「ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist」を編集中
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==[[オラクル]]の変遷== | ==[[オラクル]]の変遷== | ||
− | [[ラヴニカ:ギルドの都]] | + | |
+ | [[ラヴニカ:ギルドの都]]印刷当時のテキストは以下の通り。 | ||
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名=Circu, Dimir Lobotomist | + | |カード名=ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist |
|コスト=(2)(青)(黒) | |コスト=(2)(青)(黒) | ||
|タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard) | |タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard) | ||
|PT=2/3 | |PT=2/3 | ||
|カードテキスト=あなたが青の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。 <br>あなたが黒の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。<br>あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによってゲームから取り除かれた、いずれかのカードと同じカード名を持つ土地でないカードをプレイできない。 | |カードテキスト=あなたが青の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。 <br>あなたが黒の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。<br>あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによってゲームから取り除かれた、いずれかのカードと同じカード名を持つ土地でないカードをプレイできない。 | ||
− | |背景= | + | |背景=legal |
}} | }} | ||
当時は[[追放]]は「カードをゲームから取り除く/remove a card from the game」 というルールだったため、3つの能力を持つこのカードには「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの~/target player's library.」まで書くスペースが無かった。そのため[[領域]]そのものも対象に選べるよう[[総合ルール]]が変更され、ライブラリーそのものを対象に選ぶ唯一のカードとなった。プレイヤー固有の領域を対象に取るデザインはプレイヤーが[[呪禁]]を得た場合以外には機能的に殆ど変わらないため、[[開発部]]は領域そのものを対象に選ぶデザインをこれ以降取り扱うことは無かった。 | 当時は[[追放]]は「カードをゲームから取り除く/remove a card from the game」 というルールだったため、3つの能力を持つこのカードには「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの~/target player's library.」まで書くスペースが無かった。そのため[[領域]]そのものも対象に選べるよう[[総合ルール]]が変更され、ライブラリーそのものを対象に選ぶ唯一のカードとなった。プレイヤー固有の領域を対象に取るデザインはプレイヤーが[[呪禁]]を得た場合以外には機能的に殆ど変わらないため、[[開発部]]は領域そのものを対象に選ぶデザインをこれ以降取り扱うことは無かった。 | ||
− | [[基本セット2010]] | + | [[基本セット2010]]による総合ルール&オラクル変更によりオラクル上のテキストは大分スッキリし、プレイヤーを対象に選んでも[[文章欄]]に収まりそうになった。 |
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名=Circu, Dimir Lobotomist | + | |カード名=ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist |
|コスト=(2)(青)(黒) | |コスト=(2)(青)(黒) | ||
|タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard) | |タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard) | ||
|PT=2/3 | |PT=2/3 | ||
|カードテキスト=あなたが青の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。 <br>あなたが黒の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。 <br>あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによって追放されたカードと同じカード名を持つ土地でないカードを唱えられない。 | |カードテキスト=あなたが青の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。 <br>あなたが黒の呪文を唱えるたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードを追放する。 <br>あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによって追放されたカードと同じカード名を持つ土地でないカードを唱えられない。 | ||
− | |背景= | + | |背景=legal |
}} | }} | ||
だがシアクーが[[再録]]される機会が無く、使用頻度も低いカードだったので特に変更されることもなく放置された。 | だがシアクーが[[再録]]される機会が無く、使用頻度も低いカードだったので特に変更されることもなく放置された。 | ||
− | [[2017年]]4月のオラクル変更で3番目の能力が[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]などと共に、同じ名前のカードのプレイを禁止するのではなく同じ名前の呪文を唱えられなくなるよう変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/amonkhet-update-bulletin-2017-04-28 Amonkhet Update Bulletin](Feature | + | [[2017年]]4月のオラクル変更で3番目の能力が[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]などと共に、同じ名前のカードのプレイを禁止するのではなく同じ名前の呪文を唱えられなくなるよう変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/amonkhet-update-bulletin-2017-04-28 Amonkhet Update Bulletin](Feature 2017年4月28日)</ref>。これによって[[等時の王笏/Isochron Scepter]]などのカードの[[コピー]]を唱えることを禁止できるようになった。 |
− | [[ギルド・キット]]でシアクーが[[再録]]されることを受け、開発部はいい機会と見て対象のルールから領域を除くとともに、[[2018年]]9月のオラクル変更とともに現在の文章のカードを印刷した<ref> | + | [[ギルド・キット]]でシアクーが[[再録]]されることを受け、開発部はいい機会と見て対象のルールから領域を除くとともに、[[2018年]]9月のオラクル変更とともに現在の文章のカードを印刷した<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0031188/ 『ラヴニカのギルド』オラクル変更](News 2018年9月28日)</ref>。この変更でプレイヤーの[[呪禁]]を通り抜けられなくなった。 |
− | *[[ | + | *[[銀枠]]にはライブラリーを対象に取るカードが残っている。→[[Nerf War]] |
==関連カード== | ==関連カード== | ||
48行: | 49行: | ||
{{サイクル/ラヴニカ・ブロックの伝説のクリーチャー2}} | {{サイクル/ラヴニカ・ブロックの伝説のクリーチャー2}} | ||
− | == | + | ==参考== |
<references /> | <references /> | ||
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*[[ライブラリー破壊カード]] | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
*[[ディミーア家/House Dimir]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ディミーア家/House Dimir]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] | ||
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