シグリッド/Sigrid
提供:MTG Wiki
シグリッド/Sigridはカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの神に愛された者、シグリッド/Sigrid, God-Favoredが初出。
目次 |
[編集] 解説
カルドハイム/Kaldheimのブレタガルド/Bretagardの人間氏族の一つ、ベスキール/The Beskirの指導者の一人。女性。明るい色の長髪を編んでおり、両刃の斧を持つ(イラスト)。二つ名は神に愛された者/God-Favored。
メイヤ/Majaがベスキールの軍事的指導者であるのに対し、シグリッドはベスキールの精神的指導者だ。遥か昔、シグリッドの祖先ハリック/Hurrikが神アールンド/Alrundの命を救った。アールンドはその礼に、草原地帯フェルトマーク/The Feltmark全土と加護の祝福を、ハリックとその代々の子孫に与えた。アールンドの言葉は今も真実で、シグリッドもその祝福を有している。幼い頃、彼女に一頭の星界/The Cosmosの熊が近づいてきたが、襲ってくることはなかった。代わりに熊は彼女の額に鼻先をすりつけ、元来た森へと帰っていった。このことは、アールンドの約束の更新、神々の寵愛のしるし、シグリッドの指導者の地位への支持と見なされた。
[編集] 経歴
[編集] 決戦、カルドハイム/The Battle for Kaldheim
ティボルト/Tibaltがドゥームスカール/Doomskarを起こし、ブレタガルドに他の領界/Realmの軍勢が侵攻し始めた。この事態を受け、シグリッドは自らが管理するベスキールの城塞/The Beskir Strongholdにケイヤ/Kayaとタイヴァー・ケル/Tyvar Kell、そして領界路探し/The Omenseekersの長インガ/Inga、タスケーリ/The Tuskeriの長アーニ/Arni、カナー/The Kannahの長フィン/Fynnを招いた。フィンはエルフ/Elfのタイヴァーに対する敵意を隠さなかったが、シグリッドの制止の声が裁判官の槌のように響くと、フィンも不承不承従った。シグリッドは現状を説明した。トロール/Troll、デーモン/Demon、巨人/Giant、ドローガー/Draugrがブレタガルドを蹂躙しているが、我々には領界の剣/Sword of the Realmsがあると。
最終的にデーモンたちは敗走し、ハルヴァール/Halvarが領界の剣を用いて裂け目を閉じた。ブレタガルドに取り残されたドローガーとはこの先何年も戦わないといけないかもしれないが、デーモンに比べれば物の数ではない、そうシグリッドは説明した。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] 登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1(Feature 2021年1月8日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Episode 5: The Battle for Kaldheim/メインストーリー第5話:決戦、カルドハイム(Magic Story 2021年2月3日 Roy Graham著)
[編集] その他
- モチーフは北欧神話の光の神、バルドルだろう。母フリッグが世界中の生物・無生物に彼を傷つけないよう約束させ、不死身の存在となったが、ヤドリギ(ミスティルテイン)だけはこの約束をしておらず、ロキに騙された弟ヘズが投げたヤドリギに貫かれて命を落としたという。
- 名前の由来はゲルマン神話の英雄ジークフリートのスカンディナヴィアにおける呼び名、シグルズ(英:Sigurd)と思われる。