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− | '''青白コントロール'''(''Blue-White Control'')は、[[白青]]の2[[色]]で構成される[[コントロールデッキ]]。[[青]]の[[パーミッション]]力が重要で青重視となることが多いため、色の順序通りの'''白青コントロール'''(''White-Blue Control'')ではなく、こちらの呼称で呼ばれることが多い。 | + | '''青白コントロール'''(''Blue-White Control'')は、[[白青]]の2[[色]]で構成される[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。[[青]]の[[パーミッション]]力が重要で青重視となることが多いため、色の順序通りの'''白青コントロール'''(''White-Blue Control'')ではなく、こちらの呼称で呼ばれることが多い。 |
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| ==概要== | | ==概要== |
− | 伝統的に[[青]]は[[パーマネント]]の処理が苦手であるため、それを[[白]]の優秀な[[除去]][[呪文]]などで補った[[デッキ]]である。白は唯一[[クリーチャー]]・[[エンチャント]]・[[アーティファクト]]全ての除去が得意な色であり、2色でも十分な対応力を確保できる。[[デッキタイプ]]としては基本的に[[パーミッション]]の構成を取る。[[赤緑]]の[[ステロイド]]と同じく、最もオーソドックスな[[アーキタイプ]]の1つである。
| + | 従来[[青]]は[[パーマネント]]の処理が非常に苦手であったため、それを[[白]]の優秀な[[除去]][[呪文]]などで補った[[デッキ]]である。[[デッキタイプ]]としては基本的に[[パーミッション]]の構成を取る。 |
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− | 序盤は白の[[コントロール (俗語)|コントロール]][[カード]]や青の[[打ち消す|カウンター]]で[[対戦相手]]を止め、中盤以降は青の[[引く|ドロー]]カードや白の[[全体除去]]で[[アドバンテージ]]を積み重ね、終盤はカウンターを構えながら[[大型クリーチャー|大型]][[フィニッシャー]]を展開して勝負を決める。これが定番の[[勝利]]パターンである。他の[[友好色]]2色デッキと比較して、共通する[[対抗色]](である[[赤]]系の)デッキに強いのも特徴で、態勢が整っていない序盤を凌げるか否かで勝敗が分かれることも多い。
| + | 白の[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]][[カード]]や青の[[打ち消す|カウンター]]で[[対戦相手]]を止め、[[大型クリーチャー|大型]][[フィニッシャー]]で勝負を決める。[[赤緑]]の[[ステロイド]]と同じく、最もオーソドックスな[[アーキタイプ]]の1つである。 |
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− | 一般的なパーミッションと比較して特筆すべきは、[[ビートダウンデッキ]]との相性だろう。白の除去が加わったことで、[[展開]]が遅く、[[テンポ・アドバンテージ]]や[[ボード・アドバンテージ]]を得やすい[[ミッドレンジ]]や[[ビッグ・マナ]]系のビートダウンデッキには圧倒的に強くなっている。一方、[[ウィニー]]を筆頭とした展開の早いビートダウンデッキに対する相性は一概にはいえない。全体除去により膨大なボード・アドバンテージを得ることはできるが、それでも展開の速度差があまりに大きいと、こちらのコントロールが確立する前に押し切られる場合もある。[[サイドボード]]から[[回復|ライフゲイン]]や白の優秀な[[小型クリーチャー]]、エンチャント・アーティファクト除去等を投入できるため、サイド後はより幅広いデッキに対抗できる。その時代の[[カードプール]]や[[メタゲーム|メタ]]によるところも大きいが、青単色のパーミッションに比べ柔軟性が大きく増していると言える。
| + | 他のデッキとの相性としては、展開の遅い[[ビートダウン(デッキ)|ビートダウンデッキ]]や、特定の[[キーカード]]に頼ったデッキに強い。前者は[[ミッドレンジ]]や[[ビッグ・マナ]]、後者は[[コンボデッキ]]が典型。 |
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− | カウンターによりコンボデッキに強い点、[[クロック・パーミッション]]や[[手札破壊]]に弱いところは一般的なパーミッションと同様である。一方、カウンターの[[スロット]]を除去等で圧迫しているので、これらの除去が[[腐る|腐りやすい]]純粋なコントロールデッキ相手には、メガ・パーミッションなどよりも分が悪くなっている。
| + | [[ウィニー]]を筆頭とした展開の早いビートダウンデッキに対する相性は一概にはいえない。展開の速度差があまりに大きいとこちらのコントロールが確立する前に押し切られる場合も多いが、そうでなければ強力な[[回復|ライフゲイン]]や白の除去の質次第では後半からの巻き返しも可能。結局はその時代の[[カードプール]]、[[メタ]]よるところが大きい。それ意外だと、純粋な[[パーミッション]]相手には、こちらの除去が[[腐る|腐りやすい]]分コントロールの奪い合いで不利になりやすい。また、[[クロックパーミッション]]や[[手札破壊]]に弱いところはパーミッションと同様。 |
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| カウンターなどの基本的なコントロール向きのカードがあれば簡単に作れるので、現在の[[色の役割]]が変更にならない限り、このアーキタイプが消えることはないだろう。 | | カウンターなどの基本的なコントロール向きのカードがあれば簡単に作れるので、現在の[[色の役割]]が変更にならない限り、このアーキタイプが消えることはないだろう。 |
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| *どちらの[[色]]も[[ダブルシンボル]]のカードを使うため、[[土地]]配分には気を配る必要がある。 | | *どちらの[[色]]も[[ダブルシンボル]]のカードを使うため、[[土地]]配分には気を配る必要がある。 |
− | *全体除去や優秀なフィニッシャーは高い[[稀少度]]に設定されるため、往々にして[[レア]]カード満載になり費用がかかるデッキタイプである。だが、デッキの中心となる高額カード([[神の怒り/Wrath of God]]や[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]など)が[[基本セット]]を中心としているので、初期投資を惜しまなければ、同じカードの使いまわしで長く楽しめるデッキタイプであった。 | + | *往々にして[[レア]]カード満載になり費用がかかるデッキタイプである。だが、デッキの中心となる高額カード([[神の怒り/Wrath of God]]や[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]など)が[[基本セット]]を中心としているので、初期投資を惜しまなければ、同じカードの使いまわしで長く楽しめるデッキタイプであるという見方もできる。 |
− | **ただし[[基本セット2010]]以降はこの手の「定番カード」が稀になり、ストーリーに合わせた調整版が使われるようになったこともあり、[[カジュアルプレイ]]以外だと同じカードで長く楽しめるとは一概にはいえなくなっている。
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| ==スタンダード== | | ==スタンダード== |
| 下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。 | | 下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。 |
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期]]
