ギサ・セカーニ/Gisa Cecani
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ギサ/Gisaは、イニストラード・ブロックのキャラクター。闇の隆盛現在カード化はされていない。
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解説
イニストラードに住まう人間の女性。弟としてゲラルフ/Geralfが、遠い親戚として月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarchがいる。
姉弟は元々スレイベン/Thrabenで暮らす高貴な一族の御曹司であったが、とある醜聞(ミケウスの発言から推察すると屋敷への放火)によりムーアランド/Moorlandへと放逐される。追放された姉弟は屍術によって大量のアンデッドの軍団を操り、「屍戦争」と称する争いを行ってムーアランドを荒廃させた。今やその地は彼らが呼び出したグールが自由に闊歩している。
ゲラルフとの関係は険悪。下記にある死体の扱いの違いに加え、自身のルールを押し付ける弟を疎ましく思っているようだ。
「この骨でも喉に詰まらせな、あんちゃん!」― ――ギザからゲラルフへ
グール呼び
ギサはスカーブ師である弟とは違い、グール呼び/Ghoulcallerと呼ばれる屍術士である。
彼らは黒マナを用いてイニストラードのあらゆる墓地からゾンビ達を呼び起こし、従え、己の意のままに動かす。複雑な工程を要するスカーブ/Skaabとは違い、彼女の下僕は即戦力として機能する。とはいえ弟の「作品」もある程度は評価しているようだ。
スレイベンへの侵略
ゲラルフのスレイベン侵略計画を聞かされたギサは、都市と居住者の死体の半分を見返りに弟と共同戦線を組む。スカーブとグールからなるアンデットの大軍団を編成した姉弟は侵攻を開始する。 正門を一瞬で破りスレイベン内部へと進むギサであったが、スカーブ/Skaabが燃えやすい事を見抜いたサリア/Thaliaの機転によりアンデット軍団の殆どを失う。
侵略は失敗に終わった。弟の迂闊さを罵りつつ、彼女は一人荒れ野へと戻っていった。
その他
- 彼女がどのような姿をしているかは明らかにされていないが、プレビュー記事:《不浄なる者、ミケウス》では覚醒舞い/Wakedancerのイラストがイメージとして採用されている。
- 遠沼の骨投げ/Farbog Boneflingerのフレイバー・テキストでは、弟であるはずのゲラルフ相手に「あんちゃん」と叫んでいる。(ついでに名前も誤植されている)ストーリー内ではそれ程重要というわけでもないが、この誤植故に話題にされやすいキャラクター。
登場
フレイバー・テキストに登場
- イニストラード
- グール呼びの詠唱/Ghoulcaller's Chant
- 闇の隆盛
- 遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger、墓所粛正/Gravepurge