ク=タン
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ク=タン/C'tanとは、クリーチャー・タイプの1つ。ウォーハンマー40,000独自のタイプである。
クリーチャー — (C’tan)
飛行
ドレインライフ ― 夜をもたらすもののシャードが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの端数を切り上げた半分の点数のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。
クリーチャー — (C’tan)
飛行
虚ろの竜の槍 ― 虚ろの竜のシャードが攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれ土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げる。
物質吸収 ― アーティファクト1つが戦場から墓地や追放領域に置かれるたび、虚ろの竜のシャードの上に+1/+1カウンター2個を置く。
ウォーハンマー40,000統率者デッキ現在、夜をもたらすもののシャード/Shard of the Nightbringerと虚ろの竜のシャード/Shard of the Void Dragonの2枚のみが存在する。この2枚に共通する特徴として黒であり、原作の設定を再現すべく非常に重いマナ・コストと大きなサイズ、そしてそれのみでゲームの展開を決定づけるような派手な能力を併せ持っている。
伝説のク=タンはウォーハンマー40,000統率者デッキ現在存在しない。
[編集] ストーリー
ク=タン/C'tanはウォーハンマー40,000に登場する、星界の神々と称される超存在。
少なくとも6,000万年以上前の太古の時代、宇宙の一種族であるネクロンティール/Necrontyrと取引して彼らに血の通った肉体を捨てさせ、金属の体を持つ魂なき存在であるネクロン/Necronへと変えた上で隷属させた。しかし、後にネクロンの反逆に遭い、ネクロンの超兵器による膨大なエネルギーの放射を受けてその存在は数千のシャード/Shard(破片)となって四散する。完全に消滅させられるには至らなかったものの、そのシャードはネクロンに捕らわれ、破片となってなおも内包する無限のエネルギーを兵器として利用されることとなる。今やネクロンの忠実な奴隷となったク=タンのシャードがひとたび戦場に解き放たれれば、その無限のエネルギーをもってネクロンの敵対勢力に甚大な損害を与えることだろう。