七人の小人/Seven Dwarves
クリーチャー — ドワーフ(Dwarf)
七人の小人は、あなたがコントロールしていて《七人の小人/Seven Dwarves》という名前である他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
デッキに《七人の小人/Seven Dwarves》という名前のカードを最大7枚入れてもよい。
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集まれば集まるほど能率が上がる勤勉なドワーフ。赤で4枚制限ルールを無視できる初めてのカードである。そして完全に無制限になるわけではなく、上限を4枚から7枚に拡大するという性質も過去に例がない。
7枚までとはいえ枚数制限があるためか、同等のサイズと能力を持つ執拗なネズミ/Relentless Ratsと比べると1マナ軽く、単体でも熊相当とマナレシオに優れている。
主にリミテッドで活躍する。2マナ域の赤のコモンのアタッカーとしてはリムロックの騎士/Rimrock Knightや血霞のクズリ/Bloodhaze Wolverineと競合するが、こちらは特別なシナジーを用意しなくてもそこそこのコスト・パフォーマンスを発揮し、守りに回っても優秀であることが強み。複数枚集められれば十分な活躍が見込めるだろう。「1ターン2枚ドロー」系のデッキも、構造上ライブラリーを積極的に掘り進めて2枚目・3枚目が見つけやすくなるので、相性が良い。
- 同様の能力を持つカードとして森林群れの狼/Timberpack Wolfがある。通常の構築では7枚入れられる小人のほうが使いやすいが、リミテッドで大量にかき集めることに成功したなどの「8枚以上入れてもよい」状況を想定すると、評価が逆転する。とはいえ8人でブースター・ドラフトを行っても特定のコモンが出る枚数の期待値は約2.4枚であり、7枚制限が効力を発揮することは稀。
- カード名や能力もさることながら、イラストには7人のドワーフをはじめとして、多数の「7つのもの」が描かれている。かつての十三恐怖症/Triskaidekaphobiaと同様の仕掛けである[1]。
- 箱の中の宝石、布袋、道具、右に積まれた木箱、レールの枕木、火のついた壁掛けトーチ、ゴンドラを吊り下げているロープ、背景に吊り下げられた鉱石、背景の壁面に開けられた穴、背景の坂道の支柱とトーチ、中央のドワーフ(PICKY)の前掛けの鋲・ベルトで留められた板金・ベルトの穴、左のドワーフ(CORDY)の胸当てに使われている革、右のドワーフ(BRIGHT)の持っているロウソク、ハンドルの取っ手(直接描かれていないが角度を測ると 50°程度で、7本あった場合の 360°÷7 ≒ 51.4°に近い)。またゴンドラの手すりの形状にVIIという字が隠されている。
- アーティストのJason Rainvilleがイラストを描いている最中、ドワーフたちの名前が頭の中に存在していたことを明かしている。(左手前から)ロープを持つCORDY、長柄の道具を持つSPADEY、ゴンドラに乗るJEWELY(JULIE)、中央のPICKY、ハンドルを回すCRANKY、ハンマーを持つSMASHY、ロウソクを灯すBRIGHT。ただし公式の名前ではないと注釈されている[2]。
ルール
[編集]- 2つ目の能力は4枚制限ルールを始めとしたフォーマットの構築ルールよりも優先される。統率者戦においても七人の小人はデッキに最大7枚入れてもよい。
- 一方で、リミテッド(シールドやブースター・ドラフト)をはじめとした4枚制限ルールが適用されないフォーマットにおいても、構築と同様に七人の小人はデッキに最大7枚までしか入れられない。超過分はサイドボードとなる。
開発秘話
[編集]モチーフは、グリム童話『白雪姫』に登場する「七人の小人」。日本では主に「小人」と呼ばれる彼らは、原文では「ドワーフ」である。
Mark Rosewaterはセットに7枚のドワーフを入れることを計画していたが、単純に枠を取るだけでなく、開発中にファイルを出入りし続けるカードの枚数を厳密に管理することは困難なため、断念せざるを得なかった。代わりに1枚のカードで「七人の小人」を表現する方法として、Markは4枚制限ルールを無視するというアイデアを思いついた。また、最初のデザインでは戦隊の鷹/Squadron Hawkのような、同名カードをサーチするETB能力を持っていたが、手札の上限が7枚である以上一度にすべてのカードがサーチされることは少なく、ライブラリーを切り直す回数が増えてしまうため、最終的に執拗なネズミと同様の能力に変更された[3]。
脚注
[編集]- ↑ Worldbuilding Eldraine/エルドレインの世界構築(Card Preview 2019年9月11日 Cynthia Sheppard著)
- ↑ Jason RainvilleのTwitter(紹介ツイート 高解像度の画像)
- ↑ Eldraine Check, Part 3/エルドレイン・チェック その3(Making Magic 2019年10月7日 Mark Rosewater著)