「帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen」を編集中

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{{#card:Bladewing the Risen}}
 
{{#card:Bladewing the Risen}}
  
[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]が何らかの理由で死に、[[ゾンビ]]として復活した姿。
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[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]が、何らかの理由で復活した姿。
  
{{Gatherer|id=42024|肉体が朽ちた}}せいか[[速攻]]を失ってはいるものの、[[ドラゴン]]を[[リアニメイト]]する[[ETB]][[能力]]と、[[戦場]]のドラゴンを[[パンプアップ]]する[[起動型能力]]を得た。
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肉体が朽ちたせいか[[速攻]]を失ってはいるものの、[[ドラゴン]]を[[リアニメイト]]及び[[パンプアップ]]させる[[能力]]はなかなか強力。もっとも、パンプアップの方は[[]]にドラゴンがそれなりの数居る事が前提だが。
  
これ自身を他の手段で[[リアニメイト]]したり、[[騙し討ち/Sneak Attack]]と組み合わせたりすればお得感いっぱい。特に騙し討ちならドラゴンを[[墓地送り]]にする手段を兼ねる事もできる。だからといってうっかりもう1体これを[[釣る]]と、[[レジェンド・ルール]]により一方は[[墓地に置く|墓地に置かれる]]ので注意。なお、これを逆手に取った[[コンボ]]も存在する(下部の[[#ルール]]および[[#利用]]参照)。
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==利用==
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[[リアニメイト]][[騙し討ち/Sneak Attack]]と組み合わせればお得感いっぱい。特に[[騙し討ち/Sneak Attack]]ならドラゴンを[[墓地]]送りにする手段を兼ねる事もできる。
  
パンプアップ能力の方は[[戦場]]のドラゴンすべてに効果があるためドラゴンをいくらか並べた状態で使いたくなるが、[[オーバーキル]]か。[[色拘束]]含め[[起動コスト]]が[[重い|重め]]だが、これを普通に[[唱える|唱え]]て[[戦場に出す|戦場に出した]]なら通常2回は[[起動]]できるはずなのでこれ単体を強化して殴るだけでも十分なことが多い。
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*だからといってもう1体これを[[釣る|釣り上げる]]と、[[レジェンド・ルール]]により両方墓地に落ちるので注意。
 
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*[[アイコニックマスターズ]]に新規{{Gatherer|id=439008}}で[[再録]]。[[稀少度]]がアンコモンになり、[[黒赤]]の[[アーキタイプ]]がドラゴン[[シナジー]]なのでその能力を存分に発揮できる。関連のある[[刃の翼の虜/Bladewing's Thrall]]も一緒に新規イラストで再録されている。
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*[[Magic: The Gathering Arena]]では、イベント"ブロール好きのギルド本拠地"での報酬として実装された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033877/ MTGアリーナ:パッチノート 1.06.00.00 (2020年3月12日)](NEWS [[2020年]]3月13日 By MTG Arena Admin)</ref>。これにより[[ヒストリック]]でも使用可能となった。
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==ルール==
 
