利用者:京狐
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京狐(みやこ)といいます。ドクターフーが好きです。多分、いろんなものが世の中に出てもドクターフーの更新をしている人です。
- Q、ストーリー解説でリンクにめっちゃ動画上がってるけど違法じゃないの?
- A、BBCがDVDの販促やSNSの活性化の ためにアップしています。商用じゃない限り大丈夫です。
目次 |
どうやってもどこにも入らないけど、知ってると言いたくなる豆知識 うまくいったらどこかにねじ込む
- 10代目ドクターを演じたデビット・テナントはハリーポッターシリーズではバーテミウス・クラウチ・ジュニアを演じていた。なのでシェイクスピアが出てくる回ではJKローリングの名前と、ハリポタの呪文を詠唱する場面がある
- 2代目ドクターを演じたパトリック・トラウトンの孫も俳優で、ハリポタでダドリー・ダーズリーを演じていた。
- Planet of Fireの撮影中、ペリ・ブラウンとヴィスラー・ターローの俳優は宿で飼ってた亀を勝手に海に放って通報された
- でも撮影中は真冬のイギリスだったため、ニコラ・ブライアントは凍傷と肺炎になった
- ペリはいわゆるセクシー要員で、プロデューサーが「彼女はよくレオタードやビキニを着ることになる。多くのお父さんが『ドクター・フー』を見ているし、きっとニコラを気に入ってくれるはずだ」と語った。今なら大炎上しそうだが、1984年はゆるかった。
- チーターの星でチーター人間と共演したエース役のソフィー・アルドレットは猫アレルギー
- The Abominable Snowmenというエピソードに登場する雪男][ロボット]はとてもかわいい。しかしジェイミーやドクターはガチで怖がっているためとてもシュール。このエピソードはほとんど削除されているため、[アニメーション]で再現されている。実はとんでもない誤植がある大知性体の策謀/Great Intelligence's Planの「大知性体」(グレート・インテリジェンス)が初登場したエピソードのため、いずれこの節はねじ込まれる。
ラニ
タイムロードの女性科学者。 "The Mark of the Rani"で初登場。"Time and the Rani"と30周年スペシャル"Dimensions in Time"の3話のみ登場する。 科学に憑りつかれた科学者で、実験の目的達成のためにはすべての倫理観が捨て置かれるタイプ。不干渉主義のタイムロードの理念とは真反対の低いモラルを持ち、他者の未来や過去に平気で干渉するため、敵対的なタイムロードである「反逆のタイムロード」にあたる。反逆のタイムロード自体は初代ドクターの頃から登場していたが、女性はラニが初めて。 キャラクターデザインとしては純然たる悪の科学者で、マスターとは違う「好奇心に狂った科学者」としての、ドクターとは反対の存在として描かれた。タイムロードであるため当然ターディスを所持しており、ドクターと違ってカメレオン回路が壊れていないため、周囲に偽装することが出来る。
生成するトークン、「ラニの印」はそのまま初登場のエピソードのタイトルである。 19世紀初頭の鉱山都市キリングワースで、労働者が凶暴化して手あたり次第に人を襲っている。彼らの首にはいつつけられたのか分からない、赤い円形の印があった。 首謀者は銭湯を経営する老婆に化けたラニであり、麻酔を使って眠らせた労働者から脳液を抜き取り、自分の惑星で使うための睡眠安定薬を作っていた。結果的に労働者たちは不眠症になり、使用者に対して反乱を起こしていたのである。ちなみに自身の惑星が不眠に陥った原因は、ラニの別な実験のせいである。
この動きに気づいたマスターは早くにこの地域から産業革命を起こし、ラニと協力して地球を自身の産業基地にしようとたくらむ。しかし6代目ドクター/The Sixth Doctorとペリによる妨害で両者は破れ去る。
