小津あざみ/Azami Ozu

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'''小津あざみ/Azami Ozu'''は[[神河物語]]に登場する、[[水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge#ストーリー|水面院/Minamo Acadeny]]の書庫主任。
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'''小津あざみ'''/''Azami Ozu''は[[神河物語]]に登場する、[[水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge#ストーリー|水面院/Minamo Acadeny]]の書庫主任。生まれたときから知識に対する異常な探究心と冷徹さを持ち合わせていた。
生まれたときから知識に対する異常な探究心と冷徹さを持ち合わせていた。
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父は何らかの軍隊に所属。彼女の母はおそらく研究者であり、魔法に関する書物(巻物)を多く所持していた。母は彼女や彼女の兄に書物を触れることを良しとしていなかったが、あざみの幼い頃は両親にかまってもらえなかったため、母の書物をこっそり持ち出して川辺で読むことを繰り返していた。
 
父は何らかの軍隊に所属。彼女の母はおそらく研究者であり、魔法に関する書物(巻物)を多く所持していた。母は彼女や彼女の兄に書物を触れることを良しとしていなかったが、あざみの幼い頃は両親にかまってもらえなかったため、母の書物をこっそり持ち出して川辺で読むことを繰り返していた。
  
ある日、彼女の目の前に川から「偉大な神」が現れ、なぜ知識を求めるのか、そして「知識を求める代償としてお前は何を差し出すのか」と問われ、あざみは知りたいから知識を求め、[[日本語画像:Petals of Insight|なにもかもをも差し出すと答える]]。
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ある日、彼女の目の前に川から「偉大な神」が現れ、なぜ知識を求めるのか、そして「知識を求める代償としてお前は何を差し出すのか」と問われ、あざみは知りたいから知識を求め、{{日本語画像|Petals of Insight|なにもかもをも差し出すと答える}}。それからおよそ一年の後、母は病死、父は負担を軽減するために(事実上捨てる形で)母の形見の巻物とともに彼女を水面院に送り出した。
それからおよそ一年の後、母は病死、父は負担を軽減するために(事実上捨てる形で)母の形見の巻物とともに彼女を水面院に送り出した。
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<!-- 「すると一ヶ月のうちに母は病死...」となっていましたが、下記掌編「何もかも」の記述に合わせました。 -->
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神に知識のためにすべてを捨てると誓ったあざみは、学院で知り合った親友と共に[[ネズミ|鼠人]]の集落に忍び込み、廃寺に残された書物を盗み出そうとした。鼠人に襲われた彼女は、知識の代償として学友を裏切り、巻物を手に入れた。
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神に知識のためにすべてを捨てると誓ったあざみは、学院で知り合った親友と共に[[ネズミ|鼠人]]の集落に忍び込み、廃寺に残された書物を盗み出そうとした。鼠人に襲われた彼女は、知識の代償として学友を裏切り、巻物を手に入れた。また、あざみが頭角を現すにしたがって、当時の書庫主任にねたまれるようになっていった。あざみは協力関係を申し出る会席を設けたが、食後に「偶然」紛れ込んでいた毒茸にあたり、前主任は職務に復帰できないほどの中毒に陥ってしまった。
また、あざみが頭角を現すにしたがって、当時の書庫主任にねたまれるようになっていった。あざみは協力関係を申し出る会席を設けたが、食後に「偶然」紛れ込んでいた毒茸にあたり、前主任は職務に復帰できないほどの中毒に陥ってしまった。
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さらに数年の後、水面院の書庫主任に上り詰めたあざみは、かつて彼女に問いかけた神が単なる「川の精」で、それが「偉大な神」ではなかったことを知る。つまるところ、彼女は生まれもって持ち合わせた探究心の代償として、母や友人を差し出していたのである。
 
さらに数年の後、水面院の書庫主任に上り詰めたあざみは、かつて彼女に問いかけた神が単なる「川の精」で、それが「偉大な神」ではなかったことを知る。つまるところ、彼女は生まれもって持ち合わせた探究心の代償として、母や友人を差し出していたのである。

2008年4月4日 (金) 09:54時点における版

小津あざみ/Azami Ozu神河物語に登場する、水面院/Minamo Acadenyの書庫主任。生まれたときから知識に対する異常な探究心と冷徹さを持ち合わせていた。

父は何らかの軍隊に所属。彼女の母はおそらく研究者であり、魔法に関する書物(巻物)を多く所持していた。母は彼女や彼女の兄に書物を触れることを良しとしていなかったが、あざみの幼い頃は両親にかまってもらえなかったため、母の書物をこっそり持ち出して川辺で読むことを繰り返していた。

ある日、彼女の目の前に川から「偉大な神」が現れ、なぜ知識を求めるのか、そして「知識を求める代償としてお前は何を差し出すのか」と問われ、あざみは知りたいから知識を求め、なにもかもをも差し出すと答える。それからおよそ一年の後、母は病死、父は負担を軽減するために(事実上捨てる形で)母の形見の巻物とともに彼女を水面院に送り出した。

神に知識のためにすべてを捨てると誓ったあざみは、学院で知り合った親友と共に鼠人の集落に忍び込み、廃寺に残された書物を盗み出そうとした。鼠人に襲われた彼女は、知識の代償として学友を裏切り、巻物を手に入れた。また、あざみが頭角を現すにしたがって、当時の書庫主任にねたまれるようになっていった。あざみは協力関係を申し出る会席を設けたが、食後に「偶然」紛れ込んでいた毒茸にあたり、前主任は職務に復帰できないほどの中毒に陥ってしまった。

さらに数年の後、水面院の書庫主任に上り詰めたあざみは、かつて彼女に問いかけた神が単なる「川の精」で、それが「偉大な神」ではなかったことを知る。つまるところ、彼女は生まれもって持ち合わせた探究心の代償として、母や友人を差し出していたのである。

今なお、忌話図/Towazuに関して学院の院長にも秘密の研究を行っているなど彼女の探究心は尽きることがないが、学生からは「何を考えているかわからない」などと揶揄されている。

登場カード

参考

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