==ルール==
;[[誘発型能力]]
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また、そのレジェンド・ルールとの相互関係により、[[ループ]]が発生する。
*[[レジェンド・ルール]]との相互関係により、[[ループ]]が発生する。内容は以下の通り。
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#1体目の刃の翼が戦場に出て、その能力(Aとする)が[[誘発]]する。
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#Aによって2体目の刃の翼を戦場に出し、能力Bが誘発する。
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#[[プレイヤー]]が[[優先権]]を得る前に[[状況起因処理]]がチェックされ、片方の刃の翼が[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。
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#状況起因処理のチェックの後に先ほど誘発した能力Bが[[スタック]]に乗るので、墓地にある刃の翼を[[対象]]に選ぶ。
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#Bによって墓地にある刃の翼1体が戦場に戻り、能力が誘発する。(3に戻る)
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*このループは任意で止められるため、[[無限ループ]]ではない(戦場に[[戻す]]能力は、あくまで「戦場に戻してもよい」からである)。
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;[[起動型能力]]
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*[[コントローラー]]問わず、すべてのドラゴンが修整を受ける。
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==利用==
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内容は以下の通り。
[[ヒストリック]][[環境]]で上記のレジェンド・ルールを逆利用して[[無限ダメージ]]を狙う[[ドラゴンストーム]]の一種が存在する<ref>[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0035292/ ドラゴンストーム(ヒストリック)]([[岩SHOW]]の「デイリー・デッキ」 [[2021年]]8月3日)</ref>。手順は以下の通り。
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#[[ルーター]]等を用いて[[ドラゴンの嵐/Dragonstorm]]とこれを[[墓地]]に置いておく。
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#[[ミジックスの熟達/Mizzix's Mastery]]を[[唱える|唱え]]、墓地のドラゴンの嵐を唱える([[ストーム]]2)。
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#[[ライブラリー]]から[[峰の恐怖/Terror of the Peaks]]と帰ってきた刃の翼を[[戦場に出す]]。
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#上記[[#ルール]]のループ1~5を望む回数繰り返して、峰の恐怖の[[誘発型能力]]で[[対戦相手]]を[[焼く|焼き]]切る。
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2.の時点でストームが3以上稼げていれば墓地に刃の翼がいなくてもループへの突入は可能。また、レジェンド・ルールを利用せずとも、[[起動コスト]]にマナ不要・回数制限無しの[[サクり台]]で似たようなループを形成しつつ戦場と墓地を無限に行き来するコンボを狙える。例えば(ヒストリックでは使用できないが)、[[ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment]]なら[[無限ダメージ]]
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#1体目の刃の翼が場に出て、その能力(Aとする)が[[誘発]]する。
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#Aによって2体目の刃の翼を場に出し、能力Bを誘発する。
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#[[プレイヤー]][[優先権]]を得る前に[[状況起因効果]]がチェックされ、2体の刃の翼が墓地におかれる。
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#状況起因効果のチェックの後に先ほど誘発した能力Bが[[スタック]]に乗るので、墓地にある2体の刃の翼の片方を[[対象]]に選ぶ。
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#Bによって墓地にある刃の翼1体が場に戻り、能力が誘発する。(以下繰り返し)
  
==“帰ってきた”ロリックス==
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*上記のループは任意で止められるため、[[無限ループ]]ではない(場に戻す能力は、あくまで「場に戻してもよい」からである)。
一度死んで復活したした経緯は不明。''Risen''には“舞い上がる”や、“蘇る”といった意味があり、初出時は[[クリーチャー・タイプ]][[ゾンビ]]を持っておらず、そのため名前が「蘇った」ではなく「帰ってきた」なのだろう(要は死んでいない)と解釈されることもあった。なお[[2007年9月サブタイプ変更]]でゾンビのクリーチャー・タイプが追加されたことでやはり死んでいたと判明している。
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*[[レジェンド・ルール]]を利用せずとも、[[ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment]]等の[[生け贄に捧げる]]手段で似たようなループを形成しつつ[[無限コンボ]]を狙える。
*“帰ってきた”の訳は、特撮「[[Wikipedia:ja:帰ってきたウルトラマン|帰ってきたウルトラマン]]」の本歌取りであるともされる。そのため、一部では「帰ってきたウルトラマン」の主役のウルトラマンの名前「ウルトラマンジャック」から、「ロリックスジャック」という俗称で呼ばれることも。
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ちなみに彼は帰ってくる際に体中の至る所を盗られており、その盗られた部分をそれぞれカード化したものが[[ドラゴンエンチャント]]である。[[ドラゴンの翼/Dragon Wings|翼]]を盗られたのに[[飛行]]を失っていないのは、元々{{Gatherer|id=205371|2組の翼を持っていた}}ためか。体のパーツをすべて取り戻すと(これに[[ドラゴンエンチャント]]を全て[[つける]]と)こんな感じとなる。
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==その他==
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*[[ドラゴンの翼/Dragon Wings|翼]]を盗られたのに[[飛行]]を失っていないのは、元々{{日本語画像|Rorix Bladewing|2組の翼を持っていた}}ためか。
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*以前は[[クリーチャー・タイプ]]に[[ゾンビ]]を持っておらず、そのため名前が「蘇った」ではなく「帰ってきた」なのだろう(要は死んでいない)と解釈されることもあった。
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*名前は、特撮「[[Wikipedia:ja:帰ってきたウルトラマン|帰ってきたウルトラマン]]」の本歌取りでもある。そのため、一部では「帰ってきたウルトラマン」の主役のウルトラマンの名前「ウルトラマンジャック」から、「ロリックスジャック」という俗称で呼ばれることも。
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*ちなみに彼は帰ってくる際に体中の至る所を盗られており、その盗られた部分をそれぞれカード化したものが[[ドラゴンエンチャント]]である。体のパーツをすべて取り戻すと(これに[[ドラゴンエンチャント]]を全て付けると)こんな感じとなる。
  