"The time and the Rani"では冒頭でいきなりターディスを追撃し、6代目ドクターを7代目ドクター/The Seventh Doctorに再生させるほどの致命傷を負わせる。ただし、どのような経緯で襲ったのかは不明である。(相次ぐ視聴者数低下のため、BBCが6代目ドクターを降板させたため、かなり強引な展開になった) 7代目ドクター/The Seventh Doctrとコンパニオンのメル・ブッシュは昏倒するなか、ラニはメルをターディスから追い出し、メルに変装する。
30周年スペシャルではすべての時代のすべてのドクターを拘束して、時空に閉じ込めるようとする。初代ドクターと2代目ドクターはすでにとらえられ、危険を察知した4代目ドクターが過去未来における各コンパニオンとドクターを呼び集め、時空を股にかけた戦いを行った。30周年スペシャルはイーストエンダーズと不自然なコラボをしたり、予算がない中チャリティ番組だったので俳優はやたら豪華で対するラニは不釣り合いだったりと、ファンの間では諸々不評ではあったものの、ラニの存在感や俳優の演技は一定数評価された。
エース
冒険家サバロムグリッツの宇宙船でウェイトレスをしていた少女。 実は地球出身の不良生徒で母親に対して生まれつきの嫌悪感から反発し、学校で問題行動を繰り返していた。科学のテストは0LEVELでも合格しなかったが、自前の爆弾を作ろうとしたときに失敗し(注:見ている人もよくわからない)、時空のゆがみタイムストームに巻き込まれ(ほんまによくわからない)、宇宙のかなたに飛ばされた((´・ω・`))。 喰いぶちを稼ぐために始めたウェイトレス業はドクターがメルと共に船を訪れた際、客からミルクセーキがまだ固まってるといわれて詰め寄られたため、あまたからぶっかけてクビになった((゚Д゚;))。
エースは旧シリーズ最後のコンパニオンであり、従来路線の「知能担当のドクターと戦士」のコンセプトで設計されたコンパニオンで、上述の手製の爆弾、ニトロ-9を使って施設を破壊したり、バットでダーレクをぶん殴ったりするなど、80年代初頭の不良生徒のような表現が多い。バットは彼女の象徴d的なアイテム。 後に彼女のこのどう考えても無茶苦茶な人生はフェンリックという宇宙の悪の根源が仕組んだものだったことが発覚する。
ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。
旧シリーズと新リーズの間の動向はサラのスピンオフで語られ、慈善事業団体のリーダーとなっていたようで、多額の寄付を集めているという。新シリーズ、Power of Doctorで再登場。Tales of Turdisでは7代目ドクターと再会し、ドクターから改めてフェンリックの呪いのエピソードの時に取った行動について謝罪を受けた。
( ..)φメモメモ
フェンリック、それはこの宇宙の悪の根源そのものであり、あまりに強大ゆえに封印されながらも様々な場所へ呪いをかけて自身の再生を狙っている。地球においてフェンリックは、北欧神話のフェンリルの由来であり、バイキングの血統の中に密かに影響を与えていた。
バイキングの古代の遺物から封印が解かれると、フェンリックは科学者ジャドソンとソ連大尉のソリンを乗っ取り、ドクターへの復讐を画策する。 しかし、この計画の中心はほかならぬコンパニオンのエースだった。
そしてエースがこのフェンリックの子孫であることがこのエピソードで明らかとなる。 エースは生来母親を本能的に嫌い、また水を嫌うなど謎が多いが、これらがすべてこの呪いを受けていたこと、そしてドクターはエースと会った時から彼女の出自を知っていた。つまりフェンリックに近づく手掛かりになるとわかっていながらエースにはそのことを告げずに旅をしていたのである。 ソリン/フェンリックはエースを助けたければ私に屈しろと要求するが、ドクターは無慈悲にエースを殺せという。そればかりか社会不適合者で精神疾患のある女に、そもそも利用価値がないなら時間を無駄にしない、このためにエースはいるとまで言う。あまりのことにエースは絶望し、その場で泣き崩れる。
