは、以下の2つの誘発型能力からなる。

  • このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがこのクリーチャーおよび他のクリーチャー1体の両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはこのクリーチャーをもう一方の組になっていないクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。
  • 他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがそのクリーチャーおよびこのクリーチャーの両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはそのクリーチャーをこのクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。

ルール

  • クリーチャーは他のクリーチャー1体のみと組になることができる。
  • 組になった2体のクリーチャーは、依然としてあらゆる意味で個別のクリーチャーである。それらは攻撃およびブロックを個別に行い、個別に呪文や能力の対象となってその影響を受け、そして個別に領域を変更する。たとえば、組になった2体のクリーチャーが攻撃する場合、片方をブロックしても他方は何ら影響を受けない。
  • 結魂を持つクリーチャーが戦場に出た時点で、あなたが他のまだ組になっていないクリーチャーをコントロールしていなければ、結魂能力は誘発しない。しかし、結魂を持つクリーチャーと組になるクリーチャーは、結魂能力の解決時まで選ばれない。
  • 組になったクリーチャーは、以下のいずれかの場合に組でなくなる。
    • 他のプレイヤーがそれまたはそれと組になったクリーチャーのコントロールを得る。
    • それまたはそれと組になったクリーチャーがクリーチャーでなくなる。
    • それまたはそれと組になったクリーチャーが戦場を離れる。
  • 結魂能力の解決時に、能力を誘発させたクリーチャーが上記の状態になっていた場合、それらは組にならない。
  • 組でなくなった場合、組になっていたクリーチャーに与えられていたボーナスおよび能力はただちに消滅する。ボーナスがタフネスの増加を含んでいた場合、クリーチャーがそのタフネス以上のダメージを負った状態になることがある。この場合、そのクリーチャーは破壊される。
  • 組でなくなることでクリーチャーが起動型能力を持たなくなる場合にも、すでに起動されてスタックにある能力は影響を受けない。
  • 結魂を持つクリーチャーが他の結魂を持つクリーチャーと組になった場合、それぞれのクリーチャーが両方のボーナスを得る。
  • 結魂を持つ組になったクリーチャーが結魂を失った場合でも、それおよびそれと組になったクリーチャーは組のままである。

解説

クリーチャー同士がで2人組を作るキーワード能力。組になる事は特性に何の影響も与えないが、結魂能力を持つクリーチャーは組になった場合に双方にボーナスを与える能力を持つ。

総合ルールによる定義では書式の関係で非常にややこしい能力にみえるが、要するに

  • 結魂を持ったクリーチャーが戦場に出たとき、他のあなたのクリーチャーと組にする事ができる。
  • あなたのクリーチャーが戦場に出たとき、結魂を持ったクリーチャーがいればそれと組にする事ができる。

という事である。

  • 一度組になった場合、自由に組を解消する事はできない。どちらかがコントロールを失うかクリーチャーでなくなるか戦場を離れるかしない限り
  • 注釈文では新たに戦場に出るクリーチャーと幾らでも"重婚""できそうだが、実際は結魂を持つクリーチャーが組になっていれば能力自体が誘発しない。

参考


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