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラヴニカのギルド~基本セット2021期]]
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期|イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期]]
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期]]
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期]]
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− | *[[青白コントロール/スタンダード/戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期]]
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| *[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期]] | | *[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期]] |
| *[[青白コントロール/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期]] | | *[[青白コントロール/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期]] |
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| *[[カウンターマギータ|マスクス・ブロック構築]] | | *[[カウンターマギータ|マスクス・ブロック構築]] |
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− | ==ヒストリック==
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− | [[ヒストリック]][[環境]]にも存在する。
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− | {{#card: Shark Typhoon}}
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− | 各種[[除去]]と[[打ち消す|カウンター]]でしのぎ、[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]や[[サメ台風/Shark Typhoon]]へとつなぐ。
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− | ===サンプルリスト===
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− | *備考
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− | **[[『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ]] 優勝([https://magic.gg/events/zendikar-rising-championship 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/znrchamps/ 参考])
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− | **使用者:[[Bradley Barclay]]
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[ヒストリック]](~[[カラデシュリマスター]])
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− | {{#MagicFactory: df320290}}
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| ==エクステンデッド(ローウィン期)== | | ==エクステンデッド(ローウィン期)== |
| [[ローウィン]]期の[[エクステンデッド]]にも、青白コントロールは存在する。 | | [[ローウィン]]期の[[エクステンデッド]]にも、青白コントロールは存在する。 |
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| {{#card:Cryptic Command}} | | {{#card:Cryptic Command}} |
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− | [[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]などの優秀な[[クリーチャー]]や[[謎めいた命令/Cryptic Command]]などの[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]・[[流刑への道/Path to Exile]]等の[[除去]]で序盤を凌ぎ、[[プレインズウォーカー]]の[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]で[[戦場]]を制圧、[[フィニッシャー]]で勝利する伝統的な構成である。 | + | [[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]などの優秀な[[クリーチャー]]や[[謎めいた命令/Cryptic Command]]などの[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]・[[流刑への道/Path to Exile]]等の[[除去]]で序盤を凌ぎ、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|ブレインズウォーカー]]の[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]で[[戦場]]を制圧、[[フィニッシャー]]で勝利する伝統的な構成である。 |
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− | 上記の[[ブロッカー]]や[[全体除去]]、そして[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]の存在によりビートダウンに優位に立つことができる。また台所の嫌がらせ屋や[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]により序盤から[[クロック]]をかけることもでき、能動的な立ち回りができるのも利点である。 | + | 上記の[[ブロッカー]]や[[全体除去]]、そして[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]の存在により対[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に優位に立つことができる。また台所の嫌がらせ屋や[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]により序盤から[[クロック]]をかけることもでき、能動的な立ち回りができるのも利点である。 |
