グリスト/Grist

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グリスト/Gristは、モダンホライゾン2で登場したキャラクター。カードとしてはモダンホライゾン2の飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tideが初出。

目次

解説

多元宇宙/Multiverseの何処かに存在するプレインズウォーカー/Planeswalker。ムカデ状の昆虫からなる集合体であり意志も目的も不明。その姿はまるで飢餓という概念そのものの化身(インカーネーション)のようですらある(イラスト1イラスト2)。

グリストとして知られる存在の実態は、中心となる女王個体と集団精神を持った無数の昆虫で構成された群れである。群れ全体をプレインズウォークさせることはできないので、女王は次元間を移動した後、人里離れた場所に巣を作り再び群れを成長させる必要がある。群れの各個体には労働者、ドローン、兵士、死体の操作役などの役割が存在し、それぞれが目的に特化した形態をとっている。

経歴

The Tale of the Endless Hunger

いくつもの次元/Planeで囁かれる噂話があった。ある日空に閃光が走った。数日後に異常な数の空飛ぶ昆虫が目撃された。それから1週間ほどして、どこからともなく大量の昆虫が現れ、地上の全てを食い尽くし、どこかへ消えていった―タミヨウ/Tamiyoはこの現象が作物の収穫期に現れることに気付き、じきに収穫期を迎えるエルドレイン/Eldraineを訪ね、僻境/The Wilds近くの小村Mossvergeに滞在するアジャニ/Ajaniと合流する。ほどなくして昆虫の群れが出現する。

プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを探知する魔法を使ったアジャニは、プレインズウォーカーが裏で昆虫を使役しているのではなく、この昆虫の群れ自体がプレインズウォーカーだと突き止める。魂に語りかけるアジャニの魔法とタミヨウの物語の魔法を合わせることで二人はグリストとの意思疎通に成功する。

グリストは食べ物を求めてエルドレインにやってきたのだが、作物が人々の所有物であることも、作物を食べることで人々が困窮することも知らなかった。作物を奪いたくはないが、何も食べずにいることもできない。復興不能なまでに何もかもを食い尽くさないと約束したうえで、昆虫の群れは僻境の森へと飛んで行った。

  • 作中では三人称としてshe/herが用いられている。

登場

登場カード

登場作品・登場記事

公式記事
Magic (BOOM!)

参考

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