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'''培養'''(ばいよう)/''Incubate''は[[キーワード処理]]の一種。[[機械兵団の進軍]]で初登場した。
 
{{カードテキスト
 
|カード名=Eyes of Gitaxias  / ギタクシアスの眼
 
|コスト=(2)(青)
 
|タイプ=ソーサリー
 
|カードテキスト=培養3を行う。(培養器(Incubator)・トークン1つを「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンター3個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)アーティファクト・クリーチャーに変身する。)<br>カード1枚を引く。
 
|PT=
 
|Gathererid=
 
|背景=legal
 
}}
 
{{カードテキスト
 
|カード名=Glistening Dawn  / ぎらつく夜明け 
 
|コスト=(2)(緑)(緑)
 
|タイプ=ソーサリー
 
|カードテキスト=培養Xを2回行う。Xはあなたがコントロールしている土地の数に等しい。(培養Xを行うには、培養器(Incubator)・トークン1つを「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)アーティファクト・クリーチャーに変身する。)
 
|PT=
 
|Gathererid=
 
|背景=legal
 
}}
 
  
==定義==
 
'''培養Nを行う'''/''Incubate N''とは、[[培養器]]・[[トークン]]1つを[[+1/+1カウンター]]N個が[[置く|置かれた]]状態で[[生成]]することを意味する。
 
 
*培養器・トークンは[[定義済みのトークン]]である。その[[第1面]]は「(2):この[[アーティファクト]]を[[変身]]させる。」を持つ[[無色]]の培養器・[[アーティファクト]]・トークンであり、[[第2面]]は無色の0/0の[[ファイレクシアン]]・[[アーティファクト・クリーチャー]]・トークンである。詳細は[[培養器]]の項目を参照。
 
 
==解説==
 
ファイレクシア人が同族を増やすことを表現した[[メカニズム]]<ref name="0036807">[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/march-of-the-machine-learning-part-1 March of the Machine Learning, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036807/ 『機械兵団の進軍』の学び その1](Making Magic 2023年3月29日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
 
機械兵団の進軍では全[[色]]でこのメカニズムを用いているが、[[白]]が最も多く[[赤]]で最も少ない。同セットの[[リミテッド]]では[[黒緑]]の[[アーキタイプ]]となっているほか、ファイレクシアンをテーマとする[[白黒]]とも[[シナジー]]を持つ。[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]では[[高まる脅威/Growing Threat]]([[白黒]])のカードにこれを行うものが存在する。
 
 
*[[展望デザイン]]段階では'''繭'''/''Cocoon''と呼ばれていた<ref name="0036807"/><ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/march-of-the-machine-learning-part-2 March of the Machine Learning, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036821/ 『機械兵団の進軍』の学び その2]([[Making Magic]] [[2023年]]4月3日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<!-- 注:『機械兵団の進軍』の学び その1では培養器トークンの方が「繭」と呼ばれていたように見えますが誤訳です。原文では"Our first stab at this idea, which we called cocoon in vision design (it's called incubate in the set"とincubatorではなくinbubateが繭呼びであったことが明白です-->
 
 
==ルール==
 
*これにより+1/+1カウンターが置かれた状態でトークンが生成されたなら、それは[[植物の喧嘩屋/Botanical Brawler]]のような[[パーマネント]]に[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれることを参照するカードを機能させる({{CR|122.6}})。
 
*培養を行う[[呪文]]や[[能力]]が[[対象]]を取っていた場合、その[[解決]]時にすべての対象が[[不正な対象]]となっていたならば、[[立ち消え]]を起こし培養も行われない。
 
*[[栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus]]などで[[生成]]されるトークンの数を[[置換]]した場合、生成されたトークンそれぞれにN個ずつの+1/+1カウンターが置かれる({{CR|701.6b}})。
 
*[[ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Second]]などで生成されるトークンを培養器でないものに[[置換]]した場合、そのトークンにも+1/+1カウンターは置かれるが、「(2):この[[アーティファクト]]を[[変身]]させる。」は持たない(この能力は定義済みのトークンとしての培養器が持つ能力だからである)。
 
==脚注==
 
<references />
 
==参考==
 
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/march-of-the-machine-mechanics March of the Machine Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036816/ 『機械兵団の進軍』のメカニズム](Feature 2023年3月29日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://media.wizards.com/2023/downloads/MOM_Release_Notes/EN_MTGMOM_ReleaseNotes_20230313.pdf March of the Machine Release Notes]/[https://media.wizards.com/2023/downloads/MOM_Release_Notes/JP_MTGMOM_ReleaseNotes_20230313.pdf 『機械兵団の進軍』リリースノート](Feature 2023年4月7日 [[Jess Dunks]], [[Eric Levine]], and [[Matt Tabak]]著)
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|培養|培養(Incubate)}}
 
*[[培養器]]
 
*[[変身する両面カード]]
 
*[[キーワード処理]]
 
*[[ルーリング]]
 
__NOTOC__
 
{{#cr:{{キーワード処理のCR番号|培養}}}}
 

2023年4月8日 (土) 12:16時点における版

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