しかしエンシェント・ワンはソリン/フェンリックをガス室に押し込めると、自らもろともソリンを殺害する。ガス室の爆発からドクターはエースを助け出す。 ドクターは、本気で言ったわけではなく、エンシェント・ワンの行動を促すために、にエースの信頼を打ち砕かなければならなかったのだとエースに説明する。 エースは会話を振り切るように湾口へと飛び込む。あれほど感じていた水への嫌悪感はなくなっていた。
※エースはお手製の爆弾を作ろうとしたときうっかりタイムストームを起こして宇宙のかなたに飛ばされたので、仕方なくその惑星(のちにメルの旦那になるサバロム・グリッツの船)でウェイトレスをしていたよ!(情報過多)
Rose Noble
ローズ・ノーブル
ドナ・ノーブル/Donna Nobleの娘。60周年スペシャル3話にわたって登場する。 トランスジェンダーでノンバイナリー(生物学的性と社会性が一致しないことを自覚しているが、性自認を男性女性どちらでもないものとする人のこと)。 ローズの名前はローズ・タイラー/Rose Tylerから来ているが、ドナは10代目ドクターとの旅の最後で記憶を失っているため、無意識にローズの名前を選んだことになる。
"Star Beast"で地球外生命体、ミープを拾い匿っていたが、母に見つかってしまう。 14代目ドクターと共にミープを追跡してきたラース・ウォーリーアーズからの逃亡を手伝う。しかしラース・ウォーリアーズが一切攻撃や武装をしていないことに気づいたドクターに問い詰められたミープが、その本性を現すとUNITの兵士を操り捕虜にされてしまう。さらにミープは宇宙船を起動しロンドンを破壊する意志を明確にする。 状況を打破するためにドクターはドナをドクター・ドナの状態に戻すことを余儀なくされ、記憶を解放するが、ローズのタイムロードメタクライシスも解放され、UNIT兵士の洗脳を解除した。結果的にローズが負担を分散していたことでドナの命は助かった。
"The Giggle"の終盤では、ノーブル家に家族として迎えられた14代目ドクターに、他の家族に内緒で火星に連れて行って貰った。ドクターのことは叔父として慕っている。
- 同行したドクター
- The Fourteenth Doctor
ドナ・ノーブル
10代目ドクター/The Tenth Doctorのコンパニオン。女性。職業は会社員→フリージャーナリスト→無職 新シリーズシーズン2の最終話「永遠の別れ」のラストカットに初登場。ローズと別れて感傷に浸っていたドクターが操縦ターディスに、訳の分からないまま花嫁姿のまま乗り込んできたドナが、ドクターの口癖である「What?!(何?)」「What!(何よ!)」と言い返すシーンがシーズン2のラストだった。
その続きで2006年クリスマススペシャル「消えた花嫁」に出演。 10代目ドクターと共にラクノスの陰謀を阻止し、ラストシーンで旅の同行者に誘われるが断った。その後はしばらくは就職先を探していたが、徐々にドクターの誘いを断ったことを後悔しはじめ、彼について調べるうちにアディポーズ社の事件に行き当たり、同じく潜入捜査をしていたドクターと再会。新シリーズではローズ・タイラー/Rose Tylerとマーサ・ジョーンズ/Martha Jonesに次いで3人目のコンパニオンとなる。 ローズやマーサはドクターに対して恋心を抱いてたが、ドナは対等な友人関係と呼ぶのが適切である。演じていた俳優のキャサリン・テイトが当時40歳であり、年齢設定もそれに準じたものであったため、行く先で夫婦扱いされてはお互い否定する場面が何度かあった。
気性はやや激しやすくドクターと言い合いになりがちだが、基本的には互いに信頼を置いている。理不尽な状況や罵倒などには、3倍以上の勢いでまくしたてる。 ポンペイでは炎の教団に囚われて殺される寸前でも「後頭部に目を開けるわよ! さっさと放せ!」と怒鳴り散らすほど。 イラストは私掠してきたソンターランの宇宙船でドクターと携帯電話で連絡を取りながら、ソンターランの弱点であるエネルギー吸収口をハンマーで殴って倒したところ。この時の行動がペアを組んで反撃する=結魂と反響能力で表現されていると思われる。
