棘ある言葉の達人/Master of Barbs
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棘ある言葉の達人 / Master of Barbs (1)(赤)クリーチャー ― トカゲ(Lizard) バード(Bard)
威迫
1人以上の対戦相手が戦闘ダメージでないダメージを受けるたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
対戦相手に非戦闘ダメージを与えると味方クリーチャーを全体強化するトカゲ・バード。
単独ではゴブリンの先駆者/Goblin Trailblazer相当でしかないので、他の非戦闘ダメージを与えるカードと併用することが前提となる。他にクリーチャーが並べば並ぶほど効果が大きくなるので、単に火力呪文を撃ち込むよりは、ダメージ能力を内蔵したクリーチャーと併用することで展開と誘発を同時にこなせるようにしたい。
特筆すべきは地獄乗り/Hellriderなどの「クリーチャーが攻撃するたび、その数だけダメージ能力が誘発する」カードとの相性にある。地獄乗りを例に挙げると、まず各攻撃クリーチャーごとに追加の1点ダメージが発生し、それぞれが棘ある言葉の達人の強化能力を誘発させるため、仮に全攻撃がブロックされなかった場合は総ダメージが本来よりN^2+N(Nは攻撃クリーチャーの数)点多くなる。極端に言えばパワー0のクリーチャー4体のみで攻撃してもリーサルを取れる計算であり、高い爆発力を発揮する。同セットにもイングリス・スティンガークイル/Ingris Stingerquillという地獄乗り相当のカードが存在するため、組み合わせると良いだろう。
2025年〜2026年期のスタンダードではラクドス・トカゲアグロで採用され、ブルームバロウで登場したダメージ能力持ちのトカゲとはタイプ的カードを共有できる点も含めて抜群の相性を見せている。特に雇われ爪/Hired Clawはマナカーブどおりに展開しつつ誘発条件を満たせるうえ、棘ある言葉の達人自体が回避能力持ちのトカゲであるため、雇われ爪で攻撃しにくい状況では自ら誘発源として動くことができる点で噛み合っている。無論、イングリスとも併用されている。
リミテッドでの評価は低い。性能自体は非戦闘ダメージをテーマとした黒赤向けなのだが、肝心の黒赤がアーキタイプとしての強度が弱く、能力を有効に扱いづらい。一応同デッキは2マナ枠の有用なクリーチャーが不足気味であり、能力自体は決してアンプレイアブルなものでもないので、安く流れてきたところをピックしやすいのは利点か。勿論、ここでもイングリスと組めれば凄まじい爆発力を発揮できる。そのほか、敵意ある一節/Vicious Verse持ちの準備カードを多く取れているならば青赤に組み込んでみるのも手である。