Mark Tedin
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Mark Tedin(マーク・テディーン)はマジックのカードのイラストレーターの1人。
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概要
1968年1月25日、アラスカ州のシトカ(Sitka)に生まれる。
多くは彫り込みの深い独特の感触が印象的で、醜悪なクリーチャー、スケールの大きなクリーチャーの威圧感はたまらない。もともとマジックへの参戦のきっかけは親友であるAnson Maddocksの伝であったが、その技術力が買われて、マジックの歴史を見据えてきたかのようなキャリアは瞠目するほどのものとなった。リミテッド・エディションからエルドラージ覚醒までの現在、200近くのイラストを担当している、数少ない黎明期から現代を駆け抜けるアーティスト。
Magicthegathering.comのライターでもあるイラストレーター・Matt Cavottaや、製作監督のBrady Dommermuthをして、「AnsonとTedinはマジックのアートワークの屋台骨を支えた人物」と言わしめた。15年以上に渡るMagicの歴史の中でも希有な才能の持ち主であることは間違いない。
代表作は数知れない。精神攪乱スラル/Mindstab Thrull(イラスト)、ネクロポーテンス/Necropotence(イラスト)、忘れられた古霊/Forgotten Ancient(イラスト)などなど。
彼にまつわる伝説には、例えばこんなものがある。
- ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(イラスト)原画の6時間速描き
- Duelist誌のインタビューに答えたもの。彼自身、かなりの速描きで知られている。
- フェルドンの杖/Feldon's Cane(イラスト)とDelif's Cone(イラスト)伝説
- アナグラムの名称に関わる話。ドトールで歌いながら描いていたらこんなことになったらしい…
- ルーメングリッド/Lumengridのコンセプト・スケッチ。Greg Staplesの落書きに自分なりのアレンジを加えていくと、その強烈なイメージがコンセプトに抜擢された。
- ドトールなどコーヒー・ショップが大好きで、こうした店は同時に彼の第2のアトリエであり、絵の着想が得られる場所である。
- グランプリ千葉15では、開催された結婚式で結婚証明書に記載された新郎・新婦のイラストを手掛けた[1]。
手がけた有名なカード
- 奈落の王/Lord of the Pit(イラスト)
- Chaos Orb(イラスト)
- マナ吸収/Mana Drain(イラスト)
- キマイラ像/Chimeric Idol(イラスト)
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(イラスト)
来日記録
脚注
参考
- marktedin.com
- Behind the Canvas: Mark Tedin(WotC)
- Behind the Canvas和訳 マーク・テディーン編(「あんかば」提供)
- 絵師「Mark Tedin」で検索
- 実在の人物