旅の終盤でダーレクと戦い絶体絶命の窮地を脱するため、ターディスの力を用いたタイムロード・メタクライシスの力を用いてダーレクの軍隊を分解する。しかしタイムロードの知識は人類には耐えることが出来ず、このままではドナの命が危険であると判断したドクターによって記憶を消去される。このことは10代目ドクターにとって深い後悔となった。よき友人を失ったため、しばらくドクターは孤独な旅をすることになる。 ウィルフレッド・モット/Wilfred Mottは祖父にあたり、ドナのよき理解者である。
60周年スペシャルに再登場。ドクターと別れたのち娘を出産、登場時点で19歳の娘ローズがいる。
- 同行したドクター
- 10代目ドクター/The Tenth Doctor
リヴァー・ソング
リヴァー・ソング、本名メロディー・ポンドは、11代目ドクターのコンパニオン、エイミー・ポンドとローリー・ウィリアムズの娘で、ドクターの妻である。 エイミー・ポンドがターディス内で懐妊してコヴァリン修道会に胎児の状態で拉致され、サイレンスに育てられる。この時の影響でタイムロードのDNAが彼女に入った。 さらにドクターを暗殺するためにコヴァリン修道会とサイレンスによってさまざまな時空を行き来したため、エイミーより実年齢が上になる。
また、初登場は11代目ドクターより前の10代目ドクターのストーリー、「静寂の図書館」(次元カード)であり、リヴァーはここで死亡する。 つまり、リヴァーソングの物語は逆行しており、彼女の主観時間と視聴者の主観時間の時系列順は大きく異なる。 ドクターにとっては基本的にすべて未来の出来事で、彼女の日記にはこれから起こることが書かれてるため、未来について聞かれると「ネタバレよ」と返す。
アンドロザーニの洞窟
"The Caves of Androzani" ペリとドクターはシリウス系の双子惑星、アンドロザーニを訪れた5代目ドクターとコンパニオン、ペリ・ブラウンは惑星の主要な産業であるスペクトロックスを生産する鉱山、スペクトロックス坑(次元カード)を訪れる。スペクトロックスでは砂漠が広がるアンドロザーの住人たちが、みな使用しているというコウモリが産出する延命薬である。
それ掘削する複合企業モーガスと、それを阻む軍隊とで争いが起きていた。その争いに巻き込まれる形で
アンドロザーニの鉱山で重篤な風土病にかかる
7代目ドクター
6代目ドクターがラニによって襲撃され死亡し、再生した姿。
従来の子供向け番組の路線としてわかりやすさを求め、クエスチョンマークのステッキにシルクハットを被った人懐こそうな笑顔が似合うドクターとなった。スプーンをリズムよくたたいたり、手品やイリュージョンなどをコミュニケーションツールとして使い、好奇心旺盛かつ知識人という従来のドクターの路線に戻った。結果的にこの路線は功を奏し、5年振りに視聴率は安定期に戻った。
しかし安定期に入ったためか、演者が前から望んだ表裏一体の人物像の影の部分が出るようになり、服装もグレーやベージュを基調とした暗いものになっていく。
この時期のコンパニオンだったエースも後に「ドクターはとても腹黒い男だった」と語るほどで、この二面性から「悲しき道化師」とも言われた。
6代目ドクターから引き続き、メル・ブッシュと旅をする。"Dragonfire"でメルはターディスを降り、冒険家のサバロム・グリッツと共に旅に出る。入れ替わりで惑星スヴァルトスでウェイトレスとして働く少女、エースをコンパニオンとする。
しかしこのころからエースの出自について知っていながらも黙っていたり、モンスターやエイリアンが問題を起こすと自死する様に密かに誘導するなど、徐々に影の部分をのぞかせていく。特にダーレク族に対して初めて直接行動に出たドクターで、ダーレクの本拠地、惑星スカロを爆破し、跡形も残さず粉砕した。
