グレイシャン/Glacian
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グレイシャン/Glacianは、スラン/Thran帝国におけるアーティファクト学の第一人者。妻はレベック/Rebbec。カードとしては統率者レジェンズのパワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineerが初出。
スラン帝国の重要人物であったが、下層市民ギックス/Gixによってパワーストーン/Powerstoneで刺され重傷を負ってしまう。パワーストーンの放射により、この傷は主流の魔術では治せないものとなってしまった。そのためレベックによって優生術(機械による肉体改造を伴う外科医療、後のファイレクシア/Phyrexiaの技術の源流)を使えるためにジャムーラ/Jamuraaに流刑されていたヨーグモス/Yawgmothが呼び戻され、彼の治療を受けることになる。
彼はプレインズウォーカー/Planeswalkerではなかったが、数学的必然性から多元宇宙/Multiverseの存在を実証する。それに興味を抱いたプレインズウォーカー・ダヴェッド/Dyfedが彼を訪問をし多元宇宙を見て回る旅に誘ったが、ヨーグモスに先を越されてしまう。
- 実際には彼はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを持っていたと言われる。
死後、その魂はパワーストーンの中に吸収される。そしてこのパワーストーンはヨーグモスが使用していたコイロスの洞窟/Caves of Koilosのポータル/Portalの封印に使われた。
彼の精神はマイトストーン/Mightstoneとウィークストーン/Weakstoneに乗り移り、長い年月を過ごした。それらの石がウルザ/Urzaの頭に納まったとき、すでに半分気が狂ったプレインズウォーカーに絶えぬ責め苦を与え、何度も何度もウルザを狂気の瀬戸際に追いやったのは、ほかならぬグレイシャンの声だった。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
登場作品・登場記事
- The Thran(小説)
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)