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| [[ミラディン包囲戦]]で[[饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine]]が登場してからは[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]を加えた[[青白石鍛冶#エクステンデッド|青白石鍛冶]]が主流となったが、石鍛冶の神秘家は2011年10月1日よりエクステンデッドの[[禁止カード]]に指定されてしまった。 | | [[ミラディン包囲戦]]で[[饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine]]が登場してからは[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]を加えた[[青白石鍛冶#エクステンデッド|青白石鍛冶]]が主流となったが、石鍛冶の神秘家は2011年10月1日よりエクステンデッドの[[禁止カード]]に指定されてしまった。 |
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| {{#card:Stoneforge Mystic}} | | {{#card:Stoneforge Mystic}} |
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− | ===サンプルリスト=== | + | ===サンプルレシピ=== |
| *備考 | | *備考 |
| **[[グランプリアトランタ11]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpatl11/welcome 参考]) | | **[[グランプリアトランタ11]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpatl11/welcome 参考]) |
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| {{#MagicFactory:df304458}} | | {{#MagicFactory:df304458}} |
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| ==エクステンデッド(ローテーション導入後)== | | ==エクステンデッド(ローテーション導入後)== |
| [[エクステンデッド]]に[[ローテーション]]が導入された後、[[デュアルランド]]や[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]などを失い、青白コントロールは一時鳴りを潜めていた。その後、[[ミラディン]]で[[等時の王笏/Isochron Scepter]]を獲得し、[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]との[[コンボ]]を核とした[[セプターチャント]]として[[メタゲーム]]に復帰する。 | | [[エクステンデッド]]に[[ローテーション]]が導入された後、[[デュアルランド]]や[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]などを失い、青白コントロールは一時鳴りを潜めていた。その後、[[ミラディン]]で[[等時の王笏/Isochron Scepter]]を獲得し、[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]との[[コンボ]]を核とした[[セプターチャント]]として[[メタゲーム]]に復帰する。 |
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| ==エクステンデッド(デュアルランド期)== | | ==エクステンデッド(デュアルランド期)== |
− | [[デュアルランド]]時代の[[エクステンデッド]]でもよく見られた[[デッキタイプ]]である。[[意志の力/Force of Will]]、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]などの定番[[カード]]がその骨格を支える。 | + | [[デュアルランド]]時代の[[エクステンデッド]]でもよく見られた[[デッキタイプ]]である。[[Force of Will]]、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]などの定番[[カード]]がその骨格を支える。 |
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| 初期には[[#アイスエイジ・ブロック期|アイスエイジ期のスタンダード]]と同様[[カウンターポスト]]が活躍。 | | 初期には[[#アイスエイジ・ブロック期|アイスエイジ期のスタンダード]]と同様[[カウンターポスト]]が活躍。 |
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| ただ、[[オデッセイ]]以降、[[パーミッション]]としては別に強力な[[青黒コントロール]]の[[サイカトグ#エクステンデッド|サイカトグ]]が登場し、このデッキは活躍の場を奪われてしまった。 | | ただ、[[オデッセイ]]以降、[[パーミッション]]としては別に強力な[[青黒コントロール]]の[[サイカトグ#エクステンデッド|サイカトグ]]が登場し、このデッキは活躍の場を奪われてしまった。 |
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− | ==パイオニア==
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− | [[パイオニア]]でも[[メタゲーム|メタ]]の一角となっている。
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− | {{#card:Teferi, Time Raveler}}
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− | {{#card:Supreme Verdict}}
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− | [[吸収/Absorb]]や[[検閲/Censor]]などの[[打ち消す|打ち消し]]、[[アゾリウスの魔除け/Azorius Charm]]や[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]などの[[バウンス]]で時間を稼ぎ、[[クリーチャー]]が並んだら[[至高の評決/Supreme Verdict]]で[[リセット]]する。[[フィニッシャー]]は[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]や[[太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion]]など。
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− | [[プレイヤーズツアーブリュッセル20]]では使用率3位<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbrussels2020/players-tour-brussels-day-1-pioneer-metagame-2020-01-31 Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming [[2020年]]1月31日 [[Tobi Henke]]著)</ref>、[[プレイヤーズツアー名古屋20]]では使用率4位タイとなった<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033682/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~](EVENT COVERAGE 2020年2月1日 [[小山和志]]著)</ref>。
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− | {{#card:The Wandering Emperor}}