7代目ドクターは6代目ドクターのシリーズがBBC上層部によって打ち切られ、最後のチャンスとして与えられたシーズンである。 上述した通りある程度視聴者数は安定したため、ドクターのダークな部分を出した結果、視聴率が右肩下がりに下がっていってしまい、クラシックシリーズは打ち切りが決定する。 ドクターフーのラストシーンは、7代目ドクターとエースの後ろ姿にドクターのナレーションをかぶせたもの。マジックでは探検/Exploreのイラストのシーンである。 原文が長いためフレイバーテキストは省略されている。
"There are worlds out there where the sky is burning, the sea's asleep, and the rivers dream. People made of smoke, and cities made of song. Somewhere there's danger, somewhere there’s injustice, and somewhere else the tea's getting cold. Come on, Ace – we've got work to do!" (意訳)「空は燃え、海は眠り、川は夢を見る世界がある。人々は煙でできており、街は歌でできている。どこかに危険が潜み、不正が蔓延り、どこかで紅茶が冷めている。さあエース!私たちにはやるべきことがある!」
※8代目ドクターに再生したときは既にエースと別れた後であるが、どのように分かれたたのかは不明である。(エースは後にドクタ―と何かのFalloutがあったと語っている)
4代目ドクター
3代目ドクターが「雲の惑星」で致死量の放射線を浴びて再生した姿。 初めてドクターの再生を見たサラ・ジェーンは涙を流し、「泣くな…サラ・ジェーン……」と言い遺した余韻もつかの間、突如チベットの僧侶風のタイムロード、チョー・ジェ(cho-je)がテレポートしてきて、(再生についてあれこれ説明してくれた)。(元はカンポというタイムロードが前の話で再生したもの。後に4代目の再生にかかわるウォッチャーのような存在)
旧シリーズを代表するドクターであり、また1970年代のイギリスを代表する最も有名なSFドラマの主人公である。 その人気は1974年のシリーズで平均視聴者数1000万人を記録したが(この時のイギリスの人口が5600万人前後で、視聴率換算すると常に17%以上)、この3年後にSFの金字塔といわれるスターウォーズが、翌年には未知との遭遇が公開。SFブームの到来で粗造濫造のSF作品が生まれた結果、ドクター・フーは時代遅れとなってゆき、ここをピークに視聴者数は右肩下がりになっていく。ドクターフーの絶頂と凋落の兆しを知るドクターでもある。 ちなみに出演期間は7年で、新リーズを通してもこの年数を上回るドクターは存在しない。 アメリカでも人気のドクターで、シリーズ化に結実しなかったものの、8代目ドクターのテレビ映画を作るきっかけとなる。
3代目ドクターの時代に行われていたアクションは、親世代から子供番組にしては暴力的すぎるとの苦情があったため、徹底的にそうした描写を排除する方針を採った。4代目以降のドクターは基本的に知的だが戦う力はなく、アクションを行うのはコンパニオンの役割となっていく。 4代目ドクターは何をするにしても奇想天外、しかし平和主義かつ正義漢な部分は変わらず持っており、それを侵害するものには容赦ない敵意を表すこともある。
ストーリーでは「かつての伝説的な怪物が実はエイリアン」というような、ゴシックホラーとSFを融合させる試みがなされ、これは後のシリーズに継承されていく。
- サラ・ジェーン・スミスとUNITの外科大尉、ハリー・サリバン
- リーラとK-9
- ロマーナとK-9
- アドリック、ニッサ、
