グレイシャン/Glacian
提供:MTG Wiki
(誤字修正。) |
|||
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''グレイシャン'''/''Glacian'' | + | '''グレイシャン'''/''Glacian''は、小説[[The Thran]]に登場するキャラクター。[[カード]]としては[[統率者レジェンズ]]の[[パワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineer]]が初出。 |
+ | |||
+ | ==解説== | ||
+ | 古代[[スラン/Thran]]帝国の[[人間]]男性の[[工匠]]({{Gatherer|id=499397}})。妻は[[レベック/Rebbec]]。 | ||
スラン帝国の重要人物であったが、下層市民[[ギックス/Gix]]によって[[パワーストーン/Powerstone]]で刺され重傷を負ってしまう。パワーストーンの放射により、この傷は主流の魔術では治せないものとなってしまった。そのためレベックによって優生術(機械による肉体改造を伴う外科医療、後の[[ファイレクシア/Phyrexia]]の技術の源流)を使えるために[[ジャムーラ/Jamuraa]]に流刑されていた[[ヨーグモス/Yawgmoth]]が呼び戻され、彼の治療を受けることになる。 | スラン帝国の重要人物であったが、下層市民[[ギックス/Gix]]によって[[パワーストーン/Powerstone]]で刺され重傷を負ってしまう。パワーストーンの放射により、この傷は主流の魔術では治せないものとなってしまった。そのためレベックによって優生術(機械による肉体改造を伴う外科医療、後の[[ファイレクシア/Phyrexia]]の技術の源流)を使えるために[[ジャムーラ/Jamuraa]]に流刑されていた[[ヨーグモス/Yawgmoth]]が呼び戻され、彼の治療を受けることになる。 | ||
− | 彼は[[プレインズウォーカー/Planeswalker | + | 彼は[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]ではなかったが、数学的必然性から[[多元宇宙/Multiverse]]の存在を実証する。それに興味を抱いたプレインズウォーカー・[[ダヴェッド/Dyfed]]が彼を訪問し多元宇宙を見て回る旅に誘ったが、ヨーグモスに先を越されてしまう。 |
− | + | ||
− | *実際には彼は[[ | + | *実際には彼は[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を持っていたと言われる。 |
+ | |||
+ | 死後、その魂はパワーストーンの中に吸収される。そしてこのパワーストーンはヨーグモスが使用していた[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]の[[ポータル/Portal]]の封印に使われた。 | ||
+ | |||
+ | 彼の精神は[[Mightstone|マイトストーン/Mightstone]]と[[Weakstone#ストーリー|ウィークストーン/Weakstone]]に乗り移り、長い年月を過ごした。それらの石が[[ウルザ/Urza]]の頭に納まったとき、すでに半分気が狂ったプレインズウォーカーに絶えぬ責め苦を与え、何度も何度もウルザを狂気の瀬戸際に追いやったのは、ほかならぬグレイシャンの声だった。 | ||
+ | |||
+ | ==登場== | ||
+ | ===登場カード=== | ||
+ | *[[パワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineer]] | ||
− | + | ====[[フレイバー・テキスト]]に登場==== | |
+ | ;[[統率者レジェンズ]] | ||
+ | :[[登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension]] | ||
− | + | ===登場作品・登場記事=== | |
+ | *[[The Thran]](小説) | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-2-2020-11-06 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2](Card Preview [[2020年]]11月6日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2021年2月4日 (木) 12:00時点における最新版
グレイシャン/Glacianは、小説The Thranに登場するキャラクター。カードとしては統率者レジェンズのパワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineerが初出。
[編集] 解説
古代スラン/Thran帝国の人間男性の工匠(イラスト)。妻はレベック/Rebbec。
スラン帝国の重要人物であったが、下層市民ギックス/Gixによってパワーストーン/Powerstoneで刺され重傷を負ってしまう。パワーストーンの放射により、この傷は主流の魔術では治せないものとなってしまった。そのためレベックによって優生術(機械による肉体改造を伴う外科医療、後のファイレクシア/Phyrexiaの技術の源流)を使えるためにジャムーラ/Jamuraaに流刑されていたヨーグモス/Yawgmothが呼び戻され、彼の治療を受けることになる。
彼はプレインズウォーカー/Planeswalkerではなかったが、数学的必然性から多元宇宙/Multiverseの存在を実証する。それに興味を抱いたプレインズウォーカー・ダヴェッド/Dyfedが彼を訪問し多元宇宙を見て回る旅に誘ったが、ヨーグモスに先を越されてしまう。
- 実際には彼はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを持っていたと言われる。
死後、その魂はパワーストーンの中に吸収される。そしてこのパワーストーンはヨーグモスが使用していたコイロスの洞窟/Caves of Koilosのポータル/Portalの封印に使われた。
彼の精神はマイトストーン/Mightstoneとウィークストーン/Weakstoneに乗り移り、長い年月を過ごした。それらの石がウルザ/Urzaの頭に納まったとき、すでに半分気が狂ったプレインズウォーカーに絶えぬ責め苦を与え、何度も何度もウルザを狂気の瀬戸際に追いやったのは、ほかならぬグレイシャンの声だった。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Thran(小説)
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)