インダサ/Indatha
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- サヴァイ/Savai(赤白黒)
- ケトリア/Ketria(緑青赤)
- インダサ/Indatha(白黒緑)
- ラウグリン/Raugrin(青赤白)
- ゼイゴス/Zagoth(黒緑青)
インダサ/Indathaは、イコリア/Ikoriaの地理的区域であるトライオーム/Triomeの一つ。
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解説
白黒緑のトライオーム。支配的な怪物相はナイトメアで、頂点の怪物はネスロイ/Nethroi。
インダサには低い丘陵と謎めいた低地帯が広がり、不気味な発光生物に照らされている(イラスト)。らせん樹と冷え冷えしたシダ地帯が旅人を誘い、それをこの地の恐ろしいナイトメアが喰らうと言われている。インダサは隠れる場所が少なく、視界の開けた場所である。それはつまり、ほとんどの捕食者はその隠密性に頼って獲物を待ち伏せしているということだ。
南のゼイゴス/Zagothの森からインダサ北西の海岸にまで続く低地帯のいくつかは、かつて巨大な足跡によって作られたと言われている。遥か昔に海へと姿を消したイコリア史上最大の怪物、インダス/Indathが残した足跡であると信じる者もいる。
インダサは燐光を発する複数種の夜猫、蝙蝠鳥、昆虫、その他の生物を育んでいる。インダサで最も暗い部類の谷でさえも、大抵は不気味な発光動物に照らされている。
インダサのらせん樹は、根から生長するにつれて複数の幹に分かれ、しばしば互いを回って二重らせんのパターンを描き、梢には広大な群葉を戴く。このようならせん樹の中には、生長する際に水晶やその他の物体を包み込み、一部の夜行性生物を惹きつけると思われる、歪んだ奇妙な形になるものもある(イラスト)。
スカイセイル/Skysail
気球で動く何十もの飛行船から成る、空に浮かぶ「都市」。この聖域は気球と舵の帆の力でほとんど常に浮遊しており、歩く、這う、泳ぐ怪物の脅威の遥か頭上を飛ぶことが可能になっている。その床と梁は極めて軽い木材と翼竜の中空の骨で作られている。個々の気球船は自由に分離したり合体したりすることができる。
スカイセイルの生存戦略は機動性だ。この聖域は一箇所にあまり長く留まらず、それによってイコリアの多くの空飛ぶ怪物の渡りの経路を避けている。実際に襲撃が起こった場合は、スカイセイルは多数の小さな断片に分かれて散らばり、のちに安全な場所で合流する――もしくはおとりの船を送り出し、空飛ぶ脅威を惹きつけて船団の主要部から遠ざけることもできる(イラスト)。
スカイセイルの人間は大胆で自立しており、襲撃を座して待つよりも動き続ける人生の方を好む。この聖域は誇れる軍隊を有してはいるが、敵意ある怪物に対するアプローチはほとんどの場合、触らずに放っておくことである。
空の住民たちが語るところによれば、何世代も前、インダサにはオーン/Ornと呼ばれる壁に守られた聖域があった。この都市は発光する夜猫と蝙蝠鳥によって安全を保っていた。それらが聖域を巡回して塔に巣を作るよう訓練し、聖域を昼夜の別なく明るくしていたのだ。しかしある夜、理由は不明だが、この発光生物たちが現れず、ナイトメアが闇に紛れて門を突破した。オーンの住民の一部は逃げ延びることに成功し、都市から素材を回収して初歩的な熱気球を作り上げた。時を経て、次から次へと気球乗りたちの船が加わって一つになり、今のスカイセイルを作り上げたのだ。
登場
登場カード
カード名に登場
フレイバー・テキストに登場
- イコリア:巨獣の棲処
- たてがみサーバル/Maned Serval、本質の散乱/Essence Scatter、薄暗がりのセンザンコウ/Gloom Pangolin、萎れ/Wilt、再来/Back for More、インダサの水晶/Indatha Crystal
登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Ikoria/プレインズウォーカーのためのイコリア案内(Feature 2020年4月2日 Chris Mooney著)