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__NOTOC__
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'''ステッカー'''/''Sticker''とは、
[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]草案
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#[[マーカー]]の1種。[[オブジェクト]]の特性を変更したり、[[ルール]]・[[効果]]・[[能力]]などと相互作用する。[[Unfinity]]で初登場した。'''当項目で解説する'''。
==経歴==
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#[[Magic: The Gathering Arena]]で使用可能な追加エモートの一種。キャラクターなどを表したスタンプである。
===[[ドミナリア]]===
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==解説==
リリアナ達が[[ベルゼンロック/Belzenlok]]打破のため[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]でドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。
+
{{カードテキスト
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|カード名=竹馬歩き/Stiltstrider
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|コスト= (3)(緑)(緑)
 +
|タイプ=クリーチャー — サイ(Rhino)・パフォーマー(Performer)
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|カードテキスト=到達<br>竹馬歩きが戦場に出たとき、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。
 +
|PT=5/4
 +
|Gathererid=580697
 +
|背景=legal
 +
}}
 +
{{カードテキスト
 +
|カード名=___ゴブリン/________ Goblin
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|コスト= (2)(赤)
 +
|タイプ=クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ゲスト(Guest)
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|カードテキスト=このクリーチャーが戦場に出たとき、これに名前ステッカー1枚を貼ってもよい。そのステッカーにある母音1つにつき(赤)を加える。(母音はA,E,I,O,U,Yである。)
 +
|PT=2/2
 +
|Gathererid=580670
 +
|背景=legal
 +
}}
 +
{{カードテキスト
 +
|カード名=違法入場/Unlawful Entry
 +
|コスト= (1)(青)
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|タイプ=インスタント
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|カードテキスト=クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受け飛行を得る。<br>あなたがクリーチャー1体にアート・ステッカーを貼るたび、あなたの墓地にあるこれをあなたの手札に戻してもよい。
 +
|Gathererid=580643
 +
|背景=legal
 +
}}
 +
シールを貼り付けることで[[カード]]の情報を追加・変更することができる[[メカニズム]]。([https://mtg-jp.com/reading/publicity/img/20221003a/en_U5HkpsZ6nU.png ステッカー・シートの画像]
  
ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。
+
「ステッカーを貼る」[[効果]]により、ステッカー・シートから貼り付けることができる。[[名前]]や[[絵|アート]]のステッカーは貼るためのコストは必要ないが、[[能力]]や[[パワー/タフネス]]のステッカーを貼るには[[チケット・カウンター]](TK)を消費する必要がある。
  
===[[灯争大戦]]===
+
Unfinityでは全[[]]にステッカーを貼る[[能力]]が存在する。同[[セット]]では、[[名前]]の一部が______(ハイフン)になっており貼られた名前・ステッカーを参照する[[カード]]群が存在する。また、アート・ステッカーには帽子が書かれたものも存在し、[[絵|イラスト]]中の[[帽子]]を参照するカード群との相互作用を生み出せる。
ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは[[次元間の標/Interplanar Beacon]]に導かれラヴニカへと向かう。
+
  
ラヴニカへ到着した直後、[[次元橋/Planar Bridge#ストーリー|次元橋/Planar Bridge]]がギルドパクト庁舎を飲み込み、[[永遠衆/Eternal]]による侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。
+
*名前・ステッカーは一見すると[[黒枠|非どんぐり]][[フォーマット]]においてはUnfinityの名前参照カード以外では役に立たないように見えるが、[[真髄の針/Pithing Needle]]などで指定されたカードの名前を変えることで効果をすり抜けるために使える。
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*ステッカーの糊は付箋程度の弱い粘着力であり、繰り返し貼ったり剥がしたりできるように作られている。
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**ただし、'''[[プレミアム・カード|エッチング・フォイル]]仕様のカードに貼った場合、剥がす時にカード表面が傷む事例が確認されている'''<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/xy87ta/warning_do_not_put_stickers_on_foil_etches_cards/ WARNING: DO NOT put stickers on foil etches cards, it will damage the card!](Reddit - r/magicTCG [[2022年]]10月8日)</ref>。心配ならば[[スリーブ]]の上から貼り付けたり、[[#貼られたステッカーの扱い|後述のように]]代替手段を使うのも手である。
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*Unfinityで登場したステッカー・シートは、いずれも名前3種+アート3種+能力2種+パワー/タフネス2種の構成となっている。
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*ステッカー関連の[[キーワード能力]]として[[キッカー|ステッカー・キッカー]]が存在する。
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*[[総合ルール]]では[[Gatherer]]でステッカー一覧を確認できるとされているが、[[2022年]]10月12日現在、[[Gatherer]]ではステッカー・シートが一切記載されていない。
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*領域を移動しても消えない[[継続的効果]]という点では[[Magic: The Gathering Arena]]の[[永久に]]に通ずる側面がある。なお、ステッカーが考案されたのはそちらよりも先である<ref name="20220920">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/making-space-part-1-2022-09-20 Making Space, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036328/ 宇宙を作る その1]([[Making Magic]] [[2022年]]9月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 +
*このメカニズムと無関係な余談ではあるが、[[開発部]]は不要カードにステッカーを貼りつけることで新カードのテストプレイをしている。[[プロキシ#カードのデザイン中]]も参照のこと。
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==[[ルール]]==
 +
'''[[2022年]]10月12日現在、Unfinity対応の[[総合ルール]]・リリースノートが和訳されていないため、[https://magic.wizards.com/en/rules 英語版総合ルール]および[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 リリースノート]を基にして記述しております。'''
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===ゲーム開始前===
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*[[構築]]でステッカーを用いて[[ゲーム]]を行うプレイヤーは、ゲーム開始前にステッカー・シート最低10枚を公開しなくてはならず、それらは互いに異なる内容のものでなくてはならない。その後、その中から[[無作為に]]選ばれた3枚のステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
 +
*[[シールド]]でステッカーを用いてゲームを行うプレイヤーは、自身の[[カードプール]]にあるステッカー・シート最大3枚をゲーム前に公開する。こうして公開されたステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
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*[[Unfinity]]の[[ブースター・ドラフト]]ではステッカーは[[ドラフト]]せず、自身が開封したブースター・パックから出現した3枚を使用する。
  
さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。
+
===ステッカーを貼る/Put a sticker===
 +
*[[効果]]がプレイヤーに'''ステッカーを([[オブジェクト]])に貼る'''/''put a sticker on an (object)''ことを指示している場合、利用可能なステッカーの中から、現在どのオブジェクトにも貼られていない1枚を貼りつける。
 +
**単に「ステッカーを貼る」とのみ表記されている場合、([[コスト]]さえ支払えるならば)貼るステッカーの種類に制限はない。「名前・ステッカーを貼る」のように種類が指定されている場合はその種のステッカーしか貼ることができない。
 +
*プレイヤーは自身が[[オーナー]]であるオブジェクトにしかステッカーを貼ることができない。そうでないオブジェクトに貼ろうとする場合、その部分は無視される。
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*チケット・シンボルに数字が書かれたステッカーを貼る場合、その数字の分だけ[[チケット・カウンター]]を支払わなければならない。支払えなければそのステッカーは貼れない。
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*既にオブジェクトに貼られたステッカーを別のオブジェクトに移動させる場合、そのチケット・コストを再度支払う必要はない。
  
暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる[[再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged#ストーリー|黒き剣/Blackblade]]も破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|瞑想領土/Meditation Realm]]に片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。
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===貼られたステッカーの扱い===
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*ステッカーは[[オブジェクト]]でも[[トークン]]でも[[カウンター (目印)|カウンター]]でもない。
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*ステッカーによるオブジェクトの変更は[[コピー可能な値]]ではない。
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*オブジェクトに1つ以上のステッカーが貼られている場合、それは'''ステッカーが貼られている'''/''stickered''オブジェクトとなる。
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*ステッカーは、それが貼られたオブジェクトが別の[[公開領域]]へ移動してもステッカーを保持し続ける({{CR|400.7}}に対する例外処理)。[[非公開領域]]に移動した場合は保持されず、元のシートに戻る。
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**トークンが戦場から他の領域に移動し、[[状況起因処理]]で消滅した場合、ステッカーは元のシートへ戻る(最後にいた領域の公開/非公開は関係ない)。
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**パーマネントが[[フェイズ・アウト]]した場合もステッカーは保持される。
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*ステッカーが貼られた1枚以上のカードが[[変容]]し合同パーマネントとなる場合、合同したパーマネントはそれらすべてのステッカーを保持している。
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**元のステッカーの[[タイムスタンプ]]は保持したままである。
 +
*ステッカーが貼られたオブジェクトが[[合体カード]]の構成要素となる場合、合体後のパーマネントにステッカーが貼られた状態になる。
 +
*合同または合体したパーマネントが[[戦場]]から他の公開領域へ移動する場合、その構成要素のうち[[オーナー]]が選んだ1つだけがステッカーを保持する。
 +
*ステッカーの物理的位置は([[黒枠|非どんぐり]]の範疇では)機能に影響しない。
 +
**貼ったステッカーの情報さえわかれば、'''実際にステッカーを貼るのではなく、メモなどで代用しても構わない'''<ref name="20220920"/><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/690640495809019904/back-in-november-we-said-that-the-draft-boosters Back in November we said that the draft boosters…]([[Blogatog]] [[2022年]]7月24日)</ref>。
  
===[[War of the Spark: Forsaken]]===
+
===名前・ステッカー/Name Sticker===
===[[ゼンディカーの夜明け]]===
+
*名前・ステッカーが貼られたオブジェクトは、英語名にそのステッカーに書かれた単語が追加される。これは[[文章変更効果]]である。
ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波で[[エレメンタル]]が死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。
+
*名前・ステッカーに関連するルールと効果において、オブジェクトの「単語」とは、他の非空白文字から1つ以上の空白で区切られた非空白文字の塊のことである。
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**ハイフンや句読点を含む単語は1単語として扱われる。例えば、[[核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur]]の"Jin-Gitaxias,"部分は1単語である。"Jin"と"Gitaxias"、あるいは"Gitaxias"と","の間に名前を追加することはできない。
 +
**[[___ゴブリン/________ Goblin]]のように、______(ハイフン)で示されている空白行は単語として扱われない。
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*名前・ステッカーがオブジェクトに貼られたとき、そのオブジェクトの[[コントローラー]]はステッカーの単語を名前のどの位置に追加するかを選択・発表する。
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**例:[[仔熊/Bear Cub]]に"Dark"の名前・ステッカーを貼る場合、コントローラーは変更後の名前を"Dark Bear Cub"か"Bear Dark Cub"か"Bear Cub Dark”から選び、その後それを発表する。
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**元のオブジェクトに名前がない場合([[_____]])、追加された単語が名前となる。
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*大文字と小文字は同じ文字として扱われる。
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*効果が母音の種類数/unique vowelsを参照している場合、一度の処理で同じ母音を二度数えることはない。
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*[[銀枠|アン・ゲーム]]でないゲームで英語版以外のカードに名前・ステッカーを貼る場合、英語名を基にどの位置に名前を追加するか決定する。
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**アン・ゲームでは実際のカードに印刷された名前を基に単語の追加位置を決め、英語名ではなくカード印刷された名前にステッカーの名前が追加される。
  
歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、[[乱動/The Roil]]が止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。
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====名前・ステッカーと他の名前変更要因の相互作用====
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*名前・ステッカーにより変更された名前は、他の効果やパーマネントの[[位相]]([[表向き]]/[[裏向き]])などにより変更されることがある。
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*1つ以上の名前・ステッカーが貼られたオブジェクトの名前は、そのオブジェクトの[[コピー可能な値]]からはじめ、各ステッカーと他の文章変更効果を[[タイムスタンプ順]]に適用する。
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*それぞれの名前・ステッカーの位置は、貼られたオブジェクトで何単語目の前後にあったかを記憶する。
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*オブジェクトが別の名前になった際、名前・ステッカーの貼られた位置より単語数が少ないオブジェクト名となったなら、名前・ステッカーで追加される単語は変更後の名前の最後尾に付く。
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*オブジェクトに貼られた名前・ステッカーの位置と[[タイムスタンプ]]の順序は、それが別の公開領域へ移動しても保持される({{CR|400.7}}に対する例外処理)。
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**例1:[[追放]][[領域]]にある[[願いのフェイ/Fae of Wishes]]に"Mana"の名前・ステッカーが貼られ名前が"Fae of '''Mana''' Wishes"となっている。これを何らかの手段で追放領域から[[出来事]]の成就/Grantedとして[[唱える|唱え]]た場合、その出来事の名前は"Granted '''Mana'''"になる。[[解決]]後、再び追放された願いのフェイは元のステッカーの位置を記憶しているため、名前が"Fae of '''Mana''' Wishes"に戻る。
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**例2:[[背くもの/It That Betrays]]に"Eldrazi"の名前・ステッカーを貼り名前を"It That Betrays '''Eldrazi'''"とした後、それが[[道の探求者/Seeker of the Way]]のコピーとなった場合、名前・ステッカーの位置が3語目の次にあるという情報が保持されるため、名前は"Seeker of the '''Eldrazi''' Way"となる。
 +
**例3:名前・ステッカーを貼られたクリーチャーに後から[[証人保護/Witness Protection]]を[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]した場合、タイムスタンプ順で最も新しい証人保護により、そのクリーチャーの名前は「れっきとした実業家/Legitimate Businessperson」になる。
  
ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。
+
===能力・ステッカー/Ability Sticker===
 +
*能力・ステッカーを貼られたパーマネントや戦場以外の領域にあるカードは、そのステッカーに印刷された[[能力]]を[[得る]]。
 +
*効果が能力・ステッカーの能力を参照する場合、それが貼られたオブジェクトが何らかの効果により能力を[[失う|失って]]いてもステッカーに印刷された能力を参照できる。
  
===[[ファイレクシア:完全なる統一]]===
+
===パワー/タフネス・ステッカー/Power and Toughness Sticker===
===侵略後===
+
*パワー/タフネス・ステッカーが貼られた[[戦場]]に存在する[[クリーチャー]]や[[機体]]、ならびに戦場外に存在するそれらのカードの基本の[[パワー/タフネス]]は、そのステッカーに印刷された値になる。
===サンダー・ジャンクションの無法者===
+
**複数枚のパワー/タフネス・ステッカーが貼られている場合は[[タイムスタンプ順]]に基づきパワー/タフネスが決定される。複数の値を持つわけではない。
 +
**基本のパワー/タフネスに*の表記があり特性定義能力でそれが決定されるクリーチャーにパワー/タフネスステッカーを貼った場合、基本のパワー/タフネスが上書きされるため、ステッカーが貼られている間はその特性定義能力が意味をなさなくなる。
 +
*ステッカーのパワーやタフネスを参照する効果は、パワー/タフネス・ステッカーのみを参照できる。
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*クリーチャーでないパーマネントにパワー/タフネス・ステッカーを貼った場合、それがクリーチャーになった時にステッカーに貼られた値が基本のパワー/タフネスとなる。
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**[[覚醒]]のようにクリーチャー化の際にパワー/タフネスを上書きする効果においては、上書きされた値が優先される。
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 +
===アート・ステッカー/Art Sticker===
 +
*アート・ステッカーは他の呪文や能力に参照される形以外ではゲームに影響を及ぼさない。
 +
 
 +
==ステッカー一覧==
 +
[[Unfinity]]では全48種類のステッカー・シートが収録されている。詳細は以下の公式記事を参照。
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-and-stickers-unfinity-2022-09-27 The Tokens and Stickers of Unfinity]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036361/ 『Unfinity』のトークンとステッカー](Card Preview [[2022年]]9月27日 [[Adam Styborski]]著)
 +
 
 +
==開発秘話==
 +
この[[メカニズム]]の原点はボードゲームの一ジャンルである「レガシー」(ゲーム道具にシールを貼ったり破壊したりするため、一度しか遊べないもの)、それの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]版というアイデアにある。ただし、実際にUnfinityの[[先行デザイン]]が始まると「レガシー」的な性質ではなく、その[[ゲーム]]中に一時的な変更を加えるものに方針変更された。
 +
 
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プレイテストでは4種のステッカーのどれでも制限なく貼ることができたが、直接的に[[ゲーム]]に影響を及ぼす「能力」および「パワー/タフネス」ばかりが使われ、[[シナジー]]ありきの「名前」や「アート」はほとんど使われなかった。これを解消するためにカードごとに使用できるステッカーの種類を制限したが、特定タイプのステッカーを用いるカードしか使用しなかった場合ステッカー・シートの一部が未使用のままになるという問題が浮上した。加えて、各能力・各パワー/タフネスがそれぞれ等価のためバランス調整がしづらいことも懸念点であった。
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 +
次に、ステッカーごとに貼るための[[マナ・コスト]]を設定したが、貼るためのカードに[[マナ]]を使うとステッカーに割く分が残りにくいという問題があった。最終的に、マナではなく[[チケット・カウンター]]を[[コスト]]として使用することとなった<ref name="20220920"/>。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references />
 +
==参考==
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-mechanics-2022-09-20 Unfinity Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036347/ 『Unfinity』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2022年9月20日 [[Matt Tabak]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 Unfinity Release Notes]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月7日)
 +
*[[ルーリング]]
 +
*[[マーカー]]

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