ヴラーン/Vraan
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ヴラーン/Vraanはミラディンの傷跡ブロック初出のキャラクター。カードとしてはファイレクシア:完全なる統一の処刑者の族長、ヴラーン/Vraan, Executioner Thaneが初出。
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解説
元ミラディン/Mirrodinの吸血鬼/Vampire。男性。新ファイレクシア/New Phyrexiaの黒の派閥、七人の鋼の族長/Seven Steel Thanesの族長の1人(イラスト)。血の族長/Thane of Bloodあるいは処刑者の族長/Executioner Thaneと呼ばれる。
ミラディンにおいて、屍気に汚染されたメフィドロス/Mephidrossはこの次元の吸血鬼の故郷であった。彼ら吸血鬼の中でも、最も腕が立つ暗殺者のみが「冷たき集い/Bleak Coven」に座を与えられる。集いの指導者であるヴラーンがファイレクシア化の力を発見すると、彼とその子分たちは大いにそれを歓迎した。完成化を受け入れた後、彼らは暗殺の技をその新たな社会階級に向けた。ヴラーンは幾つもの殺しを用いて七人の鋼の族長に加わった。噂では、彼は形見の墓所に犠牲者の頭部と記憶を集めているという。
彼はまた、統制を得たファイレクシア人へ自身の従者達を死刑執行人として提供する取引を申し出た。今や冷たき集いの公的構成員と秘密の構成員達は世界のあらゆる場所で見られ、暗殺者や死刑執行人として多くのファイレクシア人指導者のために働いている。
ヴラーンは、機械の始祖へと至る道は敵の遺骸で乱雑に散らかっているものとみなしている。スパイや暗殺者達を通じて、そして彼の工作員達による犠牲によって力を弱めることで、ヴラーンは自身に敵対するのに十分な力を少しずつ排除してゆくことを望んでいる。
ファイレクシア:完全なる統一の時代では、彼はウラブラスク/Urabraskのエリシュ・ノーン/Elesh Nornへの反乱へ手を貸す族長の1人である。
登場
フレイバー・テキストに登場
登場記事・登場作品
- A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Steel Thanes/プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その2(Savor The Flavor 2011年4月13日 Magic Creative Team著)
- 新ファイレクシア急襲 メインストーリー第3話:信じがたい喪失(Daily MTG 2023年1月14日) - 名前のみ登場
- The Legends of Phyrexia: All Will Be One/『ファイレクシア:完全なる統一』の伝説たち(Feature 2023年2月2日 Grace Fong著)