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=帰ってきた刃の翼 / Bladewing the Risen
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|カード名=帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen
 
|コスト=(3)(黒)(黒)(赤)(赤)
 
|コスト=(3)(黒)(黒)(赤)(赤)
|タイプ=伝説のクリーチャー ゾンビ(Zombie) ドラゴン(Dragon)
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|タイプ=伝説のクリーチャー - ゾンビ(Zombie) ドラゴン(Dragon)
|カードテキスト=飛行、警戒、トランプル、速攻、畏怖<br>帰ってきた刃の翼が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるドラゴン(Dragon)・パーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻してもよい。<br>(赤):帰ってきた刃の翼は、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。<br>(黒)(赤):すべてのドラゴンは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
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|カードテキスト=飛行、警戒、トランプル、速攻、畏怖<br>帰ってきた刃の翼が場に出たとき、あなたの墓地にあるドラゴン(Dragon)・パーマネント・カード1枚を対象とし、それを場に戻してもよい。<br>(赤):帰ってきた刃の翼は、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。<br>(黒)(赤):すべてのドラゴンは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
 
|PT=7/7
 
|PT=7/7
 
|背景=unlegal
 
|背景=unlegal
 
}}
 
}}
  
ロリックスにはなかった[[警戒]]や[[畏怖]]まで付くという怪しい代物。どう見ても[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]より強い、という突っ込みはお約束。どこかで修行したのだろうか?
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*ロリックスには付いていない[[警戒]]や[[畏怖]]まで付くという怪しい代物。どう見ても[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]より強い、という突っ込みはお約束。どこかで修行したのだろうか?
 
*なお、帰ってくる際に[[刃の翼の虜/Bladewing's Thrall]]を乗せて(乗られて?)帰ってきたようだ。ちなみに、こちらもゾンビである。
 
*なお、帰ってくる際に[[刃の翼の虜/Bladewing's Thrall]]を乗せて(乗られて?)帰ってきたようだ。ちなみに、こちらもゾンビである。
 
*長らくなぜ死んだのかは不明であったが、[[団結のドミナリア]]において名誉を追求するあまり殺されたということがかろうじて明かされた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-youll-find-dominaria-united-2022-09-01 The Legends You'll Find in Dominaria United]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036280/ 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち](Feature [[2022年]]9月1日 [[Roy Graham]]著)</ref>。[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]の[[フレイバー・テキスト]]([[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing|当該ページ]]参照)を鑑みるに、彼が[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends]]として戦ったことがその死に関連しているのだろう。
 
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
{{キャラクターを表すカード/ロリックス}}
+
*[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]
==脚注==
+
 
<references />
+
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[From the Vault:Dragons]]
 
 
__NOTOC__
 
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