館底種/Cellarspawn
提供:MTG Wiki
館底種(かんていしゅ)/Cellarspawnは、ダスクモーン/Duskmournの種族。
目次 |
解説
館底種はヴァルガヴォス/Valgavothの白昼夢の具現/Manifestationであり、彼が思い描く終わりなき恐怖と恐れの世界――彼にとっては美しく、彼以外の全員にとっては恐ろしいもの――を体現した存在だ。館底種が生存者/Survivorを捕らえると、精神が崩壊するかウサギのように心臓が破裂するまで、その者を純粋な恐怖で圧倒する。その結果として収穫されるのは、館底種にとっては御馳走とされる、濃厚で美味な一口の恐怖だ。このようにして収穫された人物は脊遂/Spindrellと成り果てる。それは基本的な意識レベルのみを保持し、永遠の恐怖に浸かった、最低限のものしか持たない犠牲者の精神的残骸だ。
館底種は館/Houseとの間に生来的な繋がりを有し、館の地形を本能的に把握している。館底種は近々生じる館の地形変化を事前に感じ取り、それを利用して生存者に突然の不意打ちを仕掛けることができる。
他の具現と同じく、館底種の大半は館が無意識的に生み出したものだ。これについての主な例外が大主/Overlordである。大主はヴァルガヴォスが意図的に生み出した存在であり、彼が自身の意思を実現する助けとし、ときおり特定の標的への恐怖の作戦を遂行するために創造された。館の五つの領域ごとにそれぞれ一体の大主が存在する。
館底種を出し抜いたり、正面切っての戦闘で倒したりすることはほとんど不可能だ。逃げ延びる唯一の方法は、館底種がこちらへの関心を失うまで避け続けることだ。館底種は実質的に忍耐力や記憶力を持たないため、生存者が充分長い間その注意を引かずにいることができれば、やがて勝手に離れていく。
ゲームでの特徴
いずれもクリーチャー・エンチャントで、ホラーのクリーチャー・タイプを持つ。大主は兆候を持つアバター・ホラーであり、神話レアのサイクルを形成している。
登場
登場作品・登場記事
その他
- cellarは英語で「地下室」「地下貯蔵室」、spawnはここでは「邪悪な存在から生まれ落ちた怪物」の意味(落とし子も参照)。日本語名の「館底種」は意訳と言える。