森の入り口を抜けて/Through the Forest Gate
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上にあるカード20枚を見る。その中から望む枚数の土地カードをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。8点のライフを得る。
ライブラリーの上20枚から好きな数土地を出せる豪快なソーサリー。8点のライフゲインもついてくる。
60枚デッキにおける土地の枚数はおおよそ22~25枚程度。期待値にしておおよそ7~8枚程度のマナ加速というのは圧倒的ではあるが、これ自体が8マナかかる。通常のデッキでは8マナ出る状態から更に土地を増やす意味は薄く、他に得られるのは重視されづらいライフ・アドバンテージのみ。ソーサリー故の隙の大きさもあり、これを唱えたばかりに対戦相手の大振りなアクションを許したら本末転倒になりかねない。
基本的には2桁のマナが無駄になりづらいX呪文も搭載したランプ、或いは上陸を一気に大量に誘発させる、コンボ的な使い方が適している。ただしこの用法に関しても、登場時のスタンダードには同マナ総量で大型クリーチャーがついてくる飢えた星祖/Famished Worldsireが存在しており、立場は厳しいと言わざるを得ない。飢えた星祖と異なり、事前に土地を並べておく必要がないため、宝物等の土地によらないマナ加速とも併用しやすい点はこちらの方が勝っているか。
また、コマンダーでは緑マナ1点分重いが、ライブラリー全体をサーチできる大地の作り直し/Reshape the Earthもライバルとなる。あちらと違い11枚以上出せるという上振れの可能性を秘めているが、逆に言えば9枚以下になってしまうこともあるため、確実性ならば土地同士のコンボも狙いやすい大地の作り直しに分がある。1マナの差や、敵対工作員/Opposition Agent等のサーチ妨害手段にひっかからない点を活かせるかが採用の分かれ目といったところ。
リミテッドではアンプレイアブルと断言できるカード。クリーチャー同士の殴り合いが中心というフォーマットの性質とまるで噛み合っていないうえ、追い打ちにホビットは高速環境で、上陸を軸とした緑青アーキタイプもほぼ一弱状態である。一応ライフの価値は構築よりも高いが、8マナかける程の数値ではなく焼け石に水気味。