ファーヤ/Firja
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ファーヤ/Firjaはカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの武勇の審判者、ファーヤ/Firja, Judge of Valorが初出。
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[編集] 解説
カルドハイム/Kaldheimの戦乙女/Valkyrie。女性。四枚の翼を持ち、槍と角笛を所持している(イラスト)。
番人/Shepherdと呼ばれる白の戦乙女は、相応しき死者をシュタルンハイム/Starnheimの正当なる場に導く。死神/Reaperと呼ばれる黒の戦乙女は、相応しくない者の命を奪い、イストフェル/Istfellへと連れていく。戦乙女は通常、番人と死神が対となって審判を下す。
ファーヤは唯一無二の存在、番人でもあり死神でもある初の戦乙女だ。彼女は独りで各地の領界/Realmを飛び回り、自らの審判だけで定命の者たちの魂を、そして自分自身を導いている。
[編集] 経歴
[編集] 番人兼死神の誕生
対となる番人と死神が合意したうえで、死者の運命は定められる。かつてファーヤは番人で、死神の相方と組んでいた。二人は共に、戦から逃げた戦士に審判を下さなければならなかった。死神は、これは更生不能な臆病者の行いであると主張した。しかしながら、ファーヤは幻視を見ていた。この戦士はもっと大きなものに関わる運命にあり、今回の不名誉な行いが戦士を駆り立て、この領界で最も偉大な戦士の一人にするのというものだ。
死神はこの幻視を認めず、戦士の命を奪おうとした。ファーヤは前例のない行動に出た――死神を打ち倒したのだ。死神が死にゆく中、ファーヤは気づくと死神の精髄を吸収していた。一対の黒い翼が突然背中から生え、白い翼に並んだ。こうして彼女は、番人と死神を兼任する唯一の戦乙女となった。
[編集] 導き、目的、誉れ、そして栄光/Direction. Purpose. Honor. Glory.
イストフェルの霊魂/Spirit、ラナール/Ranarはビョルン/Bjornと名乗る若者に従い、三人の霊魂の王を殺してシュタルンハイムへと向かう旅に同行した。最後にビョルンは死の神イーガン/Egonとしての正体を現し、シュタルンハイムへ通じる裂け目を開いた――だが合唱のような、勝ち鬨のような声とともに、裂け目は閉じられた。降り立った声の主は、四枚翼の戦乙女、ファーヤであった。
ファーヤはイーガンの要求を拒否し、彼の攻撃を一蹴した。ファーヤはラナールの反省の弁に満足すると、彼にイーガンを倒すよう命じ、イーガンは塵と砕けた。ファーヤはラナールに真実を教えた。長い時の中、イーガンは何度も蘇ってはシュタルンハイムへの侵入を試み、ラナールも幾度となく彼を止めてきたが、その記憶は残らないのだと。そして彼女は飛び去った。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] イラストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Direction. Purpose. Honor. Glory./サイドストーリー第4話:導き、目的、誉れ、そして栄光(Magic Story 2021年1月29日 Miguel Lopez著)
[編集] その他
モチーフは北欧神話の生と死を司る女神、フレイヤの翻案であろう。