トーク:呼び声の鳴動/Sound the Call

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2010年5月4日 (火) 20:23時点における211.1.219.202 (トーク) - whois による版
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フレイバー・テキストの誤りについて

私の書いた以下の記述が元で編集合戦になっています。

フレイバー・テキストの日本語版に誤りがある。
原文は「If you call the wolves, ensure you have a worthy hunt, or you may become the hunted.(狼を呼び寄せるなら、あなたは実りある狩りを行うことを保障しなさい。さもなければ、あなたが獲物にされてしまう。)」である。
対して日本製品版は「狼を呼び寄せるんなら、いい獲物とするか、いい獲物になるかのどっちかなのを覚悟しておけ。」というように、「hunt」を「いい獲物」に置き換えて韻を踏むことに囚われており、「狼を獲物とする」という真逆の意味を持たせてしまっている。
訳語を「いい獲物」に拘るなら「いい獲物を与えるか、いい獲物になるか」ぐらいに翻訳しないと意味が通じない。

初めに主張を整理させていただきます。

  1. 該当記述を2回削除された61.27.38.222さんは「そもそも和訳に誤りが見られません。事実でない以上独善的な感想でしょう」とおっしゃられています。つまり、原文は「狼を呼び寄せた者(you)と呼び寄せられた狼は狩る狩られるの関係にある」という主張になります。
  2. 211.1.219.202さんは「誤りがある可能性がある(高い)」と記述を修正した上に、「呼び寄せた狼が狩猟対象なのか、それとも狼を利用して別のものを狩るのか、この文(原文)だけでは判断が難しい。」ともおっしゃっています。

原文はそんなに不明瞭なのでしょうか?私はそうは思いません。

まず常識的に考えて狼は狩猟をする動物です。伝承のWild Huntなどでは狼は猟犬のように扱われ、マジックのカードでも狩りの友として描写しているものは少なくありません。では、原文のyou(あなた)と狼はどういう立場にあるのでしょうか?原文を見てみましょう。

If you call the wolves,

仮定の話です。「あなたは狼を呼び出すなら、」

ensure A, or B

「Aを保証できないとBになってしまうだろう。」

Aの文とは、「you have a worthy hunt」

「have a hunt = 狩りをする」ですので、この場合は特に、あなたは「a worthy hunt(価値のある狩り)」をすることを誰かに対して保証しなければ、Bになるということです。
注意して下さい。狩りをすることが主題にあり、狩りの獲物が何かは問題としていません(もちろん狼を獲物にするとは書かれてはいない)。

次にBの文とは、「you may become the hunted」

仮定の話の結論です。「あなたは狩られる側になってしまうだろう」

あなたは狼を呼び出すなら、あなたは価値のある狩りをすることを誰かに対して保証しなければ、あなたは誰かによって狩られてしまうそうです。

原文ではyouとwolvesの他に何者も登場していません。誰かに当てはまる者は、狩猟をする動物であり、しばしば狩りの友として描かれる狼以外にありえないのではないでしょうか。仮に狼でない何かを当てはめるなら、それは何者でしょうか?この原文の流れで狼ほど無理なく当てはまるものはいますか?--ヴぁ 2010年5月4日 (火) 04:30 (JST)

この場合のensureは「特定の他の誰かに何かを保証する」というよりは、「確実に~する」という風に読んだ方が自然に感じられます。make sure (that) ~と同じですね。ただ、ヴぁさんが仰るように保証する対象が狼で単にそれが省略されている、と読めるような気もしますし、実際はカードの効果、背景など総合的に判断すると狩りの対象が狼ということは考えにくいとは思います。しかし誤訳と断言してしまうのも危ういと思ったので断定を避ける内容に修正しました。--211.1.219.202 2010年5月4日 (火) 20:23 (JST)
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