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− | [[2021年]]2月25日に[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]は[[禁止カード]]に指定されたが、以降も[[記憶の氾濫/Memory Deluge]]などの相性の良い新カードを得てメタゲームに留まっている。特に[[神河:輝ける世界]]で登場した[[放浪皇/The Wandering Emperor]]は[[インスタント・タイミング]]で動け[[除去]]にもフィニッシャーにもなる性質からほぼ確実に採用される。
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− | *[[ノンクリーチャー]]にすることで[[孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard]]の[[相棒]]条件を満たす型も存在する。詳細は[[カヒーラ・コントロール]]を参照。
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− | *[[2023年]]6月頃からは、[[睡蓮の原野/Lotus Field]]による[[マナ加速]][[ギミック]]を組み込んだ亜種も登場している。そちらについては[[アゾリウス・ロータス]]を参照。
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− | ===サンプルリスト===
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− | ====テーロス還魂記期====
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− | *備考
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− | **[[プレイヤーズツアーフェニックス20]] ベスト8([https://magic.gg/events/players-tour-phoenix-2020 参考])
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− | **使用者:[[Austin Bursavich]]
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[パイオニア]](~[[テーロス還魂記]])
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− | {{#MagicFactory:df319648}}
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− | *[[テーロス還魂記]]からの新戦力である[[太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesis]]や[[夢さらい/Dream Trawler]]が採用されている。
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− | ====機械兵団の進軍:決戦の後に期====
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− | *備考
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− | **[[プレイヤーズコンベンション千葉23パイオニアオープン]] ベスト8([https://mtg-jp.com/coverage/pcchiba23/ 参考])
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− | **使用者:[[小林輝]]
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[パイオニア]](~[[機械兵団の進軍:決戦の後に]])
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− | {{#MagicFactory:df322220}}
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− | ====ヨーリオン型====
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− | *備考
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− | **Pioneer Challange([[Magic Online]]) 2023年6月17日 準優勝([https://mtg-jp.com/coverage/pcchiba23/ 参考])
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− | **使用者:Kazuga
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[パイオニア]](~[[機械兵団の進軍:決戦の後に]])
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− | {{#MagicFactory:df322221}}
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− | *[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]を相棒にしており、それを活かすために[[海の神のお告げ/Omen of the Sea]]も入っている。
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− | *同イベントの3位(使用者:Tinker_deck)も同様の[[アーキタイプ]]。
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− | ==モダン==
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− | [[モダン]]では[[環境]]初期に[[Caw-Blade]]が少数存在し、[[アヴァシンの帰還]]参入後にはその流れを汲む[[No-Caw]]が[[メタゲーム|メタ]]の一角を担うまでになった。やがて主流は[[赤]]を足した[[トリコロール#モダン|青白赤コントロール]]に移ったが、[[白青|青白]]2[[色]]の[[コントロールデッキ|コントロール]]ないし[[ミッドレンジ]]系の[[デッキ]]も少数ながら存在し続けている。
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− | {{#card:Supreme Verdict}}
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− | {{#card:Cryptic Command}}
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− | [[デッキカラー]]を2[[色]]に抑える利点として、[[幽霊街/Ghost Quarter]]などの[[色マナ]]を生み出さない[[土地]]を採用しやすいという点が挙げられる。
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− | {{#card: Jace, the Mind Sculptor}}
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− | {{#card: Terminus}}
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− | {{#card: Teferi, Hero of Dominaria}}
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− | [[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]が解禁され、[[ドミナリア]]で[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]を獲得すると、メタゲームの中心に食い込んでいる。[[終末/Terminus]]と精神を刻む者、ジェイスの[[シナジー]]が採用され、[[青白奇跡コントロール]]のような動きも見せる。
