シュー・ユン/Shu Yun

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シュー・ユン/Shu Yunタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては運命再編沈黙の大嵐、シュー・ユン/Shu Yun, the Silent Tempestが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkir氏族/Clanジェスカイ道/The Jeskai Wayの運命再編の時代におけるカン/Khan人間の男性(イラスト)。

外見は比較的若いが、実はタルキールで最も年老いた人間の一人である(ジェスカイの民は肉体的瞑想により老化が遅い)。彼は熟練の闘士であり、ジェスカイに伝わるあらゆる戦闘の型を修得している。またそれだけでなく、彼は氏族の構成員全員の戦闘技術の向上に尽力している。その身には殺しの証、幽霊火/Ghostfireの戦士としての証である曲がりくねった龍の刺青が入れられている。

後の時代の伝承によれば、シュー・ユンは石を千の水域に投げ込むことで悟りを得たとされる。彼は湖へ、河へ、海へと石を投げ、さざ波が消えるまでじっと待ち、最終的に水が彼に知恵を授けたのだと。

オジュタイの地下墓地/The catacombs of the Ojutaiと呼ばれる墓地の中には、シュー・ユンと彼の弟子たちが集めた秘密の知識が眠っている。

経歴

カンの落日/Khanfall

サルカン・ヴォル/Sarkhan Volウギン/Uginの命を助けてから数年後、龍の嵐/Dragon tempestsは激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。氏族と龍のパワーバランスは崩れた。

シュー・ユンはこの事態を受け、以前までのタルキールでは到底実現し得なかったこと――5氏族のカンによる頂上会談を主催した。彼の呼びかけに応じ、レイハン/Reyhan、タシグル/Tasigurアリーシャ/Aleshaヤソヴァ/Yasovaディルガー要塞/Dirgur Strongholdに集まった。ヤソヴァは彼らに語った、私はかつて邪悪な龍の精霊とともにウギンを殺そうとしたが、それは愚かな過ちであった。サル-カン/Sar-khanと名乗る謎の男が死の淵にあったウギンをの繭で包み、その命を救った。それ以来龍の嵐は激しくなったと。激昂したレイハンはヤソヴァを責めたが、シュー・ユンとアリーシャに諭され、渋々ながら追及を止めた。彼らが繭の中のウギンを如何にすべきかという建設的な議論を始めたそのとき、龍の襲来を告げる鐘が鳴らされた。

シルムガル/Silumgar率いる龍たちがオジュタイ/Ojutaiの群れと合流し、こちらへ向かってきていた。龍は通常他の種の龍と共闘することはないが、カンを一網打尽にできるというなら話は別だ――タシグルがいつの間にか姿を消していたことから、彼がシルムガルと何らかの取引をし、この会談の情報を漏らしていたことは明白であった。アリーシャたちは龍と戦う覚悟を決めた。シュー・ユンは彼らに無事を祈る言葉を告げ、自分の役目を果たしに行った。彼は弟子クーアン/Quanが今日の会談のすべてを書き記した巻物を――賢者眼の年報/Annals of the Sage Eyeの最新の数章を――ディルガー要塞の地下深くの部屋に隠し、中庭に出た。

彼の目の前にオジュタイが降り立った。彼は訴えた、どうしてもそうしなければならないのなら、私の命を、龍殺しの印を持つ者全員の命を差し出そう。しかし氏族は助けてほしいと。オジュタイはエイヴン/Avenの従者による龍詞/Draconicの通訳を介し、了承の意を伝えた。シュー・ユンは凍てつく氷のブレスに包まれ、絶命した。

オジュタイはその場にいるジェスカイの民に宣言した。今よりジェスカイは存在しない。シュー・ユンと戦死者の死体はすべて葬儀を行うことなく処分され、幽霊火の戦士の刺青を持つ者は全員処刑されると。さらに彼はクーアンに対し、すべての記録から氏族の名と、カンという言葉を抹消するよう命じた。クーアンは願った――シュー・ユンが隠した巻物が無事に保存されることを、そしていつの日か誰かがそれを見つけてくれることを。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

運命再編
強化された知覚/Enhanced Awareness狡猾な一撃/Cunning Strike冬魂のオジュタイ/Ojutai, Soul of Winter

登場作品・登場記事

参考

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