"Logopolice"で叔母にマスターを殺されたスチュワーデス、ティーガン・ジョバンカが加わる。ここでドクターはマスターとの闘いにおいて、アンテナから落下して死亡する。ウォッチャーと呼ばれるドクターを見守る存在から再生エネルギーを受け、アドリック、ニッサ、ティーガンに見守られながら5代目ドクターに再生した。
8代目ドクター
タイムロードの依頼でダーレクに処刑されて遺骨となったマスターを運搬中の7代目ドクター/The Seventh Doctorが、憑依体として復活したマスターによって1999年サンフランシスコのチャイナタウンに不時着させられてギャングの銃撃戦に巻き込まれ、搬送先の病院で死亡し、死体安置所で再生した姿。マスターは救急救命士の体を乗っ取るとドクターから残りの再生エネルギーを吸収し生き永らえようと企む。
1996年の映画版ドクター・フーの主人公で、1990代唯一の新しいドクターである。ドクター・フーの映画はこれまでいくつか作られたものの、アメリカで作られたのは初めてである。シリーズの復活を模索するなか、ユニバーサル・スタジオの出資による大規模な予算によって作られた、正統な続編のドクター・フーである。 映画といってもいわゆるテレビ映画で、映画館で一定期間放映するものではなく、一回きりのテレビ放送のスペシャルを映画館でも放送する形態だった。 結果的にこの映画はイギリスでは高い視聴者数があったものの、肝心のアメリカ本土では9%どまりで、シリーズ化には至らなかった。
ちなみに日本語字幕版のVHSが存在しし、一定数流通したが、明らかにドクター・フーに詳しくない人が翻訳している。ドクターの名前は「フー」だと勘違いしていたり、"時の帝王"ドクター・フーが立ち上がった!!というキャッチコピーは今見るとなかなかのものである。
コンパニオンはグレース・ホロウェイ(Grace Holloway)、心臓外科医である。7代目ドクターを治療する際に二つの心臓の処置が(当たり前だが)出来ず、結果的に医療過誤を起こして死なせてしまい、ドクターの再生のきっかけを作る。全編のヒロインとして扱われ、ドクターとの恋愛要素やそれを思わせるシーンが見らええれる。今回のユニバース・ビヨンドでは8代目ドクター以外最低一人のコンパニオンがカード化されており、グレース・ホロウェイがないのは不自然であるが、これはグレースの版権をユニバーサル・スタジオが所持している関係で、彼女を登場させるには別な交渉が必要だったと思われる。過去にも同様の理由で小説に登場できなかったことがある。また今回のセットには8代目ドクターはすべてテレビシリーズのキャラクターやフレイバーテキストはあるものの、映画版由来のシーンやカットは存在しない。ちなみにマスターもテレビシリーズおなじみのマスターではなく、エリック・ロバーツを起用したこの映画版のみのマスターだが、同様にカード化されていない。
ストーリー終盤では2000年の元旦に"調和の目"を開き、地球を滅ぼそうとするマスターと死闘を繰り広げ、これを打ち倒すとグレースを旅に誘うが、医師としてキャリアを続けたいグレースは断り、ドクターは何処かへと去っていった。
新シリーズではドクターの日の前日譚、ドクター前夜/The Night of the Doctorに再登場。ポール・マグギャン本人が演じた。ダーレクとの全面戦争の果てにタイムロードは狂気に陥る中、ギャリフレイから距離を置きつつ、ターディスで戦乱に困窮する人を少しずつ助けるという消極的姿勢を取っていたことが明らかになる。 最終的にカーンのシスターフッド/Sisterhood of Karnから再生のエリクサーを受け取り、「ドクターはもういらない」と言葉を残し、自らを戦士にすることを選択。ウォードクター/The War Doctorへと再生する。
8代目ドクターは映画の1エピソードの出演にもかかわらず、2024年時点で最も多くのオーディオ・ドラマ、コミック、サイドストーリーに出演したドクターである。こうした人気がサプライズ要素になると判断され、新シリーズに再登場を果たした。
- コンパニオン
- グレース・ホロウェイ/Grace Holloway