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− | ===サンプルリスト===
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− | ====初期型====
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− | *備考
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− | **[[世界選手権15]] 第10位、モダン部門3-1 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/2015wc 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/ 参考])
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− | **使用者:[[渡辺雄也]]
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[モダン]](~[[マジック・オリジン]])
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− | {{#MagicFactory:df314582}}
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− | *[[永岩城/Eiganjo Castle]]と[[水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge]]は[[伝説のクリーチャー]]2種のサポートになる。特に水面院と[[龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai]]の組み合わせは強力。
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− | ====ドミナリア参入後====
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− | *備考
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− | **[[グランプリストックホルム18]] 準優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsto18 参考])
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− | **使用者:[[Joel Larsson]]
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− | *[[フォーマット]]
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− | **[[モダン]](~[[基本セット2019]])
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− | {{#MagicFactory: df318770}}
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− | *相手のターンに[[奇跡]]を誘発させるために[[選択/Opt]]が[[血清の幻視/Serum Visions]]よりも優先されている。また、他の[[トップメタ]]である[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]などのために[[失脚/Oust]]や[[残骸の漂着/Settle the Wreckage]]が追加の[[除去]]として投入されている。
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| ==エターナル== | | ==エターナル== |
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| 詳細は[[青白奇跡コントロール#レガシー|青白奇跡コントロール]]を参照。 | | 詳細は[[青白奇跡コントロール#レガシー|青白奇跡コントロール]]を参照。 |
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− | ==パウパー==
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− | [[パウパー]]には[[打ち消す|カウンター]]こそあるものの、[[神の怒り/Wrath of God]]のような[[全体除去]]はないため、なかなか成立しない[[アーキタイプ]]ではあるが、[[ブリンク#パウパー|ブリンク]]や[[現実の酸]]といった[[デッキ]]が存在する。
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− | {{#card: Momentary Blink}}
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− | {{#card: Ephemerate}}
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− | {{#card: Reality Acid}}
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− | 詳細は各ページを参照のこと。
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− | ==脚注==
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− | <references />
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| ==参考== | | ==参考== |
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| *[[デッキ集]] | | *[[デッキ集]] |
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− | {{DEFAULTSORT:あおしろこんとろおる}}
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| [[Category:白青デッキ|*]] | | [[Category:白青デッキ|*]] |
| [[Category:コントロールデッキ|*]] | | [[Category:コントロールデッキ|*]] |
| [[Category:白青コントロールデッキ|*]] | | [[Category:白青コントロールデッキ|*]] |
− | [[Category:スタンダードデッキ]]
| + | [[Category:ブロック構築デッキ|あおしろこんとろおる]] |
− | [[Category:ブロック構築デッキ]] | + | [[Category:スタンダードデッキ|あおしろこんとろおる]] |
− | [[Category:ヒストリックデッキ]] | + | [[Category:エクステンデッドデッキ|あおしろこんとろおる]] |
− | [[Category:エクステンデッドデッキ]] | + | [[Category:レガシーデッキ|あおしろこんとろおる]] |
− | [[Category:パイオニアデッキ]]
| + | [[Category:ヴィンテージデッキ|あおしろこんとろおる]] |
− | [[Category:モダンデッキ]]
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− | [[Category:レガシーデッキ]] | + | |
− | [[Category:ヴィンテージデッキ]] | + | |
− | [[Category:パウパーデッキ]]
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