「緑」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
16行: | 16行: | ||
;[[アーティファクト]] | ;[[アーティファクト]] | ||
− | : | + | :人工物を嫌う性質から壊すのが主。基本的にシナジーを形成しない。 |
− | + | ||
− | + | ||
;[[エンチャント]] | ;[[エンチャント]] | ||
− | :[[誘発条件]] | + | :[[誘発条件]]になったり、数を参照するシナジーを形成したりなど協力関係を持つ反面、破壊する事にも長ける二面性を持つ。 |
;[[土地]] | ;[[土地]] | ||
28行: | 26行: | ||
[[マナ]]の扱いについては5色の中で最も得意であり、前述の土地サーチ、[[マナ・クリーチャー]]によるマナ加速に加え、好きな色のマナを出せるカードが多く[[多色デッキ]]を組む際は緑を入れると安定した動きになる。 | [[マナ]]の扱いについては5色の中で最も得意であり、前述の土地サーチ、[[マナ・クリーチャー]]によるマナ加速に加え、好きな色のマナを出せるカードが多く[[多色デッキ]]を組む際は緑を入れると安定した動きになる。 | ||
− | [[墓地]]に落ちた[[カード]]の回収などにも長けている。この回収効果は[[カード・タイプ]] | + | [[ライフ]][[回復]]、[[墓地]]に落ちた[[カード]]の回収などにも長けている。この回収効果は[[カード・タイプ]]を問わない場合が多いので、汎用性が極めて高い。また、[[青]]に続いてカードの[[引く|ドロー]]が得意。その多くがクリーチャーと関係しており、また、何らかの行動に[[誘発]]してドローできるものが多い。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
クリーチャー以外の[[パーマネント]]の除去は得意。[[帰化/Naturalize]]、[[忍び寄るカビ/Creeping Mold]]や[[茨潰し/Bramblecrush]]のような複数のタイプに効果のあるカードが定番であり、[[腐る|腐り]]にくいのが魅力。 | クリーチャー以外の[[パーマネント]]の除去は得意。[[帰化/Naturalize]]、[[忍び寄るカビ/Creeping Mold]]や[[茨潰し/Bramblecrush]]のような複数のタイプに効果のあるカードが定番であり、[[腐る|腐り]]にくいのが魅力。 | ||
39行: | 33行: | ||
;[[第8版]]([[2003年]]) | ;[[第8版]]([[2003年]]) | ||
:[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]共通で対応する汎用カードは[[解呪/Disenchant]]を持つ白が1番手であったが、[[第8版]]で解呪の代わりに帰化が収録され白を下した。かつては、アーティファクト[[破壊]]は解呪はもとより[[粉砕/Shatter]]にも劣る[[青サビ/Verdigris]]があった事から3番手に位置付けされていた。 | :[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]共通で対応する汎用カードは[[解呪/Disenchant]]を持つ白が1番手であったが、[[第8版]]で解呪の代わりに帰化が収録され白を下した。かつては、アーティファクト[[破壊]]は解呪はもとより[[粉砕/Shatter]]にも劣る[[青サビ/Verdigris]]があった事から3番手に位置付けされていた。 | ||
+ | ;[[時のらせんブロック]]([[2006年]]) | ||
+ | :「[[起動型能力]]の打ち消し」は緑の反アーティファクト性を示す[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[Rust]]に始まり、[[インベイジョン]]では起動型能力全般を打ち消せる[[束縛/Bind]]にまで拡大され緑の領分とされた。[[ディセンション]]で「青が呪文を打ち消し、緑が能力を打ち消す」という発想で[[虚空粘/Voidslime]]が作られるまで続いていたが、[[時のらせん]]で色の役割が見直され、打ち消し全般を扱う青の領分へと移された<ref>[http://mtg-jp.com/reading/mm/0018267/ 霊気の道 その2](Making Magic 2017年1月23日)</ref>。 | ||
;[[基本セット2010]]~[[イニストラード・ブロック]]期([[2009年]]-[[2012年]]頃) | ;[[基本セット2010]]~[[イニストラード・ブロック]]期([[2009年]]-[[2012年]]頃) | ||
:濃霧系の戦闘ダメージの軽減は[[第8版]]より[[白]]に移っていた([[聖なる日/Holy Day]]など)が、[[基本セット2010]]で濃霧が[[再録]]されて以降、緑が第1色で白が第2色という関係となった。 | :濃霧系の戦闘ダメージの軽減は[[第8版]]より[[白]]に移っていた([[聖なる日/Holy Day]]など)が、[[基本セット2010]]で濃霧が[[再録]]されて以降、緑が第1色で白が第2色という関係となった。 | ||
48行: | 44行: | ||
:クリーチャーのパワー分のダメージを与える[[一方的格闘]]については[[鋸歯傷の射手/Jagged-Scar Archers]]のように飛行クリーチャー限定で少数あったが、[[ゲートウォッチの誓い]]の[[ニッサの裁き/Nissa's Judgment]]以降、制限が撤廃されたカードが印刷されるようになった。 | :クリーチャーのパワー分のダメージを与える[[一方的格闘]]については[[鋸歯傷の射手/Jagged-Scar Archers]]のように飛行クリーチャー限定で少数あったが、[[ゲートウォッチの誓い]]の[[ニッサの裁き/Nissa's Judgment]]以降、制限が撤廃されたカードが印刷されるようになった。 | ||
*[[カラデシュ]]から、キーワード能力化されていない回避能力として「[[パワー]]が2以下のクリーチャーによってはブロックされない。」([[威圧]])が多用されるようになった([[ギラプールの案内人/Ghirapur Guide]]など)。 | *[[カラデシュ]]から、キーワード能力化されていない回避能力として「[[パワー]]が2以下のクリーチャーによってはブロックされない。」([[威圧]])が多用されるようになった([[ギラプールの案内人/Ghirapur Guide]]など)。 | ||
− | *速攻に関して緑は第3色と位置付けられていたが、[[ラヴニカの献身]]から第2色へと移された<ref> | + | *速攻に関して緑は第3色と位置付けられていたが、[[ラヴニカの献身]]から第2色へと移された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031648/ 献身の作り方 その2](Making Magic 2019年1月7日)</ref>。 |
===色の理念=== | ===色の理念=== | ||
60行: | 56行: | ||
緑は自分のあるべき姿は自然界によって既に決められていて、それを変えるべきではないと考えているが、青や黒は自分のありようや行動を自分で自由に選択することを是としており、またそのためにしばしば人工物を作って自然を破壊するため、青と黒は緑の対抗色となっている。 | 緑は自分のあるべき姿は自然界によって既に決められていて、それを変えるべきではないと考えているが、青や黒は自分のありようや行動を自分で自由に選択することを是としており、またそのためにしばしば人工物を作って自然を破壊するため、青と黒は緑の対抗色となっている。 | ||
− | *また青は空の色・緑は大地の色という点でも対立関係があり<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/great-mix-part-i-2007-01-22 The Great Mix-Up, Part I] | + | *また青は空の色・緑は大地の色という点でも対立関係があり<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/great-mix-part-i-2007-01-22 The Great Mix-Up, Part I]([[Making Magic]] 2007年1月22日 Mark Rosewater著)</ref>、これは緑に飛行クリーチャーがいない・飛行を持つクリーチャーに直接干渉できる理由でもある。緑にとっての飛行クリーチャーは地面との結びつきを欠いたやや不自然なものでもある<ref>[https://media.wizards.com/podcasts/magic/drivetowork79green.mp3 Drive to Work #79 – Green](2013年12月14日 Mark Rosewaterのポッドキャスト)</ref>。 |
==脚注== | ==脚注== | ||
67行: | 63行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/its-not-easy-being-green-2002-10-21-0 It's Not Easy Being Green](Making Magic 2002年10月21日 [[Mark Rosewater]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/its-not-easy-being-green-2002-10-21-0 It's Not Easy Being Green](Making Magic 2002年10月21日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
− | + | *[http://web.archive.org/web/20090207140740/http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/02/1112.html 緑はつらいよ--もっとも誤解された色](Braingeyser、上の記事の和訳) | |
− | + | *[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/11 Searching Within](Making Magic 2008年11月3日 Mark Rosewater著 [[ナヤ/Naya|ナヤ]]ウィーク記事) | |
− | *[ | + | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/its-not-easy-being-green-revisited-2015-08-10 It's Not Easy Being Green Revisited]/[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20150810 緑への再訪は簡単ではない](Making Magic 2015年8月10日 Mark Rosewater著 [[米村薫]]訳) |
− | + | ||
− | + | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
{{色}} | {{色}} |