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| {{カードテキスト | | {{カードテキスト |
− | |カード名=Nightmare Moon | + | |カード名= Nightmare Moon |
| |コスト= (4)(黒)(黒) | | |コスト= (4)(黒)(黒) |
− | |タイプ=伝説のクリーチャー — Alicorn | + | |タイプ=伝説のクリーチャー - アリコーン(Alicorn) |
− | |カードテキスト=飛行<br>夜間であるかぎり、Nightmare Moonは+2/+2の修整を受け威迫を持つ。<br>(6):Nightmare Moonを変身させる。どのポニーもこの能力を起動することができ、支払うコストを助けることができる。そうしたとき、そのポニーはあなたの友達になる。 | + | |カードテキスト=飛行<br>夜の間に限り、Nightmare Moonは+2/+2の修整を受けるとともに威迫を持つ。<br>(6):Nightmare Moonを変身させる。誰でもこの能力を起動したり、コストの支払いを助けることができる。そうしたなら、彼らはあなたの友達になる。 |
| |PT=6/6 | | |PT=6/6 |
− | |カード名2=Princess Luna | + | |カード名2= Princess Luna |
− | |タイプ2=〔黒〕 伝説のクリーチャー — Alicorn | + | |タイプ2=〔黒〕 伝説のクリーチャー - アリコーン(Alicorn) |
− | |カードテキスト2=飛行<br>このクリーチャーがPrincess Lunaに変身したとき、あなたはゲームの外部からあなたがオーナーでありアートに月が描かれているカードを最大6枚選び、それらを追放する。それらのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを唱えてもよく、あなたの友達もあなたの許可を得て唱えてもよい。(贈り物に感謝を。) | + | |カードテキスト2=飛行<br>このクリーチャーが《Princess Luna》に変身したとき、ゲームの外部からあなたがオーナーでありイラストに月があるカードを最大6枚まで選び、それらを追放する。それらのカードが追放されている限り、あなたはそれを唱えても良く、あなたの友達もあなたが許せばそれを唱えてもよい。(贈り物ありがとう) |
| |PT2=4/4 | | |PT2=4/4 |
| |アーティスト=John Thacker | | |アーティスト=John Thacker |
| |背景=legal}} | | |背景=legal}} |
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− | 「[[Wikipedia:ja:マイリトルポニー|マイリトルポニー]]」に登場するキャラクター、'''プリンセスルナ'''/''Princess Luna''、またの名を'''ナイトメアムーン'''/''Nightmare Moon''が、[[銀枠]][[コラボレーション]]・セット「[[Ponies: The Galloping]]」で[[カード]]化。[[変身する両面カード]]の[[伝説の]][[Alicorn|アリコーン]]。
| + | マイリトルポニーとのコラボレーション・セット「[[Ponies: The Galloping]]」の1枚。 |
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− | [[第1面]]は、邪悪なるナイトメアムーン。[[マナ・コスト]]は6[[マナ]]と[[重い]]が、夜の間[[強化]]される[[常在型能力]]により、夜間であれば8/8[[飛行]]・[[威迫]]と、かなり[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されづらい[[大型クリーチャー|大型]][[フライヤー]]として扱える。さらに特徴的なのが、[[オールプレイ能力|オールプレイ]]型の[[変身]]の[[起動型能力]]。[[起動コスト]]もまた6マナと重いものの、[[助力]]に似たコストの[[支払う|支払い]]を助け合える能力により、[[双頭巨人戦]]などの[[チーム]]を組む[[多人数戦]]では早い段階で変身を狙える。数点の[[ライフ]]の削り合いが重要な局面では[[対戦相手]]の手で[[クロック]]を減らされてしまうというデメリットの側面もあるが、後述する[[アドバンテージ]]量を鑑みれば些細な問題である。
| + | {{未評価}} |
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− | [[第2面]]は、本来の姿を取り戻したプリンセスルナ。[[サイズ]]は一回り縮んでしまったが、変身時の[[誘発型能力]]により[[ゲームの外部]]から最大6枚ものカードを入手できる。「[[イラスト]]に月が描かれていなければならない」という制限こそあるものの、6枚という[[カード・アドバンテージ]]量は[[ゲーム]]を決定づけるのに十分。さらに第1面の起動型能力で友達になった[[プレイヤー]]も[[唱える]]ことができるため、やはりチーム戦で非常に有効に働く。例によって、[[明滅]]や[[バウンス]]で使いまわして[[ドローエンジン]]として扱うのも手だろう。[[狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator]]({{Gatherer|id=294291}})などは併用にうってつけ。[[クリーチャー・タイプ]]を変更する手段があるなら[[月霧/Moonmist]]({{Gatherer|id=274370}})を何度も[[唱える]]のが手っ取り早い。 | + | * [[銀枠]]なので、[[対戦相手]]や[[チームメイト]]のみならず[[ゲームの外部#ゲーム外の人物|ゲーム外の人物]]でも能力を起動したりコストの支払いを助けることができるとしても良いだろう。 |
− | | + | * 月が描かれているカードであれば[[グルランド]]等の土地を追放することも可能だが、[[マナ・コストの無いカード]]は[[唱える]]ことが出来ないので意味はない。 |
− | 協力してくれる「友達」が多ければ多いほど有利なので、[[2人対戦]]より多人数戦向けの一枚。[[追放]]されたカードを唱えることは許可制なので、[[統率者戦]]のような[[無差別戦]]で使っても不利益を産まない点が嬉しい。
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− | *第2面は[[カード名]]にPrincessの名を冠するが、[[貴族]]のクリーチャー・タイプは持っていない。同時収録の[[Princess Twilight Sparkle]]も同様である。これは、貴族の復活した[[エルドレインの王権]]よりも前にデザインされたためであり、[[エラッタ]]等は未定であるとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188135964338/why-did-the-twp-mlp-princesses-miss-out-on-being Why did the twp MLP princesses miss out on being...]([[Blogatog]] [[2021年]]10月4日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | + | |
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− | ==ルール==
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− | ;常在型能力
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− | *宇宙空間で[[ゲーム]]を行っていても、夜間とはみなさない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188171381228/does-nightmare-moon-get-2-2-and-menace-if-im Does Nightmare Moon get +2/+2 and menace if I'm...](Blogatog 2019年10月6日 Mark Rosewater著)</ref>。
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− | *後に[[イニストラード:真夜中の狩り]]発売に伴い[[夜|夜/night]]という[[ゲーム]]の状態が[[総合ルール]]で定義されたが、こちらは'''nighttime'''(夜間)と印刷されており、それとは別なので挙動に変化はない。<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/667701111169351680/in-regards-to-the-silver-bordered-card-nightmare In regards to the silver bordered card, Nightmare...]([[Blogatog]] [[2021年]]11月12日 Mark Rosewater著)</ref>
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− | ;起動型能力
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− | *ルール文章の原文は「'''Anypony''' may activate this ability...」という表記である。''anypony''は作中における言い回しで、我々の世界での''anybody''に相当する語である。ここではマジックの日本語版の翻訳テンプレートに則り逐語訳的に「どの[[ポニー]]も/そのポニーは」と訳したが、語句の用法を鑑みると、ゲームにおいては「どのプレイヤーも/そのプレイヤーは」と解釈するのが適切である。
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− | ;誘発型能力
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− | *アートに月が描かれているかどうかの判断については、類似効果を扱う[[自撮り禁猟区/Selfie Preservation]]の項も参照。
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− | **月は[[イラスト]]に描かれている必要がある。[[イニストラード・ブロック]]などの[[両面カード]]の[[第2面]]の[[枠|カード枠]]部分に印刷されている三日月のシンボル({{Gatherer|id=274373|カード画像}})では条件を満たさない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188126779708/does-moon-icons-in-werewolvestransform-cards Does moon icons in werewolves transform cards...](Blogatog 2019年10月4日 Mark Rosewater著)</ref>。
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− | **[[ミラディン/Mirrodin]]に存在する五つの"月"はあくまでも[[マナ]]の座であり、天体としての月とは異なる。したがってこれらが描かれているカードは条件を満たさない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/637976583871823872/quick-question-for-your-silver-bordered-rules Quick question for your "silver-bordered rules...](Blogatog [[2020年]]12月19日 Mark Rosewater著)</ref>。
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− | ==ストーリー==
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− | '''プリンセスルナ'''/''Princess Luna''、またの名を'''ナイトメアムーン'''/''Nightmare Moon''は、「[[Wikipedia:ja:マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜|'''マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜]]」に登場するキャラクター。
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− | [[Alicorn|アリコーン]]の女性。夜と月の運行を司るプリンセスだったが、孤独と妬みにより邪悪なるナイトメアムーンと化し、月に封印されてしまった。1000年の時を経て復活し、世界を永遠の夜で覆わんとするが、[[Princess Twilight Sparkle|トワイライト/Twilight]]ら6頭の[[ポニー]]達の活躍によって倒され、元の姿を取り戻した。
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− | *変身させるために必要な6マナというコスト、協力して支払える点、協力したポニー達が「友達になる」という点は、上記ストーリーになぞらえたものである。
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− | *キューティーマーク(各ポニーの才能や個性を示す固有のマーク)が[[透かし]]として印刷されている。また、[[新枠|ピンライン]]の色は通常の黒ではなく毛色と同じ色味の黒となっている。
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− | ==脚注==
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− | <references/>
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/magic-extra-life-2019-10-03 Magic Extra Life 2019](News [[2019年]]10月3日 [[WotC]]著) | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/magic-extra-life-2019-10-03 Magic Extra Life 2019]([[Daily MTG]] 2019年10月3日) |
− | *[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] | + | *[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Ponies: The Galloping]] |
− | __NOTOC__
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