Ashes of the Sun
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2010年5月25日 (火) 00:29時点における版
Ashes of the Sunは、Harper Prismの小説第七作目(アンソロジーも含めると九作目)。
ドメインズ/The Domains地方に展開される、故郷を失った天涯孤独の女性、アイシュの物語。
余所者にとって、ミノタウルスの政治は難解で―ときには致命的ですらある。
アイシュは知っている。マーチーン山脈に潜む危機を。それこそ将に彼女の望むもの。 ゴブリン戦争で彼女の愛しき故郷はすでに灰燼と化し、その記憶も伝説へと風化しつつある。これ以上、生きて行く意味があろうか? 死ぬ覚悟は出来ている―ゴブリン殺しのさ中、力尽きるというのならば。 だが、マーチーン族のミノタウルスは、アイシュに別の計画を用意する。そこに彼女の死は予定されていない―今のところは。 やがてマーチーン政治の複雑怪奇な網に絡み取られたアイシュは、敵よりも味方の方が余程、油断できぬものと身に沁みるのだ。
Hanovi Braddock 著(1996/03)
注意:作品の内容に関する記述が以下には含まれています。
主な登場人物
- Ayesh(アイシュ)
- ゴブリンの大群に滅ぼされたオネイア/Oneahの生き残りの女性。