「Dungeon Master」を編集中
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|コスト= (2)(白)(青) | |コスト= (2)(白)(青) | ||
|タイプ=プレインズウォーカー — Dungeon Master | |タイプ=プレインズウォーカー — Dungeon Master | ||
− | |カードテキスト=[+1]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーが死亡したとき、各対戦相手は2点のライフを得る。」を持つ黒の1/1のスケルトン(Skeleton)・クリーチャー・トークンを1体生成する。<br/>[+1] | + | |カードテキスト=[+1]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーが死亡したとき、各対戦相手は2点のライフを得る。」を持つ黒の1/1のスケルトン(Skeleton)・クリーチャー・トークンを1体生成する。<br/>[+1]:20面ダイスを1個振る。あなたが1の面を出した場合、あなたの次のターンを飛ばす。あなたが12以上の面を出した場合、カードを1枚引く。<br/>[-6]:あなたは冒険者パーティを得る。(あなたのパーティは先制攻撃を持つ赤の3/3のファイター(Fighter)1体と、絆魂を持つ白の1/1のクレリック(Cleric)1体と、呪禁を持つ黒の2/2のならず者(Rogue)1体と、飛行を持つ青の1/1のウィザード(Wizard)1体である。) |
|PT=1d4+1 | |PT=1d4+1 | ||
|アーティスト=Mike Burns | |アーティスト=Mike Burns | ||
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}} | }} | ||
− | [[2016年]]の[[Heroes of the Realm]]として製作された[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。この[[カード]] | + | [[2016年]]の[[Heroes of the Realm]]として製作された[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。この[[カード]]は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の製作チームに贈られた。 |
同時に作られた他2枚のカードとは異なり、これには[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]に存在しない用語が記されており、D&Dのフレイバー色が非常に強いカードになっている。 | 同時に作られた他2枚のカードとは異なり、これには[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]に存在しない用語が記されており、D&Dのフレイバー色が非常に強いカードになっている。 | ||
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;1つ目の+1能力 | ;1つ目の+1能力 | ||
− | :ダンジョンマスターらしく、D&Dの定番[[クリーチャー|モンスター]]である[[スケルトン]]との[[戦闘]]を演出する[[能力]]。当然これは敵であるので、それを[[コントロール]]するのも[[対戦相手]]。 | + | :ダンジョンマスターらしく、D&Dの定番[[クリーチャー|モンスター]]である[[スケルトン]]との[[戦闘]]を演出する[[能力]]。当然これは敵であるので、それを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するのも[[対戦相手]]。 |
:[[トークン]]はサイズこそ貧弱であるが、こちらに都合よく[[攻撃]]や[[ブロック]]に参加してくれるか分からないのが厄介なところ。 | :[[トークン]]はサイズこそ貧弱であるが、こちらに都合よく[[攻撃]]や[[ブロック]]に参加してくれるか分からないのが厄介なところ。 | ||
:しかし[[プレインズウォーカー/Planeswalker|強大な魔法使い]]である[[あなた]]なら、戦闘に限らずとも敵を[[除去]]する手段には事欠かないはず。狡猾なスケルトンを打ち倒して[[ライフ]][[回復]]を勝ち取ろう。 | :しかし[[プレインズウォーカー/Planeswalker|強大な魔法使い]]である[[あなた]]なら、戦闘に限らずとも敵を[[除去]]する手段には事欠かないはず。狡猾なスケルトンを打ち倒して[[ライフ]][[回復]]を勝ち取ろう。 | ||
;2つ目の+1能力 | ;2つ目の+1能力 | ||
− | : | + | :20面[[ダイス]]による成否の判定を再現した能力。無事に成功すればカードを[[引く]]ことができるが、大失敗するとなんと次の自分の[[ターン]]が[[飛ばす|飛ばされる]]強烈な[[ペナルティ能力|ペナルティ]]が発生する。 |
:[[忠誠度]]を増やしたいなら1番目の能力と選択になる。確率はそれぞれドロー45%、ターンスキップ5%、何も起こらないのが50%。 | :[[忠誠度]]を増やしたいなら1番目の能力と選択になる。確率はそれぞれドロー45%、ターンスキップ5%、何も起こらないのが50%。 | ||
:ダンジョンマスターが定めたこの確率をどう捉えるかはプレイヤー次第。覚悟を決めて挑みたい。 | :ダンジョンマスターが定めたこの確率をどう捉えるかはプレイヤー次第。覚悟を決めて挑みたい。 | ||
;-6能力 | ;-6能力 | ||
− | :''' | + | :'''冒険者パーティ(Adventuring Party)'''というマジックの[[ルール]]にはない用語が登場するが、ここではクリーチャー・トークンを[[生成]]する能力として解釈する。 |
:運が良ければこれが戦場に出た次のターンには[[起動]]でき、4人もの仲間を一度に得ることができるのは嬉しい。 | :運が良ければこれが戦場に出た次のターンには[[起動]]でき、4人もの仲間を一度に得ることができるのは嬉しい。 | ||
:しかし[[P/T]]が心もとない者もおり、彼らを全員活躍させるならサポートが必要だろう。それぞれの固有の能力を活かしたい。 | :しかし[[P/T]]が心もとない者もおり、彼らを全員活躍させるならサポートが必要だろう。それぞれの固有の能力を活かしたい。 | ||
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あなたに利益も不利益ももたらしうる、まさにダンジョンマスターを体現したプレインズウォーカー。彼から課せられたルールに従い、時には試練を乗り越えながら、共に[[ゲーム|シナリオ]]の[[勝利|クリア]]を目指そう。 | あなたに利益も不利益ももたらしうる、まさにダンジョンマスターを体現したプレインズウォーカー。彼から課せられたルールに従い、時には試練を乗り越えながら、共に[[ゲーム|シナリオ]]の[[勝利|クリア]]を目指そう。 | ||
+ | *忠誠度の1d4+1とは「1つの4面ダイスを振って出た面+1」という意味。つまり戦場に出たときの忠誠度は2~5の間でランダムに変化する。 | ||
+ | **4面ダイスは普段なかなか使う機会がないが、「4つの結果が25%ずつの確率で出る」という条件を満たせるなら他の手段で代用してもよい。20面ダイスの面を4つに等分する、6面ダイスの面のうち2つを無視するなど。 | ||
*ダンジョンマスターとは、D&Dで進行役と審判役を担当する人物のこと。一般の[[テーブルトークRPG]]でいうゲームマスターにあたる。 | *ダンジョンマスターとは、D&Dで進行役と審判役を担当する人物のこと。一般の[[テーブルトークRPG]]でいうゲームマスターにあたる。 | ||
− | * | + | *2番目の能力で1の面を出してしまったときのように、判定で特別に大失敗してしまうことをTRPG用語でファンブルと呼ぶ。そしてこれの対にあたるのが[[Sword of Dungeons & Dragons|クリティカル]]である。 |
− | *D& | + | *D&Dにおける冒険者パーティ(Adventuring Party)とは、プレイヤーキャラクター同士で組んだチームのこと。3番目の能力で得られるパーティの[[職業]]は、いずれもD&Dでキャラクターが選択することができるお馴染みのクラスになっている。 |
**この中ではファイター(Fighter)のみマジックの[[クリーチャー・タイプ]]に存在しないが、これは[[戦士]]とほぼ同等のクラス。 | **この中ではファイター(Fighter)のみマジックの[[クリーチャー・タイプ]]に存在しないが、これは[[戦士]]とほぼ同等のクラス。 | ||
**また[[ならず者|ならず者/Rogue]]は日本語版D&Dではローグと訳されている。D&Dの再現に拘るならこちらで呼称してもいいだろう。 | **また[[ならず者|ならず者/Rogue]]は日本語版D&Dではローグと訳されている。D&Dの再現に拘るならこちらで呼称してもいいだろう。 | ||
**もし周囲に手が空いている4人の仲間がいるなら、これらでD&Dのプレイヤーキャラクターのごとくロールプレイしてくれるよう頼んでも面白いかもしれない。[[チャンプブロック]]はまだしも[[生け贄に捧げる|生け贄の餌]]にでもなった時の反応は知る由もないが。 | **もし周囲に手が空いている4人の仲間がいるなら、これらでD&Dのプレイヤーキャラクターのごとくロールプレイしてくれるよう頼んでも面白いかもしれない。[[チャンプブロック]]はまだしも[[生け贄に捧げる|生け贄の餌]]にでもなった時の反応は知る由もないが